『ネット』5号機全機種一覧

パチスロメーカー『ネット』が発売した5号機パチスロ全機種を掲載。

発売年月順に筐体画像とリール配列、そしてボーナス(ART・AT)確率や機械割を掲載しております。

2007年導入機種

リオパラダイス

筐体

リオパラダイス筐体

リール配列

リオパラダイスリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.3%
3 100.6%
5 105.3%
7 109.6%

基本スペック

  • 導入日: 2007年3月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG: 最大311枚 / REG: 104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機はボーナスとRT(リプレイタイム)「リオタイム」によって出玉を増やす、シンプルなゲーム性を持つ機種です。BIGボーナス後は必ず50ゲームのRTに突入し、コインを微増させながら次なるボーナスの連チャンを目指すのが基本的な流れとなります。技術介入要素も存在し、BIG中に一度だけ14枚役を獲得することで最大枚数を獲得可能です。

  • 通常時は、液晶上で展開される多彩な演出が魅力です。特に、リール左側にいるマスコットキャラクター「ミントちゃん」のアクションは期待度を示唆する重要な役割を担っており、ミントちゃんがアクションを起こせばボーナスのチャンスとなります。カジノを舞台にした華やかな連続演出も、ボーナスへの期待感を大いに盛り上げます。

  • 出玉増加の鍵を握るのは、BIGボーナス後のRT「リオタイム」です。このRTは50ゲーム継続し、純増枚数は約0.6枚/Gとなっています。RT中にボーナスを引くことで、まとまった出玉を獲得する「一撃」の期待感が高まります。4号機のようなリプレイハズシは不要で、初心者でも安心して楽しめる仕様が特徴です。

当時の評価

5号機時代の幕開けと共に登場した本機は、カジノを舞台にした華やかな世界観と、魅力的なキャラクター「リオ」の存在で瞬く間に人気を博しました。いわゆる「萌えスロ」というジャンルを確立した代表的な機種の一つとして認知されています。分かりやすいゲーム性と遊びやすいボーナス確率、そしてRTによる連チャンの期待感が多くのプレイヤーに支持され、長期にわたりホールの主力機種として活躍しました。特にキャラクター人気は絶大で、パチスロファンのみならず、幅広い層にその名を知らしめた名機と言えるでしょう。

熊酒場

筐体

熊酒場筐体

リール配列

熊酒場リール配列

機械割

設定 機械割
1 98.1%
3 100.7%
5 105.6%
7 110.0%

基本スペック

  • 導入日: 2007年4月

  • 種別: Aタイプ

  • ボーナス仕様: 大熊ボーナス(BIG): 約416枚 / 小熊ボーナス(REG): 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機の最大の魅力は、「扉が開けばボーナス確定」という非常にシンプルかつ明快なゲーム性にあります。通常時はリール前に配置された扉役物が「ガタガタ」と揺れる演出が発生し、最終的に扉が開けばボーナスが告知されます。この分かりやすさが、初心者から上級者まで幅広いプレイヤー層を惹きつけました。

  • 告知演出は多彩で、レバーオンと同時に突然扉が開くサプライズパターンや、リール回転開始時の音が消える「無音」演出も搭載されています。特に無音演出はBIGボーナス確定となるため、プレイヤーにとっては至福の瞬間となります。ボーナス察知が容易なため、目押しが苦手なプレイヤーでも安心して楽しむことができました。

  • 出玉の核となるのは、約416枚という5号機初期としてはトップクラスの獲得枚数を誇るBIGボーナスです。ボーナスのみで出玉を増やす純Aタイプでありながら、この強力なBIGボーナス一撃の破壊力が、多くのプレイヤーを虜にしました。ボーナス中に流れるオリジナルの演歌も、本機の独特な世界観を盛り上げる重要な要素となっています。

当時の評価

「熊酒場」は、その親しみやすいキャラクターと分かりやすいゲーム性で、多くのホールで人気を博しました。特に、BIGボーナス一撃で400枚以上のコインが獲得できるスペックは、当時の5号機市場において大きな魅力であり、多くのプレイヤーから高い評価を受けました。複雑なシステムが主流となりつつあった中で、誰でも楽しめる完全告知のAタイプとして確固たる地位を築き、バラエティコーナーの定番機種として長期にわたって稼働し続けました。その人気は根強く、後に後継機が複数リリースされるなど、ネット株式会社を代表するシリーズの一つとなっています。

ハーレムエース

筐体

ハーレムエース筐体

リール配列

ハーレムエースリール配列

機械割

設定 機械割
1 98.4%
3 102.4%
5 108.0%
6 115.2%

基本スペック

  • 導入日: 2007年5月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG: 約250枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機はボーナスとRT(リプレイタイム)「ハーレムタイム」をループさせることで出玉を増やすゲーム性が特徴です。BIGボーナス後はRT突入のチャンスゾーンである「ハーレムチャンス」へ移行し、ここで特殊リプレイを入賞させることができればRT突入が確定します。

  • チャンスゾーン「ハーレムチャンス」は、RT突入を自力で掴み取る感覚が大きな魅力となっています。この間に特殊リプレイを引けるかどうかが、その後の展開を大きく左右するため、プレイヤーのレバーオンに力が入る瞬間です。成功すれば100ゲーム継続するRT「ハーレムタイム」がスタートします。

  • 出玉増加のメインルートは、100ゲーム継続するRT「ハーレムタイム」とボーナスの連鎖です。RT中はコインを微増(約0.6枚/G)させながら、次回ボーナスを目指します。RT中にボーナスを引き当て、さらにそのBIG後に再びRTへ繋げるという理想的なループが、本機最大の醍醐味と言えるでしょう。

当時の評価

「リオパラダイス」のヒットに続き、ネット株式会社が送り出した本機は、「萌えスロ」というジャンルをさらに盛り上げる一台となりました。BIGボーナス後のチャンスゾーンでRT突入を自力で勝ち取るというゲーム性は、プレイヤーの挑戦意欲を掻き立て、多くのファンから支持されました。BIGの獲得枚数が約250枚と控えめであったものの、RTとのループが生み出す瞬発力と、個性豊かなキャラクターたちが織りなす世界観が人気を博し、ホールで安定した稼働を維持しました。特に、ゲーム性を理解している中級者以上のプレイヤーから高く評価された機種です。

カリビアンクイーン

筐体

カリビアンクイーン筐体

リール配列

カリビアンクイーンリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.8%
3 101.5%
5 105.0%
6 108.4%

基本スペック

  • 導入日: 2007年7月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG: 約250枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、リール上部左右に配置されたハイビスカスランプが光ればボーナス確定という、非常にシンプルな完全告知マシンです。レバーオン時やリール停止時など、多彩なタイミングでハイビスカスが点灯し、プレイヤーに至福の瞬間を告知します。

  • BIGボーナス終了後は、必ず50ゲームのRT(リプレイタイム)「カリビアンタイム」に突入します。このRT中にボーナスを引き戻すことが、出玉の波を掴むための重要な鍵となります。RT中はコインを微増(約0.6枚/G)させつつ、次なるハイビスカスの点灯を待つという、分かりやすいゲームフローが特徴です。

  • 通常時は、海賊の世界観をモチーフにした液晶演出がゲームを盛り上げます。個性的なキャラクターたちが登場する連続演出に発展し、最終的に成功すればボーナスが確定します。もちろん、これらの演出を介さずに突然ハイビスカスが光るパターンもあり、常に期待感を持ってプレイすることができます。

当時の評価

「リオパラダイス」や「ハーレムエース」といった、いわゆる「萌えスロ」路線でヒットを続けていたネット株式会社が、新たな方向性を示した一台として注目を集めました。海賊というテーマと、沖スロを彷彿とさせるハイビスカスによる完全告知という組み合わせは、多くのプレイヤーに新鮮な驚きを与えました。複雑なシステムを排除した分かりやすさが幅広い層に受け入れられ、特に告知マシンを好むファンから高い支持を得ました。派手な一撃性能はないものの、遊びやすいスペックとシンプルなゲーム性で、ホールのバラティコーナーにおいて独自のポジションを築いた機種です。

ハワイ

筐体

ハワイ筐体

リール配列

ハワイリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.6%
3 100.3%
5 105.2%
7 110.7%

基本スペック

  • 導入日: 2007年7月

  • 種別: Aタイプ

  • ボーナス仕様: BIG: 約312枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、リール左右のハイビスカスランプが点灯すればボーナス確定という、沖スロのゲーム性を完全に再現したマシンです。液晶演出などを一切排除し、純粋にハイビスカスの告知を楽しむことに特化しています。このシンプルさが最大の魅力と言えるでしょう。

  • ボーナス告知のタイミングは多彩で、レバーオン時、各リール停止時、さらには次ゲームのベット時など、プレイヤーを飽きさせない豊富なパターンが用意されています。いつ光るか分からないドキドキ感が、単調になりがちなAタイプのゲーム性に見事なアクセントを加えています。

  • 出玉の主軸は、約312枚獲得可能なBIGボーナスです。RTなどの付加機能がない純Aタイプであるため、いかにボーナスをコンスタントに引き当て、連チャンさせられるかが出玉を伸ばすための鍵となります。シンプルなゲーム性だからこそ、ボーナス当選の喜びをダイレクトに味わうことができます。

当時の評価

同時期にリリースされた「カリビアンクイーン」が液晶演出を搭載していたのに対し、本機は徹底的にシンプルさを追求した純Aタイプの告知マシンとして登場しました。そのストイックなまでのゲーム性は、特に沖スロファンや、複雑な演出を好まない年配層から強い支持を受けました。派手さはないものの、ハイビスカスが光る瞬間の高揚感と、ボーナスが連チャンした際の出玉スピードは十分に魅力的であり、一部の熱狂的なファンに愛された一台です。ホールではバラエティコーナーを中心に、静かながらも確かな存在感を放っていました。

ハワイ-30Φ

筐体

ハワイ30筐体

リール配列

ハワイ30リール配列

機械割

設定 機械割
1
3
5
7

基本スペック

  • 導入日: 2007年9月

  • 種別: Aタイプ

  • ボーナス仕様: BIG: 約312枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、先に登場した「ハワイ」の30Φメダルバージョンです。ゲーム性は完全に同一で、リール左右のハイビスカスランプが光ればボーナス確定という、沖スロファンにはお馴染みのシンプルな完全告知マシンとなっています。

  • 告知タイミングの妙が本機の奥深さを演出しています。レバーオン時、ウェイト解除時、リール停止時など、様々なタイミングでハイビスカスが点灯する可能性があり、いつ告知が発生するか分からない緊張感がプレイヤーを魅了します。

  • 出玉の波を生み出すのは、約312枚獲得のBIGボーナスと、その連チャンです。純粋なボーナスタイプであるため、複雑な手順は一切不要。光れば揃える、という単純明快なフローが、ボーナス当選の喜びを最大限に引き立てます。

当時の評価

ゲーム性やスペックは25Φ版の「ハワイ」と全く同じであり、主に30Φメダルを扱うホールや、沖スロコーナーに設置されるマシンとして登場しました。プレイヤー層も沖スロファンが中心で、大きなメダルならではの重量感や払い出し時の満足感を好むユーザーから支持を集めました。基本的な評価は25Φ版と変わりませんが、30Φ市場においても「ハワイ」というブランドを確立させ、シンプルな告知マシンの定番としての地位を固めることに貢献した一台です。

ドリスタ-ミントのヒロイン救出大作戦-

筐体

ドリスタ-ミントのヒロイン救出大作戦-筐体

リール配列

ドリスタ-ミントのヒロイン救出大作戦-リール配列

機械割

設定 機械割
1 98.1%
3 101.6%
5 106.0%
7 110.8%

基本スペック

  • 導入日: 2007年9月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG: 約208枚 / REG: 約56枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、ボーナスとART(アシストリプレイタイム)「ドリスタチャンス」が絡み合うことで出玉を増やす、5号機市場に初めて登場した「A+ART搭載」スペックの機種です。この画期的なシステムが、その後のパチスロの歴史を大きく変えることとなりました。

  • 出玉増加の主軸となるART「ドリスタチャンス」は、1セット50ゲームで純増約1.0枚/G。ART中はレア役などでゲーム数の上乗せ抽選やボーナス抽選を行っており、ボーナスに当選してもARTは終了せず、ボーナス消化後に残りのゲーム数から再開する仕様となっています。

  • ARTへの突入は、主にボーナス中の抽選がメインとなります。BIG中やREG中に特定条件をクリアすることでART突入が確定。ボーナスを引くことがARTへの第一歩となり、ART中にさらにボーナスを引くという理想的なループが出玉を一気に加速させます。

当時の評価

「ドリスタ」は、5号機黎明期の市場に「A+ART」という新たなゲーム性を提示し、業界に衝撃を与えた歴史的な一台です。それまでの5号機では実現が難しかった「ボーナスとARTの融合」を初めて可能にし、出玉性能の新たな可能性を示しました。ネット株式会社の人気ヒロインたちが共演するオールスター的な世界観も話題を呼び、ゲーム性とキャラクター人気の両面から絶大な支持を獲得。多くのプレイヤーを熱狂させ、長期にわたってホールの主役として君臨しました。本機の登場が、その後のART機開発の礎を築いたと言っても過言ではなく、パチスロ史にその名を刻む名機として語り継がれています。

2008年導入機種

モグモグ風林火山

筐体

モグモグ風林火山筐体

リール配列

モグモグ風林火山リール配列

機械割

設定 機械割
1 95.0%
3 100.0%
5 105.0%
7 110.0%

基本スペック

  • 導入日: 2008年4月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG: 約252枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、4号機で絶大な人気を誇った「モグモグ風林火山」の正統後継機であり、ボーナスとART「モグモグタイム」で出玉を増やすA+ART機です。通常時は液晶演出で武田モグ玄率いるモグラ軍が天下統一を目指すコミカルなストーリーが展開されます。

  • 出玉増加の鍵を握るART「モグモグタイム」は1セット50ゲーム、純増約1.0枚/Gの性能を誇ります。ARTへの突入は主にBIGボーナスからで、BIG終了後に発生する「天下統一チャンス」で合戦に勝利すればARTが確定。この自力感溢れるチャンスゾーンがプレイヤーの心を熱くさせました。

  • ART中のゲーム性も秀逸で、レア役によるゲーム数上乗せはもちろん、ボーナス当選が大きな魅力となっています。ボーナスに当選してもARTはパンクせず、消化後に再開するため、「ARTとボーナスのループ」が強力な出玉の波を生み出します。特にART中のBIGボーナスは、終了後のART再突入も濃厚となるため、一撃の破壊力は計り知れません。

当時の評価

4号機時代の名機の後継機として大きな期待を背負って登場した本機は、その期待に応える完成度の高さで多くのプレイヤーから絶賛されました。A+ARTという当時最先端のスペックに、誰もが知る人気コンテンツを融合させたゲーム性は、初心者から上級者まで幅広い層に受け入れられ、瞬く間にホールの人気機種へと駆け上がりました。「ドリスタ」で確立したA+ARTのゲーム性をさらに進化させ、より多くのプレイヤーにその面白さを浸透させた功績は非常に大きく、ネット株式会社の代表作の一つとして、また5号機時代を語る上で欠かせない名機として記憶されています。

アカネ55

筐体

アカネ55筐体

リール配列

アカネ55リール配列

機械割

設定 機械割
1 98.1%
2 99.1%
3 100.2%
4 101.2%
5 103.3%
7 105.9%

基本スペック

  • 導入日: 2008年8月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG: 約277枚 / REG: 約108枚~132枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機はボーナスとRT(リプレイタイム)「55タイム」をループさせることで出玉を増やすゲーム性です。RTは1セット55ゲーム、純増約0.4枚/Gとなっており、ボーナスとの連鎖が理想的な出玉獲得パターンとなります。

  • 最大の特徴は、RT突入のチャンスゾーン「55チャンス」にあります。このチャンスゾーンにはボーナス終了後だけでなく、通常ゲームを99プレイ消化するごとにも必ず突入します。これにより、ハマり中でも自力でRTを掴み取れるという、周期的な期待感が生まれます。

  • 筐体左右から出現する可動式のパトランプ役物や、フリーズ、クラッシュといった、当時の新基準機ならではの多彩で派手な演出がゲームを盛り上げます。コミカルな世界観とこれらのインパクトある演出が融合し、プレイヤーを飽きさせない工夫が凝らされています。

当時の評価

A+ART機で大ヒットを記録したネット株式会社が、次に市場へ投入したRT機として注目を集めました。通常時から周期的にRTのチャンスが訪れるという斬新なゲーム性や、最高設定が「6」ではなく「7」というユニークな仕様が話題となりました。しかし、市場の主流がART機へと移行し始めていた時期でもあり、爆発的な人気を獲得するには至りませんでした。それでも、周期的に訪れるチャンスゾーンの自力感や遊びやすいスペックは、一部のプレイヤーから根強く支持され、ホールでは個性派マシンとして独自のポジションを築いた一台です。

回胴合体ゴーケンオーV

  • 導入時期:2008/11

筐体

回胴合体ゴーケンオーV筐体

リール配列

回胴合体ゴーケンオーVリール配列

機械割

設定 機械割
1 96.9%
2 98.6%
3 100.5%
4 103.0%
5 105.9%
6 109.3%

基本スペック

  • 導入日: 2008年11月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG: 約252枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、巨大ロボットをテーマにしたネット株式会社のオリジナルコンテンツで、ボーナスとART「ゴーケンラッシュ」の連鎖で出玉を増やすA+ART機です。「ドリスタ」「モグモグ風林火山」で好評を博したゲーム性を正統継承しています。

  • ART「ゴーケンラッシュ」への突入は、主にBIGボーナスが契機となります。BIG中に「7揃い」が発生すればART確定という、プレイヤーのレバーオンに力が入る瞬間を明確にしているのが特徴です。また、通常時に出現する特殊役「合体役」は、ボーナスとの同時当選に期待が持てる重要な役割を担っています。

  • 出玉増加の主軸となるART「ゴーケンラッシュ」は、1セット50ゲーム、純増約1.0枚/Gの性能です。ART中にボーナスを引いてもARTは終了せず、ボーナス消化後に残りのゲーム数から再開します。この「ART+ボーナス」の強力なループこそが、本機最大の魅力であり、一撃大量獲得への王道ルートとなります。

当時の評価

「ドリスタ」「モグモグ風林火山」と立て続けにA+ART機をヒットさせたネット株式会社が、満を持して投入したオリジナルコンテンツ機として高い注目を集めました。王道のロボットアニメというテーマと、完成度の高いA+ARTスペックが見事に融合し、多くのパチスロファンから支持されました。特にBIG中の7揃いによるART告知は、自力で掴み取った感覚を強く味わえるため、プレイヤーを熱狂させました。前2作の成功で築いた「A+ARTならネット」というブランドイメージをさらに強固なものにした、同社を代表する名機の一つです。

2009年導入機種

ドラキュラ

筐体

ドラキュラ筐体

リール配列

ドラキュラリール配列

機械割

設定 機械割
1 95.5%
2 97.5%
3 99.6%
4 102.0%
5 105.0%
6 115.0%

基本スペック

  • 導入日: 2009年2月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG: 約204枚 / REG: 約48枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機はボーナスとART「ドラキュラッシュ」によって出玉を増やすA+ART機です。最大の特徴は、通常時に液晶左下の「十字架カウンター」を貯めてARTを目指すという、斬新な「十字架システム」を搭載している点にあります。

  • 通常時は、リプレイやベルの連続で十字架を獲得し、カウンターが満タンになるとARTのチャンスゾーン「ドラキュラダンジョン」へ移行します。このダンジョンをクリアすることでART突入が確定するため、ボーナスを引かずとも自力でARTを掴み取れるという、従来機にはないゲーム性を実現しました。

  • 出玉増加のメインとなるART「ドラキュラッシュ」は、1セット50ゲーム、純増約1.0枚/Gです。ART中はレア役でゲーム数の上乗せ抽選を行っており、特に十字架揃いは上乗せの大チャンスとなります。ボーナスに当選してもARTは終了しないため、ART中にボーナスを絡め、さらにゲーム数を上乗せしていくことが大量出玉獲得の鍵となります。

当時の評価

「ドラキュラ」は、通常時から十字架を集めてARTを目指すという、当時としては非常に画期的なゲーム性で市場に登場し、大きな注目を集めました。ボーナスを待つだけでなく、小役のヒキがARTに直結する自力感の強さは、多くのプレイヤーを熱中させました。一方で、その独特なゲーム性は好みが分かれる側面もありましたが、ARTに突入した際の破壊力、特に上乗せ性能は高く評価されました。この「十字架システム」は後にネット株式会社の看板シリーズへと成長し、本機はその記念すべき初代として、パチスロ史に名を残す一台となっています。

Rio2クルージング・ヴァナディース

筐体

Rio2クルージング・ヴァナディース筐体

リール配列

Rio2クルージング・ヴァナディースリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.4%
2 98.7%
3 100.5%
4 103.3%
5 106.7%
6 109.7%

基本スペック

  • 導入日: 2009年4月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: SUPER BIG: 約400枚 / BIG: 約200枚 / REG: 約50枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、ボーナスとART「リオタイム」で出玉を増やすA+ART機です。最大の特徴は、約400枚獲得可能でART突入も確定する「SUPER BIG」の存在。この強力なボーナスをいかに引けるかが、大量出玉への最大の鍵となります。

  • ART「リオタイム」は1セット50ゲーム、純増約1.2枚/Gの性能を誇り、ゲーム数上乗せとセットストックの両方の概念を持っています。ART中のレア役やボーナスは、上乗せ・ストックの大きなチャンスとなり、一度波に乗った際の爆発力は計り知れません。

  • 通常時・ART中を問わず、リプレイの連続がチャンスを呼び込む「ミントチャンス」システムを搭載。リプレイが連続するほどART突入やストックの期待度が高まり、レバーオンに力が入ります。また、ARTストックの高確率ゾーン「リオチャンス」も搭載しており、ゲームの随所に自力感を味わえるポイントが散りばめられています。

当時の評価

初代「リオパラダイス」の大ヒットを受け、ファン待望の続編として登場した本機は、導入前から非常に高い注目を集めました。SUPER BIGの一撃性能と、完成度の高いA+ARTシステムが見事に融合し、多くのプレイヤーを熱狂の渦に巻き込みました。キャラクター人気もさらに盤石なものとなり、ホールの看板機種として長期にわたり稼働貢献を果たしました。前作のシンプルなRT機から、爆発力を秘めたART機へと見事な進化を遂げ、5号機を代表する名機の一つとして今なお多くのファンに記憶されています。

ドキッと!ビキニパイ

筐体

ドキッと!ビキニパイ筐体

リール配列

ドキッと!ビキニパイリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.6%
2 99.7%
3 101.8%
4 103.9%
5 106.5%
6 109.5%

基本スペック

  • 導入日: 2009年7月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG: 約256枚~約315枚 / REG: 約96枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、ボーナスをメインに出玉を増やすAタイプ機ですが、特定のボーナスから突入するRT(リプレイタイム)機能を搭載しています。3種類のBIGと1種類のREGという多彩なボーナスフラグが存在し、どのボーナスを引くかによって獲得枚数が変動する点が特徴です。

  • 最大の魅力は、緑7揃いの「ポロリボーナス」から突入する可能性があるRT「ポロリタイム」の存在です。このボーナス消化中に特定の手順を成功させることで、ボーナス後のRT突入が確定します。RTは81Gまたは181G継続し、この間にボーナスを連チャンさせることが大量出玉獲得への王道ルートとなります。

  • 「おっぱいパチスロ」というキャッチコピーの通り、演出面では徹底的にテーマ性を追求しています。筐体から飛び出す「ポロリハンド」役物や、コミカルかつセクシーな液晶演出が、ボーナス確定までの道のりを大いに盛り上げます。この独特な世界観が、本機の個性を際立たせています。

当時の評価

ネット株式会社の「萌えスロ」路線を、さらに先鋭的な形で市場に提示した一台として大きな話題を呼びました。その過激とも言えるテーマ性と、技術介入によってRTを目指すというユニークなゲーム性は、プレイヤーの間で賛否両論を巻き起こしましたが、熱狂的なファンを獲得することに成功しました。特に、自力でRTを勝ち取った時の達成感や、RTとボーナスが絡んだ際の爆発力は高く評価されました。良くも悪くもネット株式会社らしい、強烈なインパクトをパチスロ業界に残したカルト的な人気を誇る名機です。

Rio2プレミアム

筐体

Rio2プレミアム筐体

リール配列

Rio2プレミアムリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.8%
2 99.7%
3 101.5%
4 104.1%
5 106.6%
6 110.3%

基本スペック

  • 導入日: 2009年11月

  • 種別: Aタイプ

  • ボーナス仕様: BIG: 約312枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、大ヒットしたA+ART機「Rio2」のゲーム性を一新し、ボーナスのみで出玉を増やす純Aタイプの完全告知機として登場しました。リール右側にある「RIO FEVERランプ」が点灯すればボーナス確定という、誰にでも分かりやすいシンプルなルールが最大の特徴です。

  • ゲーム性の核となるのが「ストックシステム」です。内部的にボーナスが成立すると、最大5ゲームの前兆を経て告知が発生します。このシステムにより、ボーナスが立て続けに放出されるような「連チャン」を演出し、プレイヤーの期待感を高めます。

  • 出玉の主軸となるのは、約312枚獲得可能なBIGボーナスです。ARTなどの複雑な要素を一切排除しているため、レバーオンでランプが光るかどうかに全てが集約されています。シンプルだからこそ味わえる、一発告知の興奮とボーナス当選の純粋な喜びが本機の醍醐味と言えるでしょう。

当時の評価

爆発力の高いA+ART機であった前作「Rio2クルージング・ヴァナディース」から一転、シンプルな完全告知のAタイプ機として登場した本作は、市場に大きな驚きを与えました。そのゲーム性の大きな変化に戸惑う声もありましたが、複雑化するパチスロ市場の中で、逆にその分かりやすさが幅広い層に評価されました。特に告知マシンを好むプレイヤーや、キャラクターファンから安定した支持を獲得し、ホールのバラエティコーナーで独自のポジションを確立。人気シリーズの新たな一面を見せ、コンテンツの寿命をさらに伸ばすことに成功した意欲作です。

2010年導入機種

ゼットゴールドEX

筐体

ゼットゴールドEX筐体

リール配列

ゼットゴールドEXリール配列

機械割

設定 機械割
1 96.7%
2 100.2%
3 102.0%
4 106.4%
5 107.7%
6 113.3%

基本スペック

  • 導入日: 2010年2月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG: 約252枚 / REG: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、リール左下の「Zランプ」が光ればボーナス確定という、シンプルな完全告知マシンです。「ジー」という独特の告知音と共にランプが点灯し、プレイヤーに至福の瞬間を知らせます。この分かりやすさが最大の魅力です。

  • BIGボーナス終了後は、もれなく30ゲームのRT(リプレイタイム)「ゼットチャンス」に突入します。このRT中にボーナスを引き戻すことができれば、出玉の塊を獲得するチャンスとなります。RT中はコインを微増させながら、次なる「ジー」音を待つゲーム性です。

  • ボーナスが成立した次ゲームのレバーオン時にフリーズが発生すれば、BIGボーナスの1G連が確定します。この強力なトリガーが、シンプルなゲーム性の中に心地よい刺激と一撃への期待感を生み出しています。

当時の評価

ネット株式会社がリリースした完全告知機シリーズの一翼を担うマシンとして登場しました。複雑なART機が市場の主流となる中で、そのシンプルで分かりやすいゲーム性は、初心者や年配層を中心に根強い支持を集めました。派手な演出や爆発的な出玉性能はないものの、独特の「ジー」という告知音とランプの光が癖になると評価するプレイヤーも多く、ホールのバラエティコーナーで堅実な稼働を維持しました。誰でも安心して楽しめるマシンとして、独自の存在感を発揮した一台です。

コード・ルージュ

筐体

コード・ルージュ筐体
©2010 TECMO KOEI WAVE CO.,LTD.

リール配列

コード・ルージュリール配列

機械割

設定 機械割
1  97.5%
2 99.5%
3 101.5%
4 104.0%
5  106.5%
6  110.0%

基本スペック

  • 導入日: 2010年6月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG: 約204枚 / REG: 約48枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、ボーナスとART「ルージュタイム」の連鎖で出玉を増やす、ネット株式会社の王道ともいえるA+ART機です。女性スパイ「ルージュ」の活躍を描くオリジナルストーリーが、ゲームの展開を盛り上げます。

  • ART「ルージュタイム」は1セット50ゲーム、純増約1.0枚/G。突入契機はボーナス中の抽選や通常時のレア役からの直撃など多岐にわたります。ボーナスに当選してもARTは終了しないため、ART中にボーナスを引き、さらなる出玉の上乗せを目指すのが基本的なゲームフローです。

  • 本機最大の魅力は、強力なゲーム数上乗せ特化ゾーン「セブンラッシュ」の存在です。ART中の特定条件で突入し、7ゲーム間にわたってBARが揃うたびにゲーム数を上乗せします。この「0G連」がもたらす爽快感と一撃の破壊力が、多くのプレイヤーを虜にしました。

当時の評価

「ドリスタ」以来、A+ART機でヒット作を連発してきたネット株式会社のオリジナルコンテンツ機として、安定した完成度で市場に受け入れられました。特に、上乗せ特化ゾーン「セブンラッシュ」の存在は大きなインパクトを与え、その一撃性能は高く評価されました。同社の過去のヒット作と比較されることもありましたが、ゲーム性の面白さと魅力的な世界観で根強いファンを獲得し、ホールの主力機の一つとして活躍しました。ネットの「A+ART」ブランドの強さを改めて示した一台と言えるでしょう。

茉莉花の剣

筐体

茉莉花の剣筐体

リール配列

茉莉花の剣リール配列

機械割

設定 機械割
1 96.5%
2 98.0%
3 100.0%
4 102.5%
5 105.0%
6

基本スペック

  • 導入日: 2010年9月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG: 約204枚 / REG: 約48枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、古代中国を舞台にした壮大なオリジナルストーリーが魅力のA+ART機です。ゲームの基本的な流れは、ボーナスとART「茉莉花タイム」を絡めて出玉を獲得していく、ネット株式会社の得意とする王道スペックとなっています。

  • 出玉増加の主軸となるART「茉莉花タイム」は、1セット50ゲーム、純増約1.2枚/Gの性能を誇ります。ART中にボーナスが当選してもARTゲーム数がリセットされることはなく、消化後に残りのゲーム数から再開するため、ボーナスがARTのロング継続を強力にアシストするゲーム性です。

  • 本機最大の魅力であり、一撃のトリガーとなるのが、ゲーム数上乗せ特化ゾーン「秀麗乱舞」です。ART中の特定条件から突入し、リールが逆回転して図柄が揃うたびにゲーム数を上乗せします。この0G連が続く限り上乗せが止まらないという仕様が、プレイヤーに圧倒的な高揚感と期待感をもたらしました。

当時の評価

「コード・ルージュ」に続き、強力な上乗せ特化ゾーンを搭載したA+ART機として市場に投入され、その爆発力で多くのプレイヤーを魅了しました。特に「秀麗乱舞」の破壊力は高く評価され、一撃で大量のゲーム数を獲得できる爽快感が大きな話題を呼びました。美麗なグラフィックで描かれる中華風の世界観や、魅力的なキャラクターも人気を後押しし、コアなファンを中心に強い支持を獲得。ネット株式会社の「A+ART」路線の完成度の高さを改めて証明し、ホールで息の長い活躍を見せた名機です。

2011年導入機種

ハーレムエース2

筐体

ハーレムエース2筐体

リール配列

ハーレムエース2リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.9%
2 99.4%
3 101.0%
4 102.8%
5 106.5%
6 112.7%

基本スペック

  • 導入日: 2011年1月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約204枚 / REG BONUS: 約48枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、人気を博した初代「ハーレムエース」の正統後継機として登場したA+ART機です。ボーナスとART「ハーレムタイム」をループさせることで出玉を増やすという、王道のゲーム性を継承しつつ、演出面・システム面で大幅な進化を遂げています。

  • ゲーム性の核となるのが、ART突入をかけた自力チャンスゾーン「ハーレムアタック」です。ボーナス終了後や通常時のレア役から突入し、プレイヤーが選択したキャラクターが見事バトルに勝利すればARTが確定します。この「自分で勝ち取る」感覚が、プレイヤーの遊技意欲を大いに刺激しました。

  • 出玉増加のメインとなるART「ハーレムタイム」は、1セット50ゲーム、純増約1.2枚/Gです。ART中はレア役によるゲーム数上乗せが期待できるほか、上乗せ高確率ゾーン「デートタイム」も搭載。ART中にボーナスを絡め、上乗せを重ねてロング継続を目指すのが大量獲得への道筋となります。

当時の評価

ファン待望の続編として大きな期待を背負って登場した本機は、その期待を裏切らない高い完成度で多くのプレイヤーから絶大な支持を得ました。初代のゲーム性をベースに、当時主流となっていたA+ARTスペックと、自力感の強いチャンスゾーン「ハーレムアタック」を見事に融合させたゲームバランスは高く評価されました。キャラクター人気も健在で、萌えスロというジャンルの代表格としてホールの主役を担い、長期にわたる人気を誇りました。ネット株式会社のA+ART機開発力の高さを改めて証明した、シリーズ最高傑作との呼び声も高い名機です。

ココナナ

筐体

ココナナ筐体

リール配列

ココナナリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.3%
2 98.6%
3 99.7%
4 102.8%
5 105.1%
6 110.0%

基本スペック

  • 導入日: 2011年4月

  • 種別: Aタイプ

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約312枚 / REG BONUS: 約104枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、筐体右下にある7セグデジタルが点灯すればボーナス確定という、極めてシンプルな完全告知マシンです。液晶演出などを一切排し、純粋に告知の瞬間を楽しむことに特化したゲーム性が最大の特徴となっています。

  • ボーナス告知のタイミングは非常に多彩です。レバーオン時やリール停止時といった基本的なタイミングに加え、ベットボタンを押した瞬間など、プレイヤーの意表を突くタイミングで告知が発生することもあり、毎ゲーム気が抜けない緊張感を味わうことができます。

  • 出玉の主軸は、約312枚を獲得できるBIGボーナスです。RTやARTといった付加機能は一切ない純Aタイプであるため、いかにボーナスを連チャンさせられるかが出玉増加の鍵となります。この分かりやすさが、初心者からベテランまで幅広い層を惹きつけました。

当時の評価

A+ART機でヒット作を連発していたネット株式会社が、その流れとは一線を画す純粋な告知マシンとして市場に投入した一台です。「熊酒場」や「ゼットゴールドEX」といった同社の告知機シリーズの流れを汲む本機は、そのシンプルさゆえに、複雑なゲーム性を好まないプレイヤー層や年配層から高い支持を得ました。派手さはないものの、7セグが光る瞬間の快感と、ボーナス連チャン時の分かりやすい出玉感が評価され、ホールのバラエティコーナーで堅実な人気を保ち続けました。

リオスパ Rioの大温泉

筐体

リオスパ Rioの大温泉筐体

リール配列

リオスパ Rioの大温泉リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 103.0%
5 106.0%
6 110.0%

基本スペック

  • 導入日: 2011年6月

  • 種別: ART搭載

  • ボーナス仕様: ART「リオタイム」: 1セット50G+α / 純増約2.0枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、シリーズで初めてボーナスを非搭載としたART特化タイプのマシンです。純増約2.0枚/Gを誇るART「リオタイム」の連打によって出玉の山を築く、非常に分かりやすいゲーム性が特徴となっています。

  • 通常時はレア役を契機にART突入を目指します。ART中は、ゲーム数上乗せとセット数ストックという2種類の上乗せ抽選を行っており、これらが絡み合うことでARTのロング継続を実現します。純増枚数の高さも相まって、一度波に乗った際の出玉スピードは圧巻です。

  • 本機最強の上乗せトリガーが、0G連上乗せ特化ゾーン「リオカーニバル」です。突入すれば大量ゲーム数上乗せの期待大となり、プレイヤーの興奮は最高潮に達します。この「リオカーニバル」に叩き込めるかどうかが、勝敗を大きく左右する重要なポイントです。

当時の評価

絶大な人気を誇る「リオ」シリーズの最新作として、またシリーズ初のボーナス非搭載ART機として、導入前から大きな注目を集めました。純増約2.0枚という当時のART機としてはトップクラスのスペックと、「リオカーニバル」がもたらす強烈な一撃性能は多くのプレイヤーを魅了し、瞬く間にホールの人気機種へと登り詰めました。通常時のゲーム性が単調になりがちという声もありましたが、それを補って余りあるART中の爽快感とキャラクター人気で、長期にわたって高稼働を維持。ART機時代の一翼を担った名機として、多くのファンの記憶に刻まれています。

激シーサー

筐体

激シーサー筐体

リール配列

激シーサーリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 103.0%
5 106.0%
6 110.0%

基本スペック

  • 導入日: 2011年9月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約312枚 / REG BONUS: 129枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、リール左右にある「激シーサーランプ」が光ればボーナス確定となる、沖スロを彷彿とさせる完全告知マシンです。レバーオンと同時に激しい効果音と共にランプが点灯する、シンプルかつインパクト抜群の告知が最大の魅力です。

  • BIGボーナス終了後は、必ず30ゲームのRT(リプレイタイム)「シーサータイム」に突入します。このRT中にボーナスを引き戻すことが、出玉の波を作る上での重要な要素となります。RTとBIGボーナスのループが、本機の出玉性能の根幹を担っています。

  • 告知パターンは多彩で、通常点滅以外にも高速点滅やフリーズを伴うプレミアムパターンも存在します。これらの違和感演出が、単調になりがちなゲーム性に絶妙なスパイスを加えており、プレイヤーを飽きさせない工夫が凝らされています。

当時の評価

ART機が市場の全盛期を迎える中で、ネット株式会社が 꾸준히リリースを続けてきた完全告知Aタイプシリーズの一台として登場しました。その分かりやすいゲーム性と、BIGボーナス約312枚+RT30Gという安定したスペックは、特にシンプルな機種を好むプレイヤーや年配層から高い支持を受けました。「ハワイ」シリーズから続く沖スロ風マシンの系譜に連なる本機は、派手さはないものの、安心して楽しめるAタイプ機としてホールのバラエティコーナーで確固たる地位を築き、息の長い稼働を誇りました。

2012年導入機種

世界で叩け!モグモグ風林火山

筐体

世界で叩け!モグモグ風林火山筐体

リール配列

世界で叩け!モグモグ風林火山リール配列

機械割

設定 機械割
1 96.5%
2 98.5%
3 101%
4 104%
5 107%
6 110.5%

基本スペック

  • 導入日: 2012年2月

  • 種別: 疑似ボーナス+ART機

  • ボーナス仕様: 疑似BIG: 約150枚 / 疑似REG: 約50枚 / ART「モグモグタイム」: 1セット50G+α / 純増約2.0枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、人気シリーズ「モグモグ風林火山」のゲーム性を継承しつつ、ボーナスがARTの一部となる疑似ボーナス+ART機として進化を遂げました。純増約2.0枚/Gを誇るART「モグモグタイム」と、消化中にARTゲーム数上乗せが期待できる疑似ボーナスが、出玉の増加を担います。

  • ART「モグモグタイム」への突入は、主に通常時の自力チャンスゾーン「モグモグチャンス」や「モグミッション」をクリアすることで確定します。特にモグミッションは、連続演出の成功期待度が高く、叩きどころとしてプレイヤーを熱くさせます。

  • 本機最大の魅力は、上乗せ特化ゾーン「モグモグアタック」と「モグラッシュ」です。モグモグアタックはART中のレア役などで突入し、リール停止ごとにゲーム数を上乗せ。モグラッシュはさらに強力で、大量ゲーム数上乗せの期待大となり、一撃で出玉を伸ばすための重要なトリガーとなります。

当時の評価

前作でA+ARTの完成度が高く評価された「モグモグ風林火山」が、当時主流となりつつあった擬似ボーナス+ART機として登場し、大きな注目を集めました。疑似ボーナスによる出玉獲得とARTのスピード感、そして強力な上乗せ特化ゾーンの存在が相まって、爆発力のあるマシンとして高く評価されました。シリーズのコミカルな世界観は健在で、多くのファンに受け入れられました。ART特化機へと変貌を遂げた本機は、当時の市場において、ネット株式会社の機種群の中でも特に人気の高い主力機の一つとなりました。

シンデレラブレイド

筐体

シンデレラブレイド筐体

リール配列

シンデレラブレイドリール配列

機械割

設定 機械割
1 96.3%
2 98.1%
3 101.5%
4 104.7%
5 107.6%
6 114.2%

基本スペック

  • 導入日: 2012年7月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「武闘会」: 1セット最低40G+α / 純増約2.2枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、ボーナスを搭載しないAT(アシストタイム)特化機です。純増約2.2枚/Gを誇るAT「武闘会」で出玉を増やします。通常時は周期抽選システムを採用しており、規定ゲーム数を消化するとAT突入をかけた連続演出に発展します。

  • AT「武闘会」はバトル形式で進行し、主人公のシンデレラが姉たちとのバトルに勝利する限り継続します。ATの残りゲーム数が0になると継続をかけたバトルが発生し、ここでプレイヤーのヒキが勝敗を大きく左右する自力感満載のゲーム性が魅力です。

  • 本機を象徴するのが、AT継続時に突入するゲーム数上乗せ特化ゾーン「おしりペンペンタイム(OPT)」です。プレイヤーがボタンをPUSHするたびに、シンデレラのおしりをペンペンしてゲーム数を上乗せするという斬新かつ衝撃的な演出は、本機最大の魅力でありトリガーです。90%ループで継続する上乗せが、一撃大量獲得の夢をプレイヤーに見せました。

当時の評価

「おしりペンペンタイム」という、パチスロ史上類を見ない斬新な上乗せシステムは、導入と同時に業界内外で大きな話題を呼び、社会現象的な大ヒットを記録しました。そのキャッチーな演出だけでなく、周期抽選とバトル形式のAT、そしてOPTが絡み合うゲーム性の奥深さも高く評価され、幅広い層のプレイヤーを虜にしました。「萌えスロ」の新たな時代を切り拓くと共に、AT機の可能性を大きく広げた歴史的な一台として、今なお多くのファンに語り継がれる伝説的な名機です。

ビキニパイ2

筐体

ビキニパイ2筐体

リール配列

ビキニパイ2リール配列

機械割

設定 機械割
1 96.0%
2 98.2%
3 100.2%
4 104.2%
5 108.1%
6 113.3%

基本スペック

  • 導入日: 2012年11月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「ビキニパイラッシュ」: 1セット30G+α / 純増約2.8枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機はボーナス非搭載のAT機で、純増約2.8枚/Gを誇るAT「ビキニパイラッシュ」を連チャンさせることで出玉を増やします。通常時は「シンデレラブレイド」と同様の周期抽選システムを採用しており、規定ゲーム数を消化するとAT突入の自力チャンスゾーン「ポロリチャンス」に突入します。

  • AT「ビキニパイラッシュ」中は、レア役成立時にゲーム数の直乗せや、上乗せ特化ゾーンへの突入抽選を行っています。ATの初期ゲーム数は30Gと少ないため、いかに早くレア役を引いて上乗せに繋げられるかが、ロング継続への第一歩となります。

  • 出玉の爆発トリガーとなるのが、0G連上乗せ特化ゾーン「スーパーポロリタイム」です。突入すれば、ボタンPUSHのたびにゲーム数が上乗せされていきます。この一撃性能の高さこそが本機最大の魅力であり、プレイヤーのレバーオンに最も力が入る瞬間です。

当時の評価

前作「ドキッと!ビキニパイ」の過激なコンセプトと、「シンデレラブレイド」で大成功を収めた周期抽選システムを融合させた一台として登場しました。その個性的なテーマ性と、純増約2.8枚という高い出玉スピードは一定の注目を集めましたが、歴史的大ヒットを記録した「シンデレラブレイド」の後継機という高いハードルもあり、爆発的な人気を獲得するには至りませんでした。しかし、強力な上乗せ特化ゾーンがもたらす一撃の破壊力は健在で、ネット株式会社らしい尖ったマシンを好む一部のプレイヤーからは根強い支持を得ました。

2013年導入機種

十字架2

筐体

十字架2筐体

リール配列

十字架2リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 103.5%
5 105.5%
6 110.0%

基本スペック

  • 導入日: 2013年1月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「十字架ラッシュ」: 1セット50G+α / 純増約2.8枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、初代「ドラキュラ」で好評を博した「十字架システム」を正統継承したAT機です。通常時は液晶左下のカウンターに十字架を貯めていき、規定数に到達するとATのチャンスゾーン「ドラキュラダンジョン」へ突入。ボーナスを待つだけでなく、小役のヒキで自力でATを掴み取るゲーム性が大きな魅力です。

  • 出玉の主軸となるAT「十字架ラッシュ」は、純増約2.8枚/Gという高い出玉性能を誇ります。AT中はレア役でゲーム数の直乗せや、上乗せ特化ゾーンの抽選を行っており、一度波に乗った際のスピード感は圧巻です。

  • 本機最大の爆発トリガーは、2種類の上乗せ特化ゾーンです。0G連でゲーム数を上乗せする「クロスラッシュ」と、ST(ストックタイム)方式で継続する限り上乗せがループする「ファイナルブラッド」は、どちらも一撃で大量ゲーム数を獲得できる可能性を秘めており、プレイヤーの興奮を最高潮へと導きます。

当時の評価

初代から続く独特な「十字架システム」と、当時最高峰の純増約2.8枚を誇るAT性能が融合した本機は、多くのプレイヤーから高い評価を受けました。通常時のゲーム性は好みが分かれる部分もありましたが、ATに突入した際の爽快感と、強力な上乗せ特化ゾーンがもたらす一撃の破壊力は絶大で、熱狂的なファンを獲得しました。「シンデレラブレイド」の大ヒットで勢いに乗るネット株式会社が、自社の人気シリーズをAT機として見事に進化させた快作であり、同社の代表シリーズとしての地位を不動のものにした名機です。

スナイパイ72

筐体

スナイパイ72筐体

リール配列

スナイパイ72リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.7%
2 98.6%
3 101.4%
4 104.8%
5 108.2%
6 114.2%

基本スペック

  • 導入日: 2013年6月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「ターゲットチャンス」: 1セット100G+α / 純増約2.8枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は「シンデレラブレイド」のゲーム性を正統進化させたAT特化機です。通常時は72ゲーム周期でAT突入のチャンスゾーンに必ず突入し、そこで自力でATを掴み取るという、分かりやすいゲームフローが特徴となっています。

  • 出玉の主軸となるAT「ターゲットチャンス」は、1セット100ゲーム、純増約2.8枚/Gという安定感とスピード感を両立したスペックです。AT中には技術介入要素が存在し、カットイン発生時に指定された箇所を目押しすることで、その後の上乗せ性能がアップ。プレイヤーのスキルが出玉に影響を与える点が、大きな魅力となりました。

  • 最大の爆発トリガーは、上乗せ特化ゾーン「おしりペンペンタイム(OPT)」です。AT中の7揃いなどを契機に突入し、ボタンをPUSHするたびにゲーム数を上乗せします。「シンデレラブレイド」から継承されたこのシステムは、一撃で大量ゲーム数を獲得できる可能性を秘めており、本機最強の叩きどころとなっています。

当時の評価

大ヒットを記録した「シンデレラブレイド」の正統後継機として、導入前から市場の大きな期待を集めました。その期待に応えるように、ATの初期ゲーム数を100Gに固定し安定感を増した点や、プロの雀士やスロッターを唸らせる絶妙な技術介入要素が高く評価されました。もちろん「おしりペンペンタイム」のインパクトと破壊力は健在で、多くのプレイヤーを熱狂させました。ネット株式会社の黄金期を象徴する一台として、「シンデレラブレイド」と並び、ホールの主役として長期間にわたって君臨した名機です。

なでしこ侍

筐体

なでしこ侍筐体

リール配列

なでしこ侍リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.3%
2 98.9%
3 101.7%
4 104.4%
5 107.2%
6 111.0%

基本スペック

  • 導入日: 2013年9月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「開花ノ刻」: 1セット不定 / 純増約2.8枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、通常時の周期抽選からATを目指すゲーム性が特徴のAT機です。規定ゲーム数を消化すると突入するチャンスゾーン「楓チャレンジ」をクリアすることで、AT「開花ノ刻」が確定します。「シンデレラブレイド」から続く、分かりやすいゲームフローを継承しています。

  • AT当選後は、まず初期ゲーム数を決定する0G連上乗せ特化ゾーン「なでしこラッシュ」からスタートします。リールが逆回転し、BARが揃うたびにゲーム数を上乗せしていく爽快感は、本機における最初の叩きどころであり、その後の展開を大きく左右する重要な局面です。

  • 純増約2.8枚/GのAT「開花ノ刻」中は、レア役でのゲーム数直乗せはもちろん、さらなる上乗せ特化ゾーン「なでしこスパイラル」突入も期待できます。AT終了後も、引き戻しゾーン「夢幻城」が用意されており、自力でのAT復帰が可能なため、最後まで期待感が持続します。

当時の評価

「シンデレラブレイド」「スナイパイ72」と歴史的な大ヒットを連発したネット株式会社が、その黄金の方程式ともいえる周期抽選システムを用いて市場に送り出したAT機です。和風の世界観や新しい上乗せ特化ゾーンといった新要素で差別化を図りましたが、あまりにも偉大すぎた前2作のインパクトを超えることは難しく、爆発的なヒットには至りませんでした。しかし、ゲーム性自体の完成度は高く、安定した面白さを持つマシンとしてプレイヤーからは堅実な評価を受けました。同社のAT機シリーズの一角として、ホールのバラエティコーナーを中心に活躍した一台です。

スゴスロ

筐体

スゴスロ筐体

リール配列

スゴスロリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 102.3%
5 107.5%
6 115.3%

基本スペック

  • 導入日: 2013年11月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「スゴスロアドベンチャー」: 1セット不定 / 純増約2.8枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、パチスロのゲーム性にRPGの「スゴロク」要素を融合させた、全く新しいコンセプトのAT機です。通常時は液晶内のマップを進んでいき、最終的にボスを討伐することができればAT確定という、斬新なゲームフローを採用しています。

  • 出玉増加のメインとなるAT「スゴスロアドベンチャー」も、スゴロク形式で進行します。毎ゲームの成立役に応じて獲得できるサイコロでマスを進み、止まったマスの種類によってゲーム数の上乗せやアイテム獲得といった恩恵を得られます。

  • 大量出玉の鍵を握るのが、上乗せ特化ゾーン「勇者覚醒」です。突入すれば高確率でサイコロを獲得でき、ATのロング継続期待度が飛躍的にアップします。この特化ゾーンにいかにして突入させ、活かすことができるかが、プレイヤーの腕の見せ所となります。

当時の評価

「シンデレラブレイド」の大ヒット以降、革新的なゲーム性を追求し続けてきたネット株式会社が放った意欲作として、そのユニークなコンセプトは導入前から大きな話題を呼びました。しかし、通常時のゲームフローがやや単調になりがちであったことや、スゴロクという複雑なシステムが全てのプレイヤーに受け入れられたわけではなく、評価は大きく分かれる結果となりました。AT中の展開もプレイヤーのヒキよりダイスの目に左右される部分が大きく、自力感の薄さを指摘する声もありました。結果として大ヒットには至らなかったものの、パチスロの新たな可能性に挑戦したその姿勢は記憶に残り、個性派マシンとして一部のファンに愛された一台です。

2014年導入機種

シンデレラブレイド2

筐体

シンデレラブレイド2筐体

リール配列

シンデレラブレイド2リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.2%
3 100.0%
4 103.5%
5 107.3%
6 115.4%

基本スペック

  • 導入日: 2014年9月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「武闘会」: 1セット40G+α / 純増約2.3枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、パチスロ史に名を刻んだ「シンデレラブレイド」の正統後継機です。通常時は初代同様の周期抽選システムを採用しており、32ゲーム周期で訪れるチャンスタイムでAT「武闘会」を目指すという、ファンにはお馴染みの分かりやすいゲームフローとなっています。

  • AT「武闘会」も初代のゲーム性を色濃く継承しており、バトルに勝利し続ける限りATが継続します。今作では新たに「ATレベル」の概念が加わり、高レベルが選択されるほど継続期待度が高まる仕様となりました。このATレベルが出玉の波を左右する重要な要素となっています。

  • 本機最大の魅力であり、代名詞ともいえるのがゲーム数上乗せ特化ゾーン「おしりペンペンタイム(OPT)」です。今作では、さらに強力な「お尻狩り」も搭載され、上乗せ性能が大幅に進化。ボタンを叩くたびにゲーム数が加算されていく唯一無二の爽快感と、一撃でATをロング継続させる破壊力は健在です。

当時の評価

歴史的な大ヒットを記録した初代の後継機として、業界の注目を一身に集めて登場しました。ゲーム性の根幹部分は初代を忠実に継承しており、ファンが安心して楽しめる作り込みが高く評価されました。純増枚数が初代の約2.8枚から約2.3枚へとダウンした点などから、初代ほどの爆発的なムーブメントとはなりませんでしたが、それでも「OPT」の持つ圧倒的な魅力とブランド力は絶大で、多くのホールで主力機種として活躍。シリーズの人気を不動のものにした、正統進化と呼ぶにふさわしい名機です。

2015年導入機種

ここから修正

真モグモグ風林火山2

筐体

真モグモグ風林火山2筐体

リール配列

真モグモグ風林火山2リール配列

機械割

設定 機械割
1 96.8%
2 98.3%
3 99.5%
4 102.2%
5 106.6%
6 114.8%

基本スペック

  • 導入日: 2015年1月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「天下布武ラッシュ」: 1セット50G+α / 純増約2.5枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、人気シリーズ「モグモグ風林火山」のゲーム性をAT機として再構築した一台です。通常時は主にレア役を契機に突入する自力チャンスゾーン「お宝RUSH」をクリアすることで、AT「天下布武ラッシュ」を目指すゲームフローとなっています。

  • AT「天下布武ラッシュ」中は、「覚醒玉」を集めることがゲームの鍵となります。集めた覚醒玉はATのセット継続をかけたバトル「太閤検恥」で使用され、玉の数が多いほど勝利期待度が高まります。この「AT中に継続の権利を自力でストックしていく」という戦略性が、本機最大の魅力です。

  • AT中のレア役などから突入する「覚醒」状態は、覚醒玉獲得のハイチャンスとなります。さらに、AT継続バトル勝利の一部で突入する上位AT「真・天下布武ラッシュ」は、覚醒玉の獲得性能が大幅にアップしており、ATのロング継続、ひいては大量出玉獲得への強力なトリガーとなります。

当時の評価

人気シリーズの最新作として、またAT機としてどのような進化を遂げているかに注目が集まりました。AT中に「覚醒玉」を集めて継続を目指すという、運だけでなくプレイヤーのヒキがダイレクトに反映される戦略的なゲーム性は高く評価され、多くのプレイヤーを熱中させました。特に、自力でATを継続させていく感覚は、従来のAT機にはない新たな面白さを提供し、シリーズファンのみならず幅広い層から支持を獲得。ホールの主力機の一つとして安定した人気を誇った名機です。

 

最胸伝奇 パイ遊記

筐体

最胸伝奇 パイ遊記筐体

リール配列

最胸伝奇 パイ遊記リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 103.0%
5 105.3%
6 113.0%

基本スペック

  • 導入日: 2015年5月

  • 種別: AT搭載

  • ボーナス仕様: AT「パイ遊記ラッシュ」: 1セット最低50G / 純増約2.9枚/G


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、通常時に「G(ゴッド)ポイント」を貯めてATを目指す周期抽選タイプのAT機です。1G消化で1Gポイント以上が貯まり、1000Gポイント到達でAT突入のチャンスゾーンに発展するという、「シンデレラブレイド」シリーズで好評を博した分かりやすいゲームフローを継承しています。

  • AT突入をかけたチャンスゾーンは自力バトル形式で展開されます。ここでプレイヤーのヒキが勝利を大きく左右するため、レバーオンに力が入るポイントです。この「自力でATを勝ち取る」というゲーム性が、プレイヤーの挑戦意欲を掻き立てます。

  • 最大の出玉トリガーは、ゲーム数上乗せ特化ゾーン「胸上乗せ」および、その上位版である「SUPER胸上乗せ」です。AT中の特定役などを契機に突入し、継続する限りゲーム数を上乗せし続けます。「おしりペンペンタイム」を彷彿とさせるこのシステムが、一撃大量出玉への夢と興奮をプレイヤーに提供します。

当時の評価

「シンデレラブレイド」や「スナイパイ72」のヒットで確立した、ネット株式会社の「周期抽選+お色気上乗せ特化ゾーン」という黄金律を継承したマシンとして市場に投入されました。「胸上乗せ」というキャッチーかつインパクト抜群のシステムは大きな話題を呼びましたが、高純増AT機に対する規制が強まり始めた時期のリリースであったこともあり、先輩機ほどの社会現象的な大ヒットには至りませんでした。しかし、その尖ったコンセプトと強力な一撃性能は、ネット株式会社らしいマシンを好むコアなファンから熱烈な支持を受け、同社のAT機シリーズにおける個性的な一翼を担った名機として記憶されています。

Zゴールド・インフィニティ

筐体

Zゴールド・インフィニティ筐体

リール配列

Zゴールド・インフィニティリール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.7%
3 100.6%
4 102.9%
5 106.6%
6 111.5%

基本スペック

  • 導入日: 2015年9月

  • 種別: Aタイプ

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約312枚 / REG BONUS: 約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、リール左下に配置された「Z-GATE」ランプが光ればボーナス確定という、極めてシンプルかつ明快な完全告知マシンです。複雑なシステムや演出を一切排除し、誰でも安心して楽しめるゲーム性が最大の魅力となっています。

  • 告知音とランプの光でボーナスを知らせるという王道のゲーム性の中に、多彩な告知タイミングというアクセントが加えられています。レバーオン時、リール回転開始時、停止ボタン有効時など、様々なタイミングで告知が発生する可能性があり、毎ゲームが期待感に満ちています。

  • 出玉の主軸は、約312枚を獲得できるBIGボーナスです。RTやATといった付加機能を持たない純粋なAタイプであるため、ボーナスが成立した際の喜びをダイレクトに味わえます。BIGボーナスが連チャンした際の出玉スピードは、シンプルなゲーム性ながらも十分に魅力的です。

当時の評価

高純増AT機が市場を席巻した時代が終わりを告げ、パチスロが新たな基準へと移行する過渡期に登場した本機は、その原点回帰ともいえるシンプルさで多くのプレイヤーに受け入れられました。「ゼットゴールドEX」の後継機として、分かりやすいゲーム性を好む年配層や初心者を中心に安定した支持を獲得。派手な爆発力はないものの、遊びやすいボーナス確率と安心感のあるゲーム性で、ホールのバラエティコーナーにおいて欠かせない一台として息の長い活躍を見せました。

スーパーブラックジャック2

筐体

スーパーブラックジャック2筐体
©コーエーテクモウェーブ All Rights Reserved.

リール配列

スーパーブラックジャック2リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.1%
2 98.6%
3 99.9%
4 102.8%
5 108.7%
6 119.9%

基本スペック

  • 導入日: 2015年11月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG: 約204枚 / REG: 約54枚

ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、4号機時代に一世を風靡した伝説的名機「ブラックジャック」シリーズの正統後継機です。最大の特徴は、ART中に引いたボーナスをストックし、ART終了後に1G連で放出するという「ストックタイム」システムを、A+ART機として現代に蘇らせた点にあります。

  • 出玉増加の主軸となるART「ストックタイム」は、1セット50G、純増約1.5枚/Gの性能です。ARTへの突入はボーナスがメイン契機となり、ART中はレア役などでゲーム数上乗せのほか、ボーナスストックの抽選も行っています。ストック上乗せ特化ゾーン「リオラッシュ」は、本機一番の叩きどころです。

  • 大量出玉獲得への王道ルートは、ART「ストックタイム」中にいかに多くのボーナスをストックできるかにかかっています。ARTを駆け抜け、貯めに貯めたストックが1G連で次々と放出されていく際の爽快感と高揚感は、本機でしか味わえない唯一無二の魅力と言えるでしょう。

当時の評価

伝説的な4号機の名機の復活、そしてその代名詞であった「ストック」機能の再現ということで、導入前から往年のファンを中心に絶大な期待と注目を集めました。A+ARTという形で巧みに再現された「ストックタイム」は、ART中にボーナスを引く喜びと、その後の1G連への期待感を見事に両立させており、そのゲーム性の高さは多くのプレイヤーから絶賛されました。新基準機への移行期において、古き良き時代の興奮を再び味わわせてくれた本機は、多くのホールで主役級の活躍を見せ、ネット株式会社の技術力の高さを改めて証明した歴史的名機です。

2016年導入機種

十字架3

筐体

十字架3筐体

リール配列

十字架3リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.5%
2 98.6%
3 100.5%
4 103.9%
5 107.7%
6 112.1%

基本スペック

  • 導入日: 2016年3月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: CROSS BONUS: 約150枚 / BONUS: 約48枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、人気シリーズ「十字架」のナンバリングタイトルとして登場したA+ART機です。初代から受け継がれる「十字架システム」は健在で、通常時に十字架を貯めることでARTのチャンスゾーン「ブラッドアンセスターズ」への道が開かれます。ボーナスとARTのループで出玉を増やす王道のゲーム性となっています。

  • 出玉増加の主軸となるART「JKラッシュ」は、突入時のバトル勝利で初期ゲーム数が決定される変動ゲーム数タイプです。ART中は「ブラッドシステム」が鍵を握り、溜めたブラッドを使って継続バトル「ロードオブヴァンパイア」に挑みます。このバトルに勝利し続けることが、ARTロング継続の絶対条件となります。

  • 大量出玉への最大のトリガーは、ARTの最終決戦「ファイナルJKバトル」です。ロードオブヴァンパイアに3回勝利することで突入し、見事勝利できればゲーム数上乗せ特化ゾーン「クロスラッシュ」が確定。この特化ゾーンで大量ゲーム数を獲得し、ARTを延命させていくのが本機最強の出玉獲得パターンです。

当時の評価

シリーズの正統後継機として、多くのファンの期待を背負って登場しました。新基準のA+ART機として、シリーズの代名詞である「十字架システム」やダークな世界観を巧みに再現し、その作り込みは高く評価されました。ART中の自力バトルによる継続システムは、プレイヤーのヒキがダイレクトに出玉に繋がるため、手に汗握る展開を生み出し熱狂的なファンを獲得。一方で、その自力要素の強さから安定感を欠くという側面もありましたが、シリーズのブランド力と、勝利した際の大きな見返りで、ホールの主力機の一つとして確固たる地位を築いた名機です。

ニューチバリヨ 25Φ/30Φ

筐体

ニューチバリヨ筐体
25Φ
ニューチバリヨ30Φ筐体
30Φ

 

リール配列

ニューチバリヨリール配列

機械割

設定 機械割
1 96.8%
2 98.1%
3 99.5%
4 101.0%
5 103.1%
6 105.5%

基本スペック

  • 導入日: 2016年4月

  • 種別: Aタイプ (RT機能付き)

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約312枚 / REG BONUS: 約130枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、リール左右のハイビスカスランプが点灯すればボーナス確定という、沖スロの王道を行く完全告知のAタイプ機です。ボーナスのみで出玉を増やすという、誰にでも分かりやすいシンプルなゲーム性が最大の魅力となっています。

  • 出玉の波を生み出す鍵となるのが、BIGボーナス終了後に必ず突入する32ゲームのRTです。このRT中にボーナスを引き当てることができれば、連チャンが確定。この「32ゲームの壁」を突破できるかどうかが、プレイヤーを熱くさせる最大の叩きどころです。

  • シリーズの象徴ともいえる「パトランプ」役物は本機でも健在です。ボーナス当選ゲームのレバーオン時にパトランプが作動すれば、BIGボーナスの1G連が確定。ハイビスカスの多彩な点灯パターンも搭載されており、シンプルなゲーム性の中に奥深い楽しみが凝縮されています。

当時の評価

4号機時代に絶大な人気を誇った伝説の沖スロ「チバリヨ」の正統後継機として、多くのファンの期待を背負って登場しました。新基準のAタイプ機として、BIG後に必ずRT32Gへ突入させることで、初代の「連チャン」の興奮を見事に再現。そのゲーム性の高さは往年のファンから絶賛され、瞬く間にホールの人気機種となりました。複雑なART機に疲れたプレイヤーの受け皿としても機能し、シンプルながらも一撃の夢がある沖スロの魅力を改めて市場に知らしめた名機です。

プリシラと魔法の本

筐体

プリシラと魔法の本筐体

リール配列

プリシラと魔法の本リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.6%
2 98.6%
3 100.0%
4 103.4%
5 106.5%
6 110.1%

基本スペック

  • 導入日: 2016年10月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約204枚 / REG BONUS: 約48枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、ボーナスとART「ウィザードバトル」で出玉を増やすA+ART機です。通常時は液晶右下にある「マジカルポット」にマナを貯めていき、満タンになるとART突入のチャンスゾーン「詠唱モード」へ移行するという、独自のゲームフローを採用しています。

  • 最大の特徴は、ART「ウィザードバトル」中に搭載された「確率変動システム」です。ART中はモンスターとのバトルが展開され、勝利するたびに小役やボーナスの確率がプレイヤーに有利な状態へとリアルタイムで書き換えられていきます。この戦略性の高いゲーム性が、本機唯一無二の魅力となっています。

  • ARTを連チャンさせ、確率を有利な状態に育て上げていくことで、上位ART「マジカルラッシュ」への道が開かれます。マジカルラッシュは、ART性能が大幅にアップするだけでなく、強力な上乗せ特化ゾーンの役割も担っており、突入させることができれば大量出玉獲得の期待が一気に高まります。

当時の評価

ART中の確率が変動していくという、パチスロの常識を覆す極めて斬新なゲーム性は、導入前から大きな話題を呼びました。その奥深い戦略性は、ゲーム性を深く理解しようとする探究心旺盛なプレイヤーから「スルメ台」として絶大な支持を獲得。一方で、システムの複雑さが初心者にとっては高いハードルとなり、プレイヤーを選ぶ側面も持ち合わせていました。大ヒットには至らなかったものの、その革新的な試みはパチスロ史に強烈なインパクトを残し、ネット株式会社の開発力の高さを改めて示した意欲作として記憶されています。

パチスロ 凪のあすから

筐体

パチスロ 凪のあすから筐体
©Project-118/凪のあすから製作委員会

リール配列

パチスロ 凪のあすからリール配列

機械割

設定 機械割(市場推定値) 機械割(完全攻略値)
1  97.8% 100.5%
2  98.8% 101.5%
3  100.2% 103.0%
4  102.1% 105.0%
5  104.0% 107.0%
6  106.9% 110.1%

基本スペック

  • 導入日: 2016年11月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: EPISODE BONUS: 約150枚 / BIG BONUS: 約150枚 / REG BONUS: 約42枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、人気アニメ「凪のあすから」とのタイアップ機であり、ボーナスとART「ナギタイム」で出玉を増やすA+ART機です。ボーナス確率が約1/200と非常に軽く、ARTへのメインルートもボーナス経由となるため、遊びやすいスペックが特徴です。

  • ART「ナギタイム」は1セット50ゲーム、純増約1.2枚/G(ボーナス込みで約1.5枚/G)の性能です。ART中は、液晶下部に表示される「エナ」を集めることで、セット継続やゲーム数上乗せのチャンスとなる「スペシャルエピソード」への発展を目指します。

  • 出玉の鍵を握るのが、ボーナスとARTが絶妙に絡み合うゲーム性です。ART中にボーナスを引くことで、大量のエナ獲得やスペシャルエピソード突入の期待度が高まります。特にART中のエピソードボーナスは、その後の展開を大きく左右する重要なトリガーとなっています。

当時の評価

人気アニメとのタイアップということで、原作ファンを中心に導入前から高い注目を集めました。ボーナス確率が非常に高く遊びやすいスペックは、ライトユーザーやアニメファンから好評を博しました。一方で、ARTの純増枚数が控えめであることや、大きな出玉の波を作るにはボーナスとARTを絶妙なタイミングで絡ませる必要があるため、やや玄人向けのゲームバランスという側面も持っていました。爆発的なヒットとはならなかったものの、原作の世界観を丁寧に再現した演出や美しい液晶は高く評価され、コンテンツのファンに長く愛された一台です。

2017年導入機種

ドリスタせかんど

筐体

ドリスタせかんど筐体
©コーエーテクモウェーブ All rights reserved.

リール配列

ドリスタせかんどリール配列

機械割

設定 機械割
1  96.9%
2  98.3%
3  100.7%
4  104.0%
5  106.7%
6  110.4%

基本スペック

  • 導入日: 2017年3月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約204枚 / REG BONUS: 約48枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、ネット株式会社の歴代ヒロインが集結するオールスター作品であり、ボーナスとART「ドリスタRUSH」のループで出玉を増やす王道のA+ART機です。初代「ドリスタ」の遺伝子を受け継ぎ、新基準機としてゲーム性を再構築しています。

  • ARTへのメインルートは、ボーナス終了後に突入する自力チャンスゾーン「ドリームチャレンジ」です。ここではプレイヤーが任意でキャラクターを選択し、そのキャラクターの特性を活かしてART突入を目指します。この戦略性と自力感が、本機最大の魅力となっています。

  • ART「ドリスタRUSH」は1セット50ゲーム、純増約1.2枚/G(ボーナス込み約1.5枚/G)です。ART中はレア役でゲーム数上乗せのチャンスとなるほか、ボーナス当選がARTロング継続の鍵を握ります。ART中にボーナスを絡め、出玉の波を作り出すのが理想的な展開です。

当時の評価

5号機初期に「A+ART」というジャンルを確立した伝説的名機の後継作として、多くのファンの期待を集めて登場しました。新基準機として生まれ変わった本機は、初代のゲーム性を彷彿とさせるボーナスとARTのループ、そして自力感の強いチャンスゾーンが高く評価されました。歴代ヒロインが集うオールスター的な魅力も健在で、特にネット株式会社のファンから熱い支持を獲得。爆発的なヒットとはならなかったものの、安定したゲーム性とコンテンツの力で、ホールのバラエティコーナーを中心に堅実な人気を誇った一台です。

賞金首2

筐体

賞金首2筐体

リール配列

賞金首2リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 103.6%
5 106.5%
6 110.3%

基本スペック

  • 導入日: 2017年5月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約204枚 / REG BONUS: 約54枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、4号機時代に人気を博した「賞金首」の正統後継機であり、ボーナスとART「デカRUSH」のループで出玉を増やすA+ART機です。通常時は、リールに出現する「デカチリ」が全ての鍵を握るゲーム性となっています。

  • 最大の特徴である「デカチリ」は、出現すれば必ず何かが起こるチャンスの合図です。連続演出への発展はもちろん、ボーナス同時当選やARTの自力チャンスゾーン「バウンティラッシュ」突入の期待が持てます。この「デカチリ待ち」が、通常時のゲーム性に絶妙な期待感と緊張感を生み出しています。

  • 出玉の主軸となるART「デカRUSH」は、ゲーム数上乗せ型で純増は約1.3枚/G(ボーナス込み約1.7枚/G)です。ART中にボーナスを引くことができれば、ARTゲーム数の減算がストップするだけでなく、上位ART「アサルトタイム」への昇格抽選も行われるため、ARTとボーナスをいかに絡められるかが大量出玉獲得へのカギとなります。

当時の評価

伝説的な4号機の名機の復活ということで、往年のファンを中心に大きな注目を集めました。「デカチリが出ればアツい」という非常に分かりやすいゲーム性は、初心者から上級者まで幅広い層に受け入れられ、高く評価されました。新基準のA+ART機として、ボーナスを絡めながらじっくりと出玉を増やしていくゲームバランスは秀逸で、安定した人気を獲得。ホールの主力機として、長期にわたって活躍した名機です。

熊酒場2丁目店

筐体

熊酒場2丁目店筐体

リール配列

熊酒場2丁目店リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 105.0%
5 110.0%
6 119.9%

基本スペック

  • 導入日: 2017年7月

  • 種別: Aタイプ

  • ボーナス仕様: 大熊ボーナス(BIG): 約312枚 / 小熊ボーナス(REG): 約104枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、初代のゲーム性を完全継承した完全役物告知のAタイプ機です。最大の特徴は、リール右側にある「枝豆役物」から豆が飛び出せばボーナス確定という、極めてシンプルかつインパクト抜群のゲーム性にあります。この分かりやすさが、初心者から上級者までを惹きつけます。

  • 告知に至るまでの演出は多彩で、枝豆役物がガタガタと揺れる前兆演出のほか、リール下部にある一升瓶が揺れたり、のれんが動いたりといった、様々な違和感演出が搭載されています。これらの演出が、単調になりがちなAタイプのゲーム性に絶妙なスパイスを加えています。

  • 出玉の主軸は、約312枚というまとまった枚数を獲得できるBIGボーナスです。ボーナスのみで出玉を増やしていく純Aタイプであるため、難しい目押しや知識は一切不要。「豆が飛び出す」という至福の瞬間を味わい、ボーナスを揃えるというパチスロ本来の楽しさを存分に堪能できます。

当時の評価

5号機初期に大ヒットした「熊酒場」の正統後継機として、多くのファンの期待を背負って登場しました。初代の「扉が開けばボーナス」という分かりやすさを、「枝豆が飛び出せばボーナス」という、さらにユニークで衝撃的な役物告知へと進化させた点は高く評価されました。複雑な機種が多い中で、誰でも安心して楽しめるシンプルなゲーム性は幅広い層に受け入れられ、ホールのバラエティコーナーを中心に長期にわたって安定した人気を誇りました。シリーズのブランド力を改めて証明した名機です。

シンデレラブレイド3

筐体

シンデレラブレイド3筐体

リール配列

シンデレラブレイド3リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2 98.5%
3 100.0%
4 104.0%
5 110.0%
6 117.1%

基本スペック

  • 導入日: 2017年9月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 204枚 / REG BONUS: 54枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、大人気シリーズ「シンデレラブレイド」のナンバリングタイトル第3弾として登場したA+ART機です。通常時は初代・2代目で好評だった周期システムを継承しており、32G消化ごとに訪れる「武闘会」で姉たちを倒せばボーナスorARTが確定するという、分かりやすいゲームフローとなっています。

  • 出玉の主軸となるのは、純増約1.0枚/G(ボーナス込み約1.5枚/G)のART「武闘会」です。ART中はバトル形式で進行し、敵に勝利する限り継続。今作では、ART中にボーナスを引くことができれば、その時点で次セットへの継続が確定する仕様となっており、ボーナスの価値が非常に高まっています。

  • 本シリーズの代名詞であり、最大の魅力である上乗せ特化ゾーン「おしりペンペンタイム(OPT)」は今作でも健在です。ART中のバトル勝利時の一部などで突入し、ボタンPUSHのたびにARTゲーム数を上乗せします。この一撃の破壊力と爽快感が、プレイヤーを熱狂させる最大のトリガーとなります。

当時の評価

シリーズ待望の最新作として、また初代を彷彿とさせるA+ARTスペックへの回帰という点で、導入前から多くのファンの期待を集めました。周期抽選とバトル継続型ART、そして「OPT」というシリーズの根幹を成す面白さはそのままに、ボーナスを絡めて出玉を伸ばしていくという新たなゲーム性が加わった点は高く評価されました。前作までのAT機と比べると出玉スピードは緩やかになったものの、その分遊びやすさと戦略性が増し、シリーズファンを中心に根強い支持を獲得。ホールの主力機として安定した稼働を誇った名機です。

2018年導入機種

パチスロ GATE

筐体

パチスロ GATE筐体
©柳内たくみ・アルファポリス/ゲート製作委員会

 

リール配列

パチスロ GATEリール配列

機械割

設定 機械割(市場推定値) 機械割(完全攻略値)
1 97.5% 99.0%
2 99.1% 100.6%
3 100.7% 102.2%
4 102.0% 103.6%
5 104.9% 106.6%
6 113.2% 115.0%

基本スペック

  • 導入日: 2018年2月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 約150枚 / REG BONUS: 約42枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、大人気アニメ「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」とタイアップしたA+ART機です。ゲーム性の中心は、ボーナスを契機としてART「GATE CHANCE」に突入させ、ARTとボーナスのループで出玉を増やしていくという、王道のスペックとなっています。

  • ART「GATE CHANCE」は1セット50G、純増約1.0枚/G(ボーナス込み約1.4枚/G)のゲーム数管理型です。ART中はレア役でゲーム数上乗せを目指しつつ、セット継続をかけたバトル「帝都決戦」の勝利を目指します。この自力感溢れるバトルが、ART中の興奮を最大限に高めます。

  • 大量出玉への鍵を握るのが、ART中のゲーム数減算がストップする特殊状態「炎龍撃退作戦」です。この間にボーナスやレア役を引くことができれば、大量ゲーム数上乗せの期待大。この強力なトリガーをいかに引けるかが、勝敗を分ける重要なポイントとなります。

当時の評価

人気アニメとのタイアップということで、原作ファンを中心に幅広い層から大きな注目を集めました。原作の世界観を忠実に再現した美麗な液晶演出や、ボーナスを絡めながらARTのロング継続を目指すという、分かりやすくも奥深いゲーム性が高く評価されました。特に、ART中の継続バトルや「炎龍撃退作戦」といった叩きどころが明確で、プレイヤーを飽きさせない作り込みは秀逸。新基準のA+ART機として非常にバランスの取れた一台であり、多くのホールで主力機として長期にわたり活躍した人気機種です。

十字架4

  • 導入時期:2018/6

筐体

十字架4筐体

リール配列

十字架4リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.5%
2 98.9%
3 100.4%
4 103.1%
5 106.1%
6 110.1%

基本スペック

  • 導入日: 2018年6月

  • 種別: A+ART搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 204枚 / REG BONUS: 54枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、人気シリーズ「十字架」のナンバリング最新作として登場したA+ART機です。通常時は主にレア役から突入する自力チャンスゾーン「十字架への願い」をクリアすることで、ART「クロスラッシュ」を目指すという、分かりやすいゲームフローを採用しています。

  • ART「クロスラッシュ」は、継続バトル形式で進行します。ART中は成立役に応じて攻撃抽選を行い、敵のHPをゼロにすれば次セット継続が確定。特にART中の「十字架揃い」は、敵に大ダメージを与えるだけでなく、ゲーム数上乗せやボーナスの大チャンスとなる、最も重要な役となっています。

  • 大量出玉の鍵を握るのが、上乗せ特化ゾーン「ダークサイドノア」と、本機最強トリガーであるフリーズ経由の「光の十字架ラッシュ」です。「ダークサイドノア」はSTタイプの特化ゾーンで、継続する限りゲーム数を上乗せ。「光の十字架ラッシュ」は、突入した時点で完走も視野に入るほどの絶大な破壊力を秘めています。

当時の評価

シリーズの正統後継機として、多くのファンから高い期待を寄せられて登場しました。プレイヤーのヒキが戦況をダイレクトに左右する継続バトル型のARTシステムは、手に汗握る展開を生み出し高く評価されました。特に、ART中の十字架揃いがもたらす恩恵は絶大で、「十字架を引けばなんとかなる」という自力感が多くのプレイヤーを虜にしました。新基準のA+ART機の中でも、ゲームバランスの良さと一撃の破壊力を兼ね備えた名機として、長期にわたりホールで活躍しました。

パチスロ 闇芝居

  • 導入時期:2018/9

筐体

パチスロ 闇芝居筐体
©闇芝居製作委員会2013・2014・2016

リール配列

パチスロ 闇芝居リール配列

機械割

設定 機械割
1 97.0%
2  99.0%
5  103.1%
6  107.0%

基本スペック

  • 導入日: 2018年9月

  • 種別: A+RT搭載

  • ボーナス仕様: BIG BONUS: 最大251枚 / REG BONUS: 最大103枚


ゲーム性の特徴と魅力

  • 本機は、人気ホラーアニメ「闇芝居」とタイアップしたA+RT機です。ゲーム性はボーナスとRTのループで出玉を増やすという王道の作りですが、その最大の特徴は、ボーナスを告知する「違和感演出」にあります。

  • 本機の醍醐味は、通常時・RT中に発生する全222種類もの「違和感演出」を探すことにあります。リール始動音の遅れや、いつもと違う背景など、些細な変化に気づくことができればボーナス当選の期待大。この「探す」楽しみが、従来のAタイプ機にはない新たな遊技性を生み出しています。

  • 出玉の波を作る鍵となるのが、BIGボーナス後に必ず突入する30ゲームのRT「うわさのじかん」です。このRT中にボーナスを引き戻すことができれば、まとまった出玉の獲得に繋がります。RT中も専用の違和感演出が多数用意されており、最後まで気の抜けない展開が続きます。

当時の評価

ホラーアニメという独特の世界観と、「違和感を探す」という斬新なゲーム性が融合した本機は、非常に個性的な一台として市場に登場しました。そのゲーム性の特殊さからプレイヤーを選ぶ側面はあったものの、作り込まれた違和感演出の数々や、それに気づきボーナスに繋がった時の快感は、多くのプレイヤーを虜にしました。派手な出玉性能はありませんでしたが、じっくりと打ち込むほどに味が出る「スルメ台」として、一部のコアなファンから熱狂的な支持を受け、ホールのバラエティコーナーで異彩を放った名機です。


©NET CORPORATION