パチスロメーカー「アイウィル」が発売した5号機パチスロ全機種を掲載。
発売年月順に筐体画像とリール配列、そしてボーナス確率と機械割を掲載しております。
パチスロメーカー「アイウィル」とは?
「アイウィル」は、2010年導入機種にパチスロ業界へ新たに参入したメーカーでした。参入機種である「沖楽」は、その液晶の両サイドに配置された花火ランプが点灯することでボーナスを知らせる、シンプルかつ魅力的な告知機能が特徴です。この機種はRT(リプレイタイム)などの追加機能を排除し、ボーナス自体の純粋な楽しさをプレイヤーに提供する設計となっています。
さらに、「バリスタゴルフ」や「楽々温泉記」など、他の機種も独自のテーマと演出を持っています。「バリスタゴルフ」はゴルフをテーマにしたART(アシストリプレイタイム)機で、さまざまなARTモードを搭載しており、プレイヤーに多様なゲーム体験を提供します。このように、アイウィルは異なるテーマや演出を駆使し、プレイヤーに新しい楽しみを提供することを目指している画期的なメーカーでした。
残念ながら2011年導入機種のバリスタゴルフを最後にパチスロ事業からは撤退してしまいましたが、目を奪う個性的な筐体の印象はスロッターの中に今なお残り続けています。
2010年導入機種
沖楽
基本スペック
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導入日: 2010年9月
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ブランド: アイウィル
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種別: Aタイプ
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ボーナス仕様: BIG: 約312枚 / REG: 約130枚
筐体

リール配列

ボーナス確率
| 設定 | BIG | REG | 合成 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/284.9 | 1/442.8 | 1/173.4 |
| 2 | 1/280.1 | 1/420.1 | 1/168.0 |
| 3 | 1/280.1 | 1/327.7 | 1/161.0 |
| 4 | 1/266.4 | 1/321.3 | 1/145.6 |
| 5 | 1/266.4 | 1/268.6 | 1/133.7 |
| 6 | 1/257.0 | 1/260.1 | 1/129.3 |
機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.9% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 101.0% |
| 4 | 103.0% |
| 5 | 104.9% |
| 6 | 107.6% |
ゲーム性の特徴と魅力
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新規メーカー「アイウィル」の参入第一弾として登場した本機は、レバーON時にリールサイドのハイビスカスランプが点灯すればボーナス確定となる、完全告知の沖スロ風マシンです。ゲーム性に複雑な要素はなく、初心者からベテランまで誰でも安心して楽しめるシンプルな作りが最大の特徴と言えるでしょう。
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告知演出の主役であるハイビスカスランプの点灯パターンは、通常点滅以外にも多彩なプレミアムパターンが用意されています。葉っぱのみが点灯するパターンや、左右が交互に点滅する「兄弟点滅」、リール回転と同期して点滅する「ぶんぶん点滅」など、多彩な演出が単調になりがちなAタイプの遊技に絶妙なスパイスを加えています。
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ボーナスはBIGとREGの2種類で、いずれも純粋な払い出し枚数で出玉を増やす仕様です。特にBIGボーナス中は、予告音発生時に簡単な技術介入を行うことで最大枚数である312枚を獲得できるため、収益性を高める上では必須の要素となります。このシンプルなゲームフローこそが、本機の根源的な魅力です。
当時の評価
新規参入メーカーの第一弾ということで一定の注目を集めましたが、全国的な設置台数は伸び悩み、ホールの主力機となるほどの人気は獲得できませんでした。しかし、沖スロライクな分かりやすいゲーム性と、多彩なプレミアム告知演出は一部のAタイプファンから評価されました。特に、複雑化したAT機が市場の主流となる中で、純粋にボーナスの連打を楽しむというパチスロ本来の魅力を再認識させてくれる一台として、コアなファンに愛された機種と言えます。
2011年導入機種
楽々温泉記
基本スペック
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導入日: 2011年2月
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ブランド: アイウィル
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種別: Aタイプ (RT機能付き)
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ボーナス仕様: BIG: 約312枚 / REG: 約104枚
筐体

リール配列

ボーナス確率
| 設定 | BIG | REG | 合成 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/221.4 | 1/442.8 | 1/147.6 |
| 2 | 1/208.1 | 1/412.2 | 1/138.3 |
| 3 | 1/195.6 | 1/392.4 | 1/130.5 |
| 4 | 1/179.1 | 1/354.2 | 1/118.9 |
| 5 | 1/167.6 | 1/331.0 | 1/111.3 |
| 6 | 1/160.2 | 1/319.7 | 1/106.7 |
機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.2% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 101.2% |
| 4 | 105.3% |
| 5 | 108.4% |
| 6 | 110.6% |
ゲーム性の特徴と魅力
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本機は、同社初のAタイプであった「沖楽」のゲーム性を継承しつつ、新たにRT(リプレイタイム)機能を搭載したA+RT機です。「温泉」という和風のモチーフと、ボーナス後のRTが絡み合うことで、前作とは一味違ったゲームフローを生み出しています。告知はリール左下の温泉ランプが光ればボーナス確定というシンプルな完全告知タイプです。
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ゲームの鍵を握るのは、全てのボーナス終了後に必ず突入する30ゲームのRT「温泉タイム」です。このRT中はコインをほとんど減らすことなく、次のボーナスを抽選받けられるため、ボーナスの連鎖、いわゆる「一撃」の出玉性能を高める上で極めて重要な役割を果たします。
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通常時の演出は比較的シンプルですが、告知ランプの点灯パターンには複数のプレミアム演出が用意されており、プレイヤーを飽きさせない工夫が施されています。BIGボーナス中は、予告音発生時に逆押しで左リールに3連絵柄を狙うという簡単な技術介入を実践することで、最大枚数の312枚を獲得可能です。
当時の評価
アイウィルの第2弾マシンとして登場しましたが、前作同様、全国的な設置規模は限定的でした。しかし、ボーナス後のRT突入という分かりやすいゲーム性と、比較的遊びやすいスペック設計が、一部のAタイプファンや年配層から支持を集めました。ホールのメイン機種となるほどのインパクトはありませんでしたが、バラエティコーナーなどで独自の存在感を示し、堅実に稼働する機種として評価されました。
バリスタゴルフ
基本スペック
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導入日: 2011年5月
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ブランド: アイウィル
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種別: A+ART搭載
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ボーナス仕様: BIG: 約204枚 / REG: 約48枚
筐体

リール配列

ボーナス確率
| 設定 | BIG | REG | 合成 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/436.9 | 1/565.0 | 1/246.4 |
| 2 | 1/422.8 | 1/541.6 | 1/237.4 |
| 3 | 1/409.6 | 1/524.3 | 1/230.0 |
| 4 | 1/397.2 | 1/504.1 | 1/222.2 |
| 5 | 1/385.5 | 1/478.4 | 1/213.5 |
| 6 | 1/352.3 | 1/461.5 | 1/199.8 |
機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.1% |
| 2 | 98.1% |
| 3 | 101.9% |
| 4 | 104.0% |
| 5 | 109.3% |
| 6 | 112.0% |
ゲーム性の特徴と魅力
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本機はアイウィル初のART機として開発され、ボーナスとART「バリスタチャンス」の連鎖によって出玉を増やすゲーム性が特徴です。ARTは1セット50ゲーム、1ゲームあたりの純増は約1.4枚で、ゲーム数およびセット数の上乗せ機能を搭載しています。
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ARTへの主な突入契機は、通常時約100ゲーム周期で訪れるチャンスゾーン「レッスンタイム」と、ボーナス中の抽選です。「レッスンタイム」中にART当選となれば前兆を経てARTが発動し、ボーナス中はカットイン発生時の赤7揃いでART確定となるなど、複数の突入ルートが出玉への期待感を高めます。
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ART「バリスタチャンス」中は、レア役成立時にゲーム数上乗せ抽選とボーナス抽選が同時に行われます。さらに、強力な上乗せ特化ゾーンとして「イーグルラッシュ」を搭載しており、ここに突入させることができれば、大量のゲーム数上乗せ、ひいては一撃での大量出玉獲得への道が拓けます。
当時の評価
メーカー初のART機としてリリースされましたが、前2作と同様に設置台数は非常に少なく、多くのプレイヤーに認知されるには至りませんでした。当時、市場には各メーカーから完成度の高いART機が多数リリースされており、その中で本機独自の魅力をアピールすることは難しく、厳しい評価を受けざるを得ませんでした。結果として、ホールのバラエティコーナーでも見かける機会は稀で、稼働実績としては苦戦を強いられたマイナー機種という立ち位置に留まりました。
©IWiLL