パチスロメーカー『サミー』が発売した5号機パチスロ全機種を掲載。
発売年月順に筐体画像とリール配列、そしてボーナス(ART・AT)確率や機械割を掲載しております。
2005年
出ましたハクション大魔王
- 導入年月:2005/11
- A+RT搭載
- BIGボーナス3種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
5号機時代の新たな「当たり前」を築いたゲーム性
この機種がプレイヤーに提示したのは、「ボーナスを引けば、必ずチャンスが訪れる」という安心感でした。全てのボーナス終了後にもれなくRT(リプレイタイム)に突入する仕様は、4号機時代の荒波に疲れたプレイヤーの心を掴みました。揃えるBIGの種類に応じてRTゲーム数が30G、60G、180Gと変化するため、どのBIGを引けるかというドキドキ感も味わえました。ボーナスとRTを繰り返していく、という5号機における王道のゲームフローを確立した一台と言えるでしょう。 -
見た目のインパクトを決定づけた「ドーナツビジョン」
筐体中央に鎮座する巨大なドーナツ型の液晶「ドーナツビジョン」は、この台の顔とも言える存在でした。この液晶の中で、お馴染みのキャラクターたちが多彩な予告を繰り広げます。特に「壺」のアクションは重要で、その色や動きがボーナスへの期待感を高める役割を担っていました。過度な煽りが少ない、バランスの取れた演出が通常時を飽きさせない魅力に繋がっていました。 -
出玉を生み出すためのシンプルな方程式
この機種で出玉を伸ばす方法は非常に明快です。それは「ボーナスを引き、RT中にコインを減らさずに、次のボーナスを掴み取る」こと。RT「ドキドキタイム」中はリプレイ確率が飛躍的に高まるため、少ない投資で次の当たりを待つことができます。また、5号機から本格的に採用された「小役とボーナスの同時当選」機能も搭載されており、何気なく引いたスイカやチェリーが突然ボーナスに繋がるサプライズも、通常時の遊技に深みを与えていました。
当時の評価
4号機がホールから姿を消し、「5号機は出ない」という閉塞感が漂っていた時代に、この機種は登場しました。一撃で万枚を目指すような破壊力はありませんでしたが、ボーナスとRTのループで着実に出玉を増やしていく分かりやすいゲーム性が、多くのプレイヤーから支持を集めました。ホールのメイン機種というよりは、バラエティコーナーの常連として、長く安定した人気を保ち続けた名脇役的な存在です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 95.4% |
| 2 | 97.8% |
| 3 | 99.6% |
| 4 | 101.4% |
| 5 | 103.2% |
| 6 | 106.2% |
2006年導入機種
クラッシュバンディクーS
- 導入時期:2006/2
- A+RT搭載
- BIGボーナス3種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
5号機時代の新たな「当たり前」を築いたゲーム性
この機種がプレイヤーに提示したのは、「ボーナスを引けば、必ずチャンスが訪れる」という安心感でした。全てのボーナス終了後にもれなくRT(リプレイタイム)に突入する仕様は、4号機時代の荒波に疲れたプレイヤーの心を掴みました。揃えるBIGの種類に応じてRTゲーム数が30G、60G、180Gと変化するため、どのBIGを引けるかというドキドキ感も味わえました。ボーナスとRTを繰り返していく、という5号機における王道のゲームフローを確立した一台と言えるでしょう。 -
見た目のインパクトを決定づけた「ドーナツビジョン」
筐体中央に鎮座する巨大なドーナツ型の液晶「ドーナツビジョン」は、この台の顔とも言える存在でした。この液晶の中で、お馴染みのキャラクターたちが多彩な予告を繰り広げます。特に「壺」のアクションは重要で、その色や動きがボーナスへの期待感を高める役割を担っていました。過度な煽りが少ない、バランスの取れた演出が通常時を飽きさせない魅力に繋がっていました。 -
出玉を生み出すためのシンプルな方程式
この機種で出玉を伸ばす方法は非常に明快です。それは「ボーナスを引き、RT中にコインを減らさずに、次のボーナスを掴み取る」こと。RT「ドキドキタイム」中はリプレイ確率が飛躍的に高まるため、少ない投資で次の当たりを待つことができます。また、5号機から本格的に採用された「小役とボーナスの同時当選」機能も搭載されており、何気なく引いたスイカやチェリーが突然ボーナスに繋がるサプライズも、通常時の遊技に深みを与えていました。
当時の評価
4号機がホールから姿を消し、「5号機は出ない」という閉塞感が漂っていた時代に、この機種は登場しました。一撃で万枚を目指すような破壊力はありませんでしたが、ボーナスとRTのループで着実に出玉を増やしていく分かりやすいゲーム性が、多くのプレイヤーから支持を集めました。ホールのメイン機種というよりは、バラエティコーナーの常連として、長く安定した人気を保ち続けた名脇役的な存在です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 95.6% |
| 2 | 97.7% |
| 3 | 100.0% |
| 4 | 102.7% |
| 5 | 105.3% |
| 6 | 108.3% |
ボンバーマンビクトリー
- 導入時期:2006/4
- A+RT搭載
- BIGボーナス2種類、REGボーナス2種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
「ハズレ」がアツい画期的なゲームシステム
この機種の最大の発明は、ボーナス非当選のハズレ目の一部が「チャンス目」の役割を持っていた点です。一般的に、何も揃わなければ次のゲームに期待するしかありませんが、本機では特定のハズレ停止形(順押し時の右リール下段青7など)が出現すると、RT突入のチャンスが訪れました。この仕様により、毎ゲーム「ボーナスか、チャンス目か」という2段階の期待感を持つことができ、通常時のレバーオンに新たな緊張感を生み出しました。 -
ボーナス後の明快なチャンスゾーン
全てのボーナス終了後には、必ず50ゲームのRT「ボンバータイム」に突入します。このRT中に特殊リプレイ(リプ・リプ・ベル)を入賞させると、次回ボーナスまで継続する無限RT「ビクトリーチャンス」へと昇格するのが大きな特徴でした。ボーナス後の50ゲーム間は、己のヒキで無限RTを掴み取れるか否かが決まる、非常に分かりやすくアツい瞬間でした。 -
出玉を生み出すためのルート
出玉増加のルートは主に2つ。1つは、ボーナスと50GのRTをループさせて出玉を維持しつつ、まとまった出玉のボーナスを重ねていくパターンです。もう1つは、RT「ボンバータイム」中に無限RT「ビクトリーチャンス」への昇格を成功させ、コインをほとんど減らさずに次のボーナスを待つという理想的な展開です。無限RTを射止めた時の安心感と高揚感は、この機種ならではの醍醐味でした。
当時の評価
5号機初期に登場し、ボーナスとRTで出玉を増やすという王道のゲーム性の中に、「ハズレ目からRTに突入する」という斬新なスパイスを加えたことで、多くのプレイヤーから高い評価を得ました。ボーナス後のRTが50G固定という分かりやすさと、そこで無限RTを掴み取れるかという自力感が、幅広い層に受け入れられました。技術介入要素も適度にあり、設定看破要素も存在したため、遊びやすさと奥深さを両立した名機として、長期にわたりホールの主力機種の一角として活躍しました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 95.5% |
| 2 | 97.6% |
| 3 | 100.2% |
| 4 | 104.3% |
| 5 | 109.1% |
| 6 | 115.0% |
スパイダーマン2
- 導入時期:2006/10
- A+ART搭載
- BIGボーナス1種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
ARTという概念を世に広めた歴史的マシン
本機は、ボーナスとART(アシストリプレイタイム)の組み合わせで出玉を増やす「A+ART機」というジャンルを確立させた、パチスロ史における転換点ともいえる一台です。ボーナスだけでなく、ART「スパイダーラッシュ」が実質的な出玉増加のメインルートとなっており、「ARTで増やしながら次のボーナスを待つ」という、その後の5号機のスタンダードとなるゲーム性を多くのプレイヤーに知らしめました。 -
多彩なART突入経路と継続のドキドキ感
ART「スパイダーラッシュ」への突入経路は、ボーナス中の抽選や、通常時の特定小役成立時など複数存在しました。ARTは1セット50ゲームで、純増枚数は1ゲームあたり約1.5枚と、当時としては非常に高い性能を誇りました。ARTの残りゲーム数が0になると継続をかけたバトル演出に発展し、スパイダーマンが勝利すればART継続という、自力感と興奮を兼ね備えたシステムがプレイヤーの心を熱くさせました。 -
出玉を生み出すためのゲームフロー
この機種で勝利を掴むための王道パターンは、まずボーナスやチャンス役を足がかりにART「スパイダーラッシュ」に突入させること。そして、ARTの高い純増性能を活かしてコインを増やしながら、ART中にボーナスを引き当てるのが理想的な展開でした。ART中に引いたボーナスはARTのゲーム数上乗せやセット数ストックの期待が持てたため、「ARTとボーナスのループ」こそが大量出玉への最短ルートでした。
当時の評価
登場するや否や、その画期的なゲーム性と高い出玉性能で瞬く間にホールを席巻しました。ART中の圧倒的なコイン増加スピードは、それまでの5号機のイメージを覆すほどのインパクトがあり、多くのプレイヤーがその魅力の虜になりました。「スパイダーマン2」の空き台を探すのが困難なほど、常に高稼働を維持していた状況が、当時の人気ぶりを物語っています。パチスロの歴史を語る上で決して外すことのできない、5号機初期の最高傑作の一つとして評価されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.3% |
| 2 | 100.4% |
| 3 | 103.5% |
| 4 | 108.3% |
| 5 | 113.2% |
| 6 | 119.0% |
2007年導入機種
仮面ライダーDX走れ!スーパーバイク編
- 導入時期:2007/2
- A+RT搭載
- BIGボーナス1種類、MIDDLEボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
RT継続を自らの手で掴み取るゲーム性
本機は、ボーナス終了後に突入するRT「変身モード」がゲームの核となっています。このRTはただの消化区間ではなく、RT中に特定役を引くことで継続ゲーム数を「上乗せ」していくという、当時としては画期的なシステムを採用していました。RTが長く続けば続くほど、コインを減らさずに次のボーナスチャンスを待てるため、プレイヤーは自らのヒキでRTを延命させることに熱中しました。 -
2段階のRTによる期待感の持続
ボーナス後に突入するRT「変身モード」は、最大でも90ゲームで終了する可能性がありました。しかし、RT中にボーナスを引き戻すことができれば、次回ボーナスまで継続する無限RT「サイクロンモード」へと昇格します。まずは「変身モード」を継続させ、その間にボーナスを引き当てて「サイクロンモード」に昇格させる、という2段階の目標が、プレイヤーの期待感を常に持続させる役割を果たしていました。 -
出玉を生み出すためのゲームフロー
この機種における勝利への道筋は、まずボーナスを引き当て、RT「変身モード」に突入させることから始まります。RT中は小役を引きながらゲーム数を上乗せし、コインの現状維持に努めます。そして、そのRT中にボーナスを引き戻し、無限RT「サイクロンモード」へ昇格させることができれば、勝利は目前です。無限RT中はコインを減らす心配がないため、安心して次のボーナスを待ち、ボーナスと無限RTのループを築くことが大量出玉獲得の鍵でした。
当時の評価
ボーナスとRTのループという5号機の基本的なゲーム性を踏襲しつつ、「RTゲーム数の上乗せ」という新しい概念を持ち込んだことで、多くのプレイヤーから注目を集めました。RTを継続させられるかどうかがプレイヤーのヒキ次第という自力要素の強さが、特にゲーム性を重視する層から高く評価されました。大ヒットした前年の機種ほどの爆発的な人気とはならなかったものの、原作ファンの支持と独自のゲーム性が評価され、5号機A+RTタイプのラインナップに欠かせない一台として、長期間にわたり安定した稼働を維持しました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 99.0% |
| 3 | 102.0% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 111.0% |
| 6 | 117.0% |
ゴジラパチスロウォーズ
- 導入時期:2007/3
- A+ART搭載
- BIGボーナス1種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
高純増ARTによる圧倒的なコイン増加性能
本機の心臓部と言えるのが、1ゲームあたり約1.5枚という高い純増性能を誇るART「ゴジラッシュ」です。ボーナスをメインの契機として突入するこのARTは、一度始まれば圧倒的なスピードで出玉を増やしていくことが可能でした。ボーナスだけでなくARTそのものが出玉の塊となるゲーム性は、当時のプレイヤーに強烈なインパクトを与えました。 -
継続バトルが織りなす手に汗握る攻防
ART「ゴジラッシュ」は1セット50ゲームで、セット終了後には継続を賭けたバトル演出に発展します。ゴジラがキングギドラをはじめとするライバル怪獣たちと繰り広げるバトルは、この機種一番の叩きどころです。ゴジラが勝利すればART継続となるシンプルなルールながら、その攻防は非常に多彩で、自らの手で勝利を掴み取った時の興奮は格別でした。 -
期待感を高める独自システム「G浸食」
ART中には、液晶画面の一部が徐々に「G細胞」に浸食されていく独自の「G浸食」システムが搭載されていました。この浸食が100%に達すると、ARTのセット数上乗せや継続バトルへの発展など、様々な恩恵が期待できました。ただゲーム数を消化するだけでなく、G浸食の進行度というもう一つの軸が、ART中の期待感を持続させる重要な役割を果たしていました。
当時の評価
「スパイダーマン2」の登場以降、ホールで人気が確立されたA+ART機の正統後継機として、大きな期待と共に登場しました。その期待に応えるだけの高い出玉性能と、「ゴジラ対怪獣」という分かりやすくも奥深いバトル継続システムが多くのプレイヤーの心を掴み、瞬く間にホールの人気機種へと駆け上がりました。ART中の高い純増性能と自力感溢れる継続バトルは、射幸性を求めるプレイヤーのニーズに完璧に応えるものであり、5号機A+ART黄金期を代表する一台として、長期にわたってホールの主役として君臨しました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.5% |
| 2 | 99.3% |
| 3 | 101.9% |
| 4 | 104.6% |
| 5 | 107.2% |
| 6 | 109.8% |
ミスターマジックネオ
- 導入時期:2007/3
- A+RT搭載
- BIGボーナス (約350枚)、REGボーナス (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
4号機の名機復活とRTによる進化
本機は、4号機時代に人気を博した名機「ミスターマジック」の正統後継機です。ボーナスで出玉の塊を獲得するというAタイプの基本的な楽しさを継承しつつ、5号機ならではのRT機能を融合させました。BIGボーナス後は100G、REG後でも30GのRT「マジックタイム」に必ず突入するため、ボーナス後の即ヤメという概念がなく、常に次のチャンスに期待が持てる安心感のあるゲーム性でした。 -
緊張感を生み出す「パンク役」の存在
この機種のRTを唯一無二のものにしていたのが、「パンク役(シングルボーナス)」の存在です。RT中にこのパンク役を入賞させてしまうと、RTが強制的に終了してしまいます。プレイヤーはパンク役成立を察知した際に、指定された箇所を避けてリールを止める必要がありました。この「RTを守るための目押し」という適度な技術介入が、単なる消化時間になりがちなRTに、常に緊張感と達成感を与えていました。 -
無限RTへの昇格という明確な目標
RT「マジックタイム」中に、特殊リプレイを入賞させることができれば、次回ボーナスまで継続する無限RT「スーパーマジックタイム」へと昇格します。パンクの危機を乗り越えながら、この特殊リプレイを引き当てることこそが、プレイヤーにとって最大の目標でした。無限RTに突入させた時の安堵感と、出玉の増加が約束された状況は、この上ない喜びの瞬間でした。
当時の評価
4号機時代の前作を知る往年のファンからは懐かしさをもって迎え入れられ、新規の5号機ユーザーにはRT中の技術介入という新鮮なゲーム性で支持されました。爆発的な出玉性能を持つART機がホールの主役となりつつある中で、ボーナスと自力感のあるRTでコツコツと出玉を増やす安定したゲーム性は、独自のポジションを確立。特に、自分の腕でRTを延命させ、無限RTを掴み取るというゲーム性が玄人プレイヤーの心を掴み、長く遊び込める名機としてホールのバラエティコーナーを中心に根強い人気を誇りました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.4% |
| 2 | 100.2% |
| 3 | 102.8% |
| 4 | 105.3% |
| 5 | 108.2% |
| 6 | 111.0% |
けものっち!
- 導入時期:2007/5
- A+RT搭載
- BIGボーナス2種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
かわいらしい世界観とボーナス価値のメリハリ
動物をモチーフにした愛らしいキャラクターたちが液晶画面で活躍する、親しみやすい世界観が特徴です。ゲームの基本はボーナスとRTのループですが、ボーナスの種類によってRTのゲーム数が大きく異なる(S-BIG:100G, N-BIG:50G, REG:30G)ため、「どのボーナスを引けるか」が非常に重要でした。特に約360枚獲得できるS-BIG後の100GのRTは、大きなアドバンテージとなりました。 -
RT中の緊張感を生む「パンク役」回避
本機のRT「けものっちタイム」は、ただリプレイが揃うだけの時間ではありませんでした。RT中には、入賞させてしまうとRTが即座に終了する「パンク役(シングルボーナス)」が成立する可能性があり、プレイヤーはナビに従ってパンク役を回避する目押しを要求されました。この「RTを自らの技術で守る」というゲーム性が、RT中のレバーオン一つひとつに心地よい緊張感を与えていました。 -
無限RT昇格がもたらす至福の瞬間
RT中の最大の目標は、特殊リプレイを入賞させ、次回ボーナスまで継続する無限RT「スーパーけものっちタイム」へ昇格させることです。パンク役を回避し続けるプレッシャーの中で、見事特殊リプレイを引き当てた時の安堵感と達成感は、この機種でしか味わえない格別なものでした。無限RTに突入すれば、あとはコインを減らす心配なく、安心して次のボーナスを待つだけの至福の時間が訪れます。
当時の評価
高純増ART機がホールの主役となりつつあった時代に、ボーナスと技術介入RTで出玉を増やすという、古き良きAタイプマシンの面白さを追求した一台です。そのかわいらしい見た目とは裏腹に、RT中は常にパンク役を回避するための目押しが求められるという、技術介入度の高い硬派な一面も持ち合わせていました。このゲーム性が、特にAタイプや技術介入を好むプレイヤー層から熱烈な支持を獲得。爆発力よりも安定感とゲーム性を重視するファンに愛され、バラエティコーナーの優良機種として独自の存在感を放ち続けました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.1% |
| 2 | 99.3% |
| 3 | 102.1% |
| 4 | 104.6% |
| 5 | 107.2% |
| 6 | 109.3% |
ディスクアップオルタナティブ
- 導入時期:2007/5
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約300枚)、REGボーナス (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の技術介入機、5号機で完全復活
本機は、4号機時代に「技術介入」という概念をパチスロ界に根付かせた伝説の名機「ディスクアップ」の正統後継機です。BIGボーナス中の簡単な目押しで獲得枚数をアップさせる技術介入を5号機で見事に再現。さらに、ARTとRTという新たな機能を搭載し、ただの復刻に留まらない進化を遂げたゲーム性は、往年のファンを熱狂させました。 -
出玉の鍵を握るART「DJタイム」
BIGボーナス終了後、2分の1の確率で突入するのが、1ゲームあたり約1.0枚の純増を誇るART「DJタイム」です。50ゲームを基本とし、消化中のボーナスや特定役でゲーム数上乗せも期待できる、まさにコインを増やすためのメインルートでした。BIGを引いた後の成否判定演出は、この機種における最初の、そして最大の勝負所でした。 -
腕で守り抜く無限RT「ダンスタイム」
REGボーナス後やART終了後、そして通常時の一部から突入するのが、次回ボーナスまで継続する無限RT「ダンスタイム」です。このRT中はコインを減らさずに次回ボーナスを待てる反面、入賞させるとRTが終了してしまう「パンク役」が成立する可能性がありました。プレイヤーは常にパンク役を回避する目押しを強いられ、自らの腕で無限のチャンスを守り抜くという、緊張感と達成感を同時に味わうことができました。
当時の評価
「フル攻略すれば設定1でも機械割が100%を超える」という、当時としては破格の甘いスペックが最大の話題となりました。その恩恵を最大限に受けるためには、BIG中の枚数調整からART中のナビ消化、RT中のパンク回避まで、あらゆる場面で完璧な目押しが求められるため、プロやパチスロ上級者から絶大な支持を集めました。一方で、目押しが苦手なライトユーザーには敷居が高い機種でもあり、プレイヤーを選ぶ一台でした。しかし、その挑戦的なゲーム性と技術介入へのこだわりは高く評価され、5号機時代における技術介入機の金字塔として、今なお多くのファンの記憶に深く刻まれています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.0% |
| 2 | 98.2% |
| 3 | 100.6% |
| 4 | 103.1% |
| 5 | 105.6% |
| 6 | 108.6% |
力道山
- 導入時期:2007/6
- A+ART搭載
- BIGボーナス2種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
プロレスの熱狂を再現したARTシステム
本機の出玉創出の核となるのが、ART「チャンピオンロード」です。このARTは、単にゲーム数が消化されるだけでなく、往年のプロレスの試合そのものをゲーム性に見事に落とし込んでいるのが最大の特徴でした。ARTの継続を賭けたバトルでは、力道山が伝説のレスラーたちと対決。対戦相手や試合展開によって継続期待度が変化し、プレイヤーは手に汗握る攻防を見守りました。 -
勝利を呼び込む「魂」システム
通常時からART中まで、あらゆる場面で重要となるのが「魂」という独自ポイントです。液晶右下の「魂メーター」は、レア役などを契機に貯まっていき、これが満タンになるとART抽選や継続バトルが有利になるアイテムを獲得できました。常に「魂」を貯めるという明確な目的があるため、通常時もダレることなく遊技に集中できるゲーム性でした。 -
ARTとボーナスが織りなす出玉の波
勝利への道筋は、まずボーナスや通常時のレア役からART「チャンピオンロード」を掴み取るところから始まります。ARTに突入すれば、継続バトルを乗り越えながらセット数を重ねていくのが目標です。さらに、ART中にボーナスを引き当てることができれば、ARTのゲーム数上乗せやセットストックの大きなチャンスとなり、一気に出玉を加速させることが可能でした。このARTとボーナスの理想的なループこそが、大量出玉への王道パターンでした。
当時の評価
A+ART機が市場の主流であった時代に、プロレス界の伝説「力道山」という強力な版権を武器に登場しました。特に、実写映像をふんだんに使用した演出や、プロレスの試合を忠実に再現したART継続バトルは、往年のプロレスファンや年配層から絶大な支持を受けました。ゲーム性も、自力感の強いART継続バトルと「魂」を貯めるという目標設定がうまく噛み合っており、打ち込みがいのある一台として評価されました。爆発的なヒットを記録した機種と比べると知名度は一歩譲るものの、その唯一無二の世界観と熱いゲーム性で根強いファンを獲得し、ホールのバラエティコーナーで長く愛された個性派マシンです。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.8% |
| 2 | 99.7% |
| 3 | 101.3% |
| 4 | 103.1% |
| 5 | 105.2% |
| 6 | 107.3% |
仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編
- 導入時期:2007/6
- A+RT搭載
- BIGボーナス (約350枚)、MIDDLEボーナス (約117枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
筐体の主役、巨大「変身ベルト役物」
この機種を象徴するのが、リール上部に鎮座する巨大な「変身ベルト役物」です。レバーオンや各種演出と連動して、このベルトが回転すればボーナスの大チャンスという、視覚的に非常に分かりやすいゲーム性が最大の特徴でした。原作の変身シーンさながらの迫力あるアクションは、多くのプレイヤーの心を鷲掴みにしました。 -
シンプルかつ安心感のあるRTシステム
前作のゲーム性を一部継承しつつ、より遊びやすさを追求したRT「変身モード」を搭載。ボーナス終了後には必ずこのRTに突入します。前作にあったゲーム数上乗せやパンク役といった複雑な要素を排除し、純粋にRT中にボーナスを引き戻せるかに集中できる、シンプルで明快なゲーム性へと進化しました。 -
無限RTへの一本道「サイクロンチャンス」
RT「変身モード」中の最大の目標は、特殊リプレイ「サイクロンチャンス」を入賞させ、次回ボーナスまで継続する無限RT「サイクロンモード」へと昇格させることです。無限RTに突入すれば、コインを減らすことなく次のボーナスを待てるため、出玉の安定感は飛躍的に向上します。この明確な目標が、RT中の遊技に常に程よい緊張感と期待感を与えていました。
当時の評価
大人気シリーズの続編として、そして何よりも巨大な「変身ベルト役物」のインパクトで、登場と同時に大きな話題を集めました。前作の技術介入性の高いゲーム性から一転、誰でも楽しめるシンプルで分かりやすいゲーム性になったことで、初心者やライトユーザーを含む幅広い層からの支持を獲得。ボーナス確率も比較的高く、遊びやすいスペックであったことから、長期にわたって安定した稼働を誇りました。ホールのA+RT機のラインナップにおいて、欠かせない一台として多くのプレイヤーに愛された人気機種です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 95.8% |
| 2 | 98.0% |
| 3 | 99.7% |
| 4 | 101.6% |
| 5 | 104.0% |
| 6 | 106.1% |
パチスロ北斗の拳2乱世覇王伝天覇の章
- 導入時期:2007/7
- A+ART搭載
- BIGボーナス1種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説的4号機の後継という宿命
本機は、パチスロの歴史を塗り替えた4号機「パチスロ北斗の拳」の正統後継機です。多くのプレイヤーが待ち望んだ伝説のシリーズが、5号機のA+ARTタイプとして新生しました。前作の「バトルボーナス」の興奮を、ART「宿命の刻(しゅくめいのとき)」でいかに再現するかに全ての焦点が当てられており、そのゲーム性は全く新しいものへと進化を遂げました。 -
ARTで再現されたケンシロウとラオウの死闘
出玉増加の主軸となるART「宿命の刻」は、前作のゲーム性を色濃く受け継いだ継続バトル方式です。ケンシロウがラオウに敗北しない限りARTは継続し、その手に汗握る攻防は健在。特筆すべきは、バトルシーンがドット絵から3Dポリゴンへと進化した点で、よりダイナミックで迫力のある死闘が繰り広げられました。 -
モード移行が出玉の鍵を握るゲームフロー
本機の大きな特徴は、ART突入のメイン契機がボーナスではなく、通常時のモード移行にある点です。内部的に複数のモードが存在し、レア役などをきっかけに上位モードへ移行することでART突入の期待が高まります。ボーナスは、ART突入への強いトリガー、またはART中のセット数上乗せのチャンスという役割を担っており、いかにARTとボーナスを絡ませるかが大量出玉への道筋でした。
当時の評価
パチスロ史上最大のヒット作の続編として、ホール登場前から前代未聞の注目を集めました。導入直後から全国のホールで圧倒的な台数を誇るメイン機種として君臨し、商業的にも大成功を収めました。一方で、前作のシンプルなゲーム性を愛したファンからは、モード移行という複雑な概念や、3D化されたバトル演出に賛否両論の声も上がりました。しかし、それらの意見も含めて社会現象に近いほどの話題を提供し、5号機時代を代表するメガヒットマシンであったことは間違いありません。偉大すぎる前作の影と戦いながらも、5号機時代の「北斗」として確固たる地位を築いた、歴史に名を残す一台です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.8% |
| 2 | 96.9% |
| 3 | 97.2% |
| 4 | 99.3% |
| 5 | 102.9% |
| 6 | 106.8% |
2008年導入機種
パチスロ北斗の拳2ネクストゾーン闘
- 導入時期:2008/2
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約252枚)、REGボーナス (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
大ヒット作に新たな興奮を加えた改良版
本機は、ホールを席巻した「パチスロ北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章」のゲーム性をベースに、新たなチャンスゾーンを搭載したマイナーチェンジバージョンです。前作の基本的なゲームフローはそのままに、ARTへの突入ルートをより分かりやすく、かつエキサイティングにするための改良が加えられています。 -
ARTへの新たな扉「Next Zone」
この機種の最大の追加要素が、20ゲーム継続のRT「Next Zone」です。通常時の特殊リプレイを契機に突入するこのゾーンは、ART「宿命の刻」への突入期待度が飛躍的に高まるチャンスゾーンの役割を果たしていました。いつ訪れるか分からないモード移行を待つだけでなく、「Next Zone」という明確な目標ができたことで、通常時の遊技に新たなメリハリが生まれました。 -
継承されたARTとボーナスの連環
メインの出玉増加機能であるART「宿命の刻」は、前作同様ケンシロウとラオウの継続バトルによって展開されます。この手に汗握るARTをいかに継続させ、さらにその中でボーナスを引き当てることができるかが、大量出玉獲得の鍵であることに変わりはありません。「Next Zone」は、この興奮の頂点であるARTへの、新たな入り口として機能していました。
当時の評価
メガヒット作「天覇の章」の改良版として登場し、多くのプレイヤーから注目を集めました。特に、ART突入までのプロセスが分かりにくかった前作の弱点を、「Next Zone」という明確なチャンスゾーンの追加によって見事にカバーした点は高く評価されました。これにより、初心者でもART突入への期待感を抱きやすくなりました。一方で、ゲームの根幹部分は前作を踏襲しているため、新鮮味に欠けるという意見もありました。しかし、前作のファンを中心に安定した支持を得て、ホールの「北斗」ブランドの人気をさらに盤石なものにした、優れた後継機として認識されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.8% |
| 2 | 100.8% |
| 3 | 102.8% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 107.2% |
| 6 | 109.7% |
パチスロ北斗の拳2ネクストゾーン将
- 導入時期:2008/2
- Aタイプ
- BIGボーナス (約416枚)、REGボーナス (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
ARTからAタイプへ、原点回帰のゲーム性
本機は、それまでの「北斗2」シリーズがART機であった流れを断ち切り、ボーナスのみで出玉を増やす純粋な「Aタイプ」として登場した、シリーズの中でも異色の存在です。複雑なモード移行やARTの継続バトルといった要素は一切排除され、プレイヤーは純粋に「いつボーナスが当たるか」という、パチスロ本来の分かりやすい楽しさに集中することができました。 -
ボーナス後のチャンスを約束する「Next Zone」
機種名にもなっている「Next Zone」は、これまでのシリーズとは役割が全く異なります。本機における「Next Zone」は、全てのボーナス終了後に必ず突入する20ゲームのRT(リプレイタイム)を指します。この間はコインをほとんど減らすことなく、次のボーナスへの期待を繋ぐことができます。ボーナスを引いた後の即ヤメを防ぎ、連チャンの期待感を高める重要な役割を担っていました。 -
400枚BIGによる分かりやすい出玉の塊
この機種の最大の魅力は、BIGボーナス一回で約416枚というまとまった枚数が獲得できる点にあります。ART機のような時間をかけた出玉の波ではなく、BIGを一度引けばしっかりとした見返りがあるという安心感は、Aタイプならではのものです。多彩な液晶演出からボーナスを察知し、自らの手でBIGを揃えるというシンプルなゲームフローが、多くのプレイヤーに支持されました。
当時の評価
ART全盛の時代に、国民的コンテンツである「北斗の拳」の名を冠してAタイプ機をリリースしたことは、大きな驚きをもって市場に迎えられました。それまでのシリーズの複雑なゲーム性に馴染めなかったプレイヤーや、シンプルなAタイプを好む層からは、「こういう北斗を待っていた」と好意的に受け入れられました。一方で、ARTの刺激的な出玉性能を期待するファンからは、物足りないという声も聞かれました。結果として、前2作のような社会現象的なヒットには至らなかったものの、Aタイプとしての完成度は非常に高く、ブランド力と遊びやすさで安定した稼働を誇りました。シリーズの多様性を示す一台として、独自のポジションを確立した名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.0% |
| 3 | 102.0% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 107.0% |
| 6 | 112.0% |
パチスロ格闘美神ウーロン
- 導入時期:2008/5
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
ARTをその手で掴み取る「天輪チャレンジ」
この機種を唯一無二の存在たらしめているのが、ART突入を賭けた自力チャンスゾーン「天輪チャレンジ」です。これは運任せの抽選ではなく、回転するリールをプレイヤー自身のタイミングで停止させ、見事シンボルを射抜くことができればARTが確定するという、まさに腕前が試される瞬間でした。この「自分の力でARTを勝ち取った」という強烈な達成感が、多くのプレイヤーを虜にしました。 -
出玉の主役となる高純増ART「ウーロンチャンス」
本機のボーナスは獲得枚数が控えめである代わりに、出玉増加の主役は1ゲームあたり約1.4枚という高い純増を誇るART「ウーロンチャンス」が担っています。1セット50ゲームのARTをいかに継続させ、その中でボーナスを絡めてロングランさせるかが出玉の鍵。ARTの性能が高い分、突入の入り口である「天輪チャレンジ」には、誰もが手に汗を握りました。 -
自力感と運が絡み合う絶妙なゲームバランス
勝利への道筋は、まずボーナス当選、あるいは通常時のレア役から「天輪チャレンジ」への突入を目指すことから始まります。チャレンジに成功すれば、高純増ART「ウーロンチャンス」に突入。ART終了後は継続を賭けたバトルに発展し、ここでも自力と運が絡み合う熱い展開が待っていました。ボーナスのヒキ、チャレンジの成功、継続バトルの勝利という複数の要素が絡み合うことで、常に緊張感の途切れないゲーム性を実現していました。
当時の評価
A+ART機が全盛期を迎えていた時代に、「ARTを自力で掴み取る」という斬新なゲーム性を引っ提げて登場し、大きな話題となりました。特に、目押しやタイミングに自信のある上級者層から、「これぞパチスロの醍醐味だ」と絶大な支持を獲得。一方で、目押しが苦手なプレイヤーにはややハードルが高い一面もありましたが、それを補って余りあるほど「天輪チャレンジ」の魅力は強烈でした。メガヒットシリーズのような万人が打つ機種とはならなかったものの、その挑戦的なゲーム性は高く評価され、唯一無二の個性を持つ名機として、熱心なファンに長く愛され続けました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 101.5% |
| 3 | 105.0% |
| 5 | 108.6% |
| H | 113.0% |
パチスロ桃太郎電鉄
- 導入時期:2008/7
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
国民的ボードゲームの世界観をパチスロで完全再現
本機は、大人気ボードゲーム「桃太郎電鉄」の世界観を、パチスロのゲーム性に見事に落とし込んだ一台です。通常時からART中に至るまで、液晶ではお馴染みの桃鉄のマップが展開。サイコロを振って目的地を目指すという原作のゲームフローが、ART突入や継続の期待度を示唆する役割を果たしており、パチスロファンだけでなく原作ゲームのファンも楽しめる作りになっていました。 -
目的地到着が出玉の鍵を握るARTシステム
出玉増加の主役となるのが、ART「桃鉄ラッシュ」です。このARTは、原作さながらに設定された「目的地」に到着することで、ゲーム数の上乗せや継続が確定するというユニークなシステムでした。ART中は毎ゲームサイコロを振り、出た目の数だけマスを進んでいきます。目的地が近づくにつれて高まる興奮と、到着した時の達成感は、他の機種では味わえないこの台ならではの魅力でした。 -
多彩なカードが勝利をアシスト
原作の魅力である「カード」も、パチスロのゲーム性において重要な役割を担っていました。ART突入を助けるもの、ART中のサイコロの出目を良くするものなど、様々な効果を持つカードが存在し、それらをどのタイミングで手に入れ、活かすことができるかが、勝利への近道でした。このカードの存在が、ゲーム展開に深みと戦略性を与えていました。
当時の評価
国民的な知名度を誇る「桃太郎電鉄」とのタイアップということで、登場前から幅広い層から大きな注目を集めました。ARTのゲーム性に、すごろくという万人に分かりやすいルールを取り入れたことで、普段パチスロを打たない層にもアピール。原作ファンからは、その高い再現性を評価する声が多く聞かれました。一方で、ART中の展開がサイコロの目に大きく左右されるため、やや単調に感じられるという意見もありました。しかし、その親しみやすいキャラクターと唯一無二のゲーム性で、ホールのバラエティコーナーにおいて独自のポジションを確立。多くのプレイヤーに愛された個性派マシンとして記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.6% |
| 2 | 99.8% |
| 3 | 103.0% |
| 4 | 106.7% |
| 5 | 110.4% |
| 6 | 115.2% |
パチスロハードボイルド
- 導入時期:2008/10
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約252枚)、REGボーナス (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の名機、ARTを携えて完全復活
本機は、4号機時代にその高い技術介入性とゲーム性で一世を風靡した「ハードボイルド2」の正統後継機です。5号機への進化にあたり、ART「バレットラッシュ」を新たに搭載。ボーナス中のビタ押しによる枚数アップといった伝統の技術介入要素はそのままに、ARTによる出玉の波を融合させ、ただの復刻ではない新たな興奮を生み出しました。 -
「AR1000」の衝撃を再現した一撃トリガー
4号機時代のプレイヤーを熱狂させた伝説の「AR1000」。その興奮を5号機で再現するのが、1000ゲーム継続のART「ハイパーバレットラッシュ」です。突入すれば約1500枚の出玉が期待できるという、まさに一撃必殺のプレミアトリガーでした。この夢のある仕様が、プレイヤーの射幸心を煽り、レバーオンに極限の緊張感を与えました。 -
己の腕ですべてを掴み取るゲーム性
この機種は、あらゆる場面でプレイヤーの技術が問われます。BIGボーナス中は、ビタ押しを成功させることで最大枚数を獲得。そしてART突入を賭けたチャンスゾーン「ルーレットチャンス」では、弾痕の数が多いほど期待度がアップするという自力感の強い抽選が行われます。運だけでなく、己の腕と知識で勝利を引き寄せるという、パチスロ本来の奥深い楽しさが凝縮されていました。
当時の評価
「フル攻略時の機械割は119%超」という、5号機の中でも群を抜いて高いスペックが、登場前から大きな話題となりました。その性能を最大限に引き出すためには、完璧なビタ押し技術が不可欠であり、腕に覚えのあるプロや上級者から熱狂的に支持されました。その一方で、技術介入のハードルの高さから、初心者やライトユーザーが気軽に手を出せる機種ではありませんでした。結果として、万人が楽しむ大衆機というよりは、「玄人が好む至高の一台」としての地位を確立。その挑戦的なスペックとゲーム性は、5号機A+ART時代において唯一無二の輝きを放つ伝説的な名機として、今なお語り継がれています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.0% |
| 2 | 99.5% |
| 3 | 101.4% |
| 4 | 103.9% |
| 5 | 107.4% |
| 6 | 111.7% |
ぱちスロST行け!稲中卓球部
- 導入時期:2008/12
- A+RT搭載 (ST方式)
- BIGボーナス (約252枚)、REGボーナス (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
パチスロに「ST」の概念を持ち込んだ革命児
本機がパチスロ史に与えた最大のインパクトは、パチンコのST(スペシャルタイム)の概念を初めて本格的に搭載した点です。ボーナス終了後に突入する30ゲームのRT「稲中タイム」中にボーナスを引き当てることができれば、そのボーナス消化後に再び30ゲームのRTに再突入。この「RTとボーナスの無限ループ」への期待感が、これまでの機種にはなかった全く新しい興奮を生み出しました。 -
原作の狂気を再現した唯一無二の世界観
伝説的なギャグ漫画「行け!稲中卓球部」の世界観を、液晶演出で余すところなく再現。原作でお馴染みの奇妙でシュールなキャラクターたちが、ボーナスへの期待感を煽ります。特に、ボーナスが確定した際の「死ね死ね団の歌」は、一度聴いたら忘れられない強烈なインパクトをプレイヤーに与えました。 -
単純明快、故にアツいゲームフロー
この機種で勝利を掴むための方法は、極めてシンプルです。それは「とにかくボーナスを引き、RT『稲中タイム』中に再びボーナスを引くこと」。RT中はコインをほぼ減らさずに、純粋にボーナス抽選だけを受けることができます。わずか30ゲームという限られたゲーム数の中で、レバーオンに全ての望みを託すという、分かりやすさと緊張感が同居したゲーム性が多くのプレイヤーを熱中させました。
当時の評価
「パチスロでST」という、それまでの常識を覆す画期的なゲーム性が、登場と同時に業界内外で大きな話題となりました。原作の熱狂的なファンと、新しいゲーム性を求めるスロットユーザーの双方から強い関心を集めました。RT中にボーナスを引けるかどうかが全てという、非常に波の荒いスペックはプレイヤーを選ぶ一面もありましたが、一度ループに突入した際の爆発力と高揚感は絶大で、多くの熱狂的なファンを生み出しました。唯一無二の原作の世界観と革新的なゲームシステムが奇跡的な融合を果たした、5号機史に残る伝説的なカルトマシンとして高く評価されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.5% |
| 2 | 99.5% |
| 3 | 102.5% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 106.5% |
| 6 | 110.0% |
ぱちスロSTゴジラ
- 導入時期:2008/12
- A+RT搭載 (ST方式)
- BIGボーナス (約252枚)、REGボーナス (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
STシステムの正統進化形
本機は、サミーが「稲中卓球部」で世に送り出したST(スペシャルタイム)システムのコンセプトを、王道コンテンツである「ゴジラ」で進化させた一台です。ボーナス後に突入する50ゲームのRT「G-RUSH」中にボーナスを引き戻せば、再びRT「G-RUSH」に突入するという、シンプルかつ中毒性の高いループ性能が最大の魅力です。 -
怪獣バトルで表現されたSTの興奮
RT「G-RUSH」中は、ゴジラがキングギドラやガイガンといったライバル怪獣とバトルを繰り広げます。RT中にボーナスフラグを成立させることが、すなわち「怪獣の撃破」を意味し、ループ継続が確定します。残りゲーム数が少なくなるにつれて高まる緊張感と、ボーナスを引き当てて敵を倒した時の爽快感は、STと怪獣バトルというテーマが見事に融合した本機ならではの体験でした。 -
50ゲームという絶妙なゲームバランス
RTが30ゲームだった前作に対し、本機では50ゲームへと延長されたことで、ループへの期待感がより持続しやすくなりました。この50ゲームという数字が、「やれるかもしれない」という希望と、「駆け抜けたらどうしよう」という不安が絶妙に同居するゲーム性を生み出しています。全てのヒキがボーナスに集約される、分かりやすさが熱狂を生む源泉でした。
当時の評価
「稲中卓球部」で生まれたSTというゲーム性が、一発屋のアイデアではないことを証明した一台として、市場に高く評価されました。「ゴジラ」という誰しもが知る強力な版権力を得たことで、前作以上に幅広いプレイヤー層にアピールすることに成功。そのゲーム性は非常に波が荒く、一度もループせずに終わることもあれば、一度のループが信じられないほど続くこともあるという、まさに「天国か地獄か」の仕様でした。この極端な仕様が熱狂的なファンを多く生み出し、A+ART機が全盛だった時代において、ST機という新たなジャンルを確立した功労者として、多くのプレイヤーの記憶に残る名機となりました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.9% |
| 2 | 99.7% |
| 3 | 102.0% |
| 4 | 104.4% |
| 5 | 106.2% |
| 6 | 110.5% |
2009年導入機種
快盗天使ツインエンジェル2
- 導入時期:2009/3
- A+ART搭載
- BIGボーナス2種類、MIDDLEボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
「萌えスロ」の金字塔を打ち立てた完成されたゲーム性
本機は、ボーナスとARTのループで出玉を増やすA+ART機です。かわいらしいキャラクターたちが活躍する世界観と、打ち込むほどに味が出る奥深いゲーム性が完璧に融合。BIGボーナス中の簡単な技術介入でART突入期待度を自力でアップさせられるなど、プレイヤーの腕がリターンに繋がるゲーム性は、多くのプレイヤーを熱狂させました。 -
全ての鍵を握るART「エンジェルタイム」
出玉増加の核となるのが、1セット33ゲームのART「エンジェルタイム」です。このART中にボーナスを引き当てることが、出玉を伸ばすための絶対条件。さらにART中には、成立役に応じて上乗せ特化ゾーンへの移行抽選も行われており、単なる消化時間ではない、常に期待感が持てるゲーム性でした。 -
究極の上乗せゾーン「エンジェルラッシュ」
本機の代名詞とも言えるのが、究極の上乗せ特化ゾーン「エンジェルラッシュ」です。ART中に突入する可能性があり、この間は毎ゲームARTのゲーム数が上乗せされます。突入時の期待感と、上乗せが止まらない時の高揚感はまさに至福の瞬間。この「エンジェルラッシュ」に叩き込めるかどうかが、勝敗を大きく左右しました。
当時の評価
登場するや否や、その愛らしいキャラクターと奥深いゲーム性で瞬く間にプレイヤーの心を掴み、「萌えスロ」というジャンルをパチスロ市場のメインストリームへと押し上げた、歴史的な一台です。キャラクター人気だけでなく、技術介入によるART突入率の変化や、豊富な設定看破要素など、純粋なパチスロ機としての完成度が非常に高く、キャラクターファンからシビアなパチスロファンまで、幅広い層から絶大な支持を集めました。長期にわたって高稼働を維持し、数多くの後継機を生み出すサミーの看板シリーズへと成長した、5号機を代表する不朽の名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.8% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 100.9% |
| 4 | 103.2% |
| 5 | 108.0% |
| 6 | 111.8% |
パチスロうる星やつら2
- 導入時期:2009/6
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
原作の「鬼ごっこ」をART抽選に完全再現
本機は、ボーナスを契機にART突入を目指す王道のA+ART機です。最大の特徴は、ボーナス中に展開されるART突入チャレンジ「鬼ごっこタイム」。原作でお馴染みの「ラムちゃんとあたるの鬼ごっこ」がモチーフとなっており、プレイヤーは自らの手で7揃いを引き当てることで、ラムちゃんを捕まえてARTを掴み取るという、原作の世界観とゲーム性が見事に融合していました。 -
継続とストックが鍵を握るART「ギャラクシーラッシュ」
出玉増加の主役となるART「ギャラクシーラッシュ」は、1セット50ゲーム、1ゲームあたり約1.0枚の純増性能を持ちます。ARTはセット数の継続抽選と、ボーナス中に獲得するセットストックによってロングランを目指します。特にART中にボーナスを引き当てた際は、ARTストック獲得の大きなチャンスとなり、「ARTとボーナスのループ」こそが勝利への王道パターンでした。 -
豊富な楽曲とカスタム機能による高い没入感
この機種は、プレイヤーを飽きさせない作り込みも魅力の一つでした。ART中に特定の条件をクリアすると、アニメで使用された数々の名曲がBGMとして流れるなど、ファンにはたまらない要素が満載。さらに、ボーナス中の手順によってキャラクターのボイスを変更できるなど、自分好みに遊技をカスタマイズできる機能も搭載されており、打ち込むほどに新たな発見がある奥深い一台でした。
当時の評価
国民的な知名度を誇る「うる星やつら」とのタイアップ、そしてA+ART機の全盛期という最高のタイミングで登場し、幅広い層から大きな注目を集めました。ゲーム性は、ボーナスを契機にARTを目指すという非常にオーソドックスな作りで、誰にでも分かりやすく親しみやすい点が市場に高く評価されました。キャラクターの魅力と安定したゲーム性が支持され、長期にわたってホールの主力機種の一角として活躍。派手な一撃性能よりも、遊びやすさと打ち込み要素のバランスが取れた、A+ART機のお手本のような名機として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 95.7% |
| 2 | 98.1% |
| 3 | 100.1% |
| 4 | 104.7% |
| 5 | 110.0% |
| 6 | 119.0% |
パチスロがんばれ!!ロボコン
- 導入時期:2009/8
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
「ガンツ先生」の採点がARTの運命を決める
本機のゲーム性は、原作でお馴染みの「ガンツ先生の採点」という要素に集約されています。ボーナス終了後や通常時の特定役を契機に突入するチャンスゾーンでは、ロボコンの活躍に応じて点数が加算されていき、最終的に100点満点を獲得できればART確定となります。この「点数を積み上げてARTを目指す」という分かりやすい目標設定が、プレイヤーの挑戦意欲を掻き立てました。 -
ロボコンが走り続けるART「ロボコンラッシュ」
出玉増加のメインルートであるART「ロボコンラッシュ」は、1セット50ゲーム、1ゲームあたり約1.4枚の純増を誇る高性能ARTです。ART中はロボコンが走り続け、レア役などを契機にゲーム数の上乗せやセットストックを目指します。ART終了後は、再び採点による引き戻しゾーンに突入するため、自力でループを掴み取れるかどうかが、手に汗握る瞬間でした。 -
多彩な仲間とアイテムが勝利をアシスト
通常時やART中は、ロボコンだけでなくロビンちゃんをはじめとする多彩な仲間たちが登場し、演出を盛り上げます。また、原作に登場したアイテムが、ART突入や継続のチャンスを示唆する重要な役割を担っていました。これらの要素が、原作の世界観を見事に再現し、ファンにとってはたまらない作り込みとなっていました。
当時の評価
国民的特撮作品「がんばれ!!ロボコン」とのタイアップ、そして「採点」というユニークなゲーム性が、登場時に多くのプレイヤーの関心を集めました。ART突入の可否が、徐々に加算されていく点数によって視覚的に分かるため、初心者でもアツい瞬間が分かりやすい親切な設計が市場に好意的に受け入れられました。ゲーム性そのものは当時のA+ART機の王道スタイルを踏襲しており、安定感のある作りでした。メガヒットシリーズの影に隠れがちではありましたが、その親しみやすいキャラクターと độc đáo なゲーム性で、バラエティコーナーを中心に根強いファンを獲得した愛すべき一台です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.9% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 100.8% |
| 4 | 102.9% |
| 5 | 105.9% |
| 6 | 109.1% |
パチスロ交響詩篇エウレカセブン
- 導入時期:2009/9
- A+ART搭載
- BIGボーナス3種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
A+ART機の完成形と謳われたゲームバランス
本機は、ボーナスを引く喜びとARTが続く興奮が、奇跡的なバランスで融合されたA+ART機です。出玉の主役は、1ゲームあたり約1.5枚という高い純増を誇るART「コーラリアンモード」。このART中にボーナスを引いてもARTが終了しないどころか、ボーナス自体がARTのゲーム数上乗せのチャンスとなる仕様が、プレイヤーに「終わらないART」という夢と興奮を与えました。 -
自力で掴み取るART「波ニ乗レ」
この機種を象徴するのが、REGボーナス中に発生するART突入チャレンジです。押し順当ての3択、5択、最終的には6択の択当てに正解し続けることでARTを掴み取るという、まさに自らのヒキが運命を分けるゲーム性でした。この「波ニ乗レ」のフレーズと共に訪れる手に汗握る瞬間は、この機種の代名詞として多くのプレイヤーの脳裏に焼き付いています。 -
多彩なART突入経路と上乗せの期待感
ARTへの道はREG中だけでなく、BIGボーナス中の7揃いや、通常時のレア役からも繋がっていました。一度ARTに突入すれば、レア役によるゲーム数の直乗せ、ボーナス当選による上乗せ、そして上乗せ特化ゾーンへの移行など、多彩な上乗せ要素がプレイヤーを待ち受けます。特にBIGボーナス成立は、ART中においては最高のゲーム数上乗せトリガーとなり、歓喜の瞬間でした。
当時の評価
登場するや否や、その革新的なゲーム性と高い出玉性能で瞬く間にホールを席巻し、社会現象的な大ヒットを記録しました。ART中にボーナスを引くことが「損」ではなく「最高の得」になるというゲーム性は、それまでのA+ART機の常識を覆し、多くのプレイヤーを熱狂の渦に巻き込みました。原作アニメのファンだけでなく、純粋なパチスロファンからも「5号機最高傑作」との呼び声が上がるほど、その完成度は圧倒的でした。長期にわたりホールの絶対的な主役として君臨し、後のパチスロ開発に計り知れない影響を与えた、5号機史に燦然と輝く不朽の金字塔です。
筐体

©2009 NBGI
リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.5% |
| 2 | 98.0% |
| 3 | 100.1% |
| 4 | 104.2% |
| 5 | 108.7% |
| 6 | 112.6% |
2010年導入機種
パチスロあしたのジョー
- 導入時期:2010/1
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
原作の死闘をARTで再現した「ジョーラッシュ」
本機の出玉性能の中核を担うのが、1ゲームあたり約1.4枚の純増を誇るART「ジョーラッシュ」です。このARTは、原作で矢吹丈が繰り広げた伝説的な死闘をモチーフにしており、継続を賭けたバトルでは力石徹やホセ・メンドーサといった宿命のライバルたちが登場。手に汗握る攻防を制し、勝利を掴むことでARTが継続するという、原作の世界観とゲーム性が見事にリンクしていました。 -
ARTへの鍵を握るボーナス中の「7揃い」
ART「ジョーラッシュ」への突入は、主にボーナスが契機となります。ボーナス中にプレイヤーが自らの手で「青7」を揃えることができればART確定という、非常に分かりやすいゲーム性でした。特にBIGボーナス中は7揃いの確率が優遇されており、ボーナスを引いた後の期待感、そして7を狙う瞬間の緊張感は、この機種の大きな魅力の一つでした。 -
「ジョーファイティングラッシュ」による一撃の夢
ART中には、0ゲーム連で7が揃い続ける究極の上乗せ特化ゾーン「ジョーファイティングラッシュ」への突入抽選が行われていました。一度突入すれば、ARTのセットストックが次々と上乗せされていく様は圧巻。この一撃必殺のトリガーの存在が、プレイヤーに「燃え尽きる」ほどの大量出玉への夢を見させてくれました。
当時の評価
「あしたのジョー」という、世代を超えて愛される国民的コンテンツとのタイアップ、そしてA+ART機の王道ともいえるゲーム性が、登場と同時に幅広い層のプレイヤーから支持を集めました。特に、原作の熱いドラマ性を再現したART中のバトル演出は評価が高く、多くのファンを魅了。ゲーム性自体はオーソドックスな作りながら、原作の魅力を最大限に引き出す演出と、「ジョーファイティングラッシュ」という強力な一撃トリガーを搭載したことで、飽きのこないゲームバランスを実現していました。A+ART機が成熟期を迎えた時代において、その完成度の高さとコンテンツ力で、長期にわたりホールの主力機種として活躍した名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 95.7% |
| 2 | 97.6% |
| 3 | 99.8% |
| 4 | 103.0% |
| 5 | 107.4% |
| 6 | 112.5% |
パチスロ ポパイブリッド
- 導入時期:2010/3
- A+ART搭載 (ハイブリッド)
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
2種類のARTが融合した「ハイブリッドシステム」
本機の最大の特徴は、その名の通り「ハイブリッド」なARTシステムにあります。一つは、主にボーナスを経由して突入するセット数管理型のART「ポパイラッシュ」。もう一つは、通常時のレア役から突入するゲーム数管理型のART「ヒーローラッシュ」。この性能が異なる2種類のARTが絡み合うことで、単調になりがちなART中の遊技に、常に新たな展開への期待感を生み出していました。 -
出玉の起爆剤となる「ヒーローRUSH」
中でも「ヒーローラッシュ」は、突入すればゲーム数の上乗せが期待できる、まさに出玉の起爆剤でした。ART中に、さらに別の上乗せ特化ARTへの突入抽選を行うという、当時としては先進的なゲーム性でした。この「ヒーローラッシュ」をいかに引き当て、そこでどれだけゲーム数を乗せられるかが、大量出玉を獲得するための重要な鍵となっていました。 -
「ほうれん草」が全てのチャンスを運ぶ
原作でお馴染みの「ほうれん草」は、この機種においても最強のアイテムとして君臨しています。通常時であればART突入の大チャンス、ART中であればゲーム数の上乗せや「ヒーローラッシュ」突入の期待度が高まるなど、あらゆる場面で出現が待ち望まれるキーアイテムでした。液晶でほうれん草が出現した時の高揚感は、この機種の大きな魅力の一つです。
当時の評価
「ポパイ」という世界的な知名度を持つキャラクターと、2種類のARTが絡み合うという意欲的な「ハイブリッドシステム」が、登場時に多くのスロットファンの関心を集めました。ゲーム性の根幹はA+ART機の王道を踏襲しつつも、上乗せ特化のARTを搭載することで、一撃の夢も秘めたスペックは市場に好意的に受け入れられました。大ヒットシリーズの影でやや目立たない存在ではありましたが、その作り込まれたゲームバランスと独創的なシステムは、当時のA+ART機の中でもキラリと光る個性を持っていました。安定感と一撃性を両立させた、知る人ぞ知る名機として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.3% |
| 2 | 99.1% |
| 3 | 102.0% |
| 4 | 106.0% |
| 5 | 111.0% |
| 6 | 119.9% |
パチスロ蒼天の拳
- 導入時期:2010/5
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
「北斗」の遺伝子を受け継ぐ新たな死合
本機は、パチスロ「北斗の拳」シリーズの原点であるバトルボーナスの興奮を、5号機のARTで見事に再現した後継機です。出玉の主役は、ART「蒼天の刻」。このART中は、主人公・霞拳志郎と宿敵たちの「死合」が繰り広げられ、拳志郎が敗北しない限りARTが継続するという、手に汗握る継続バトルシステムが最大の魅力でした。 -
ARTへの新たな入り口「天授の儀」
この機種を象徴するのが、ART突入を賭けた自力チャンスゾーン「天授の儀」です。主にボーナス後に突入し、継続するゲームの間にART抽選が行われます。この間は、己のヒキでARTを掴み取れるかどうかが決まる勝負の刻。見事ARTを射止めた時の達成感は格別で、多くのプレイヤーを熱狂させました。 -
上乗せと継続が織りなす無限の可能性
ART「蒼天の刻」は、1セット30ゲーム+αで構成され、セット継続率は最大で90%にも及びます。ART中はレア役によるゲーム数の直乗せだけでなく、ボーナス成立や特定役を契機に突入する0G連上乗せ「百裂拳チャンス」も搭載。継続バトルによるセット連チャンと、ゲーム数上乗せが絡み合った時の爆発力は、当時の機種の中でも群を抜いていました。
当時の評価
「北斗の拳」シリーズの正統な後継機として、登場前から絶大な期待を寄せられていました。その期待に応えるかのごとく、ARTによる継続バトルの興奮と、自力チャンスゾーン「天授の儀」という新しいゲーム性が見事に融合し、瞬く間に全国のホールを席巻しました。特に、ART中のバトル演出の作り込みや、高い継続率がもたらす一撃の夢は、多くのプレイヤーの射幸心を刺激。前作「北斗の拳2」とはまた違ったアプローチで「北斗」の世界観を表現し、5号機ART時代を代表するメガヒットマシンとして、長期にわたりホールの主役の座に君臨し続けました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 96.5% |
| 2 | 98.2% |
| 3 | 100.2% |
| 4 | 103.3% |
| 5 | 106.4% |
| 6 | 113.1% |
パチスロスパイダーマン3
- 導入時期:2010/8
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説的ART機の正統後継
本機は、5号機初期にARTという概念をホールに定着させた歴史的名機「スパイダーマン2」の正統後継機です。出玉増加の主役は、1ゲームあたり約1.4枚の純増を誇るART「スパイダーラッシュ」。前作のゲーム性を色濃く継承しつつ、新たな上乗せ要素などを加え、正統進化を遂げたゲーム性が特徴でした。 -
ARTへの多彩な突入ルート
ART「スパイダーラッシュ」への突入経路は、ボーナス中の抽選がメインでありながら、通常時のレア役からの直撃ルートも存在しました。特にボーナス中の「7を狙え!」演出は、ART突入を賭けた勝負の瞬間。自らの手で7を揃えてARTを掴み取った時の興奮は、この機種の大きな魅力の一つでした。 -
ゲーム数とストックが絡み合うART性能
ART「スパイダーラッシュ」は1セット50ゲームで、消化中のレア役によるゲーム数の直乗せと、ボーナス成立によるセットストックの両面からロングランを目指すゲーム性でした。さらに、ART中には上乗せ性能が大幅にアップする特殊状態も存在し、一度波に乗った際の爆発力は、前作にも引けを取らないポテンシャルを秘めていました。
当時の評価
偉大な前作「スパイダーマン2」の後継機として、登場前から非常に高い期待が寄せられていました。ゲーム性はA+ART機の王道ともいえるオーソドックスな作りで、誰にでも分かりやすい安定感が市場に評価されました。しかし、前作がパチスロの歴史を変えるほどの革新的なインパクトを持っていたため、それと比較するとゲーム性に見劣りするという厳しい意見も聞かれました。結果として、前作のような社会現象的な大ヒットには至らなかったものの、コンテンツの持つ力と安定したゲーム性で、ホールの主力機種の一角として堅実な稼働を誇りました。偉大すぎる初代の存在に苦しみながらも、その名に恥じない完成度を持った優良機種として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.7% |
| 3 | 101.3% |
| 4 | 106.8% |
| 5 | 112.3% |
| 6 | 119.9% |
2011年導入機種
サクラ大戦3
- 導入時期:2011/1
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
ARTへの運命をヒロインに託す「デートタイム」
本機を象徴するのが、ボーナス終了後に突入するARTチャンスゾーン「デートタイム」です。プレイヤーは好きなヒロインを選択し、共に過ごす8ゲームの間にART当選を目指します。ヒロインとの関係が進展するほどARTの期待度が高まるという、原作の世界観とゲーム性が見事に融合したこのシステムは、ただの抽選ではなく、物語への没入感と自力感を同時に味わえる画期的なものでした。 -
可変ゲーム数ART「ストックタイム」
出玉増加の主役となるART「ストックタイム」は、ゲーム数が固定されていない「可変ゲーム数ART」です。ART突入時に、上乗せ特化ゾーンである「帝撃チャンス」で初期ゲーム数が決定されます。ART中もレア役やボーナスを契機にゲーム数の直乗せや「帝撃チャンス」への再突入が期待でき、どこで大きな上乗せが起こるか分からないドキドキ感が、ART中の遊技を常にエキサイティングなものにしていました。 -
ARTとボーナスが織りなす無限の可能性
勝利への王道パターンは、ボーナスから「デートタイム」を成功させてARTに突入させ、そのART中に再びボーナスを引き当てるという理想的なループを築くことです。ART中のボーナスは、ARTゲーム数の大量上乗せに繋がる「帝撃チャンス」への突入が濃厚となるため、最大の叩きどころでした。このARTとボーナスが絡み合った時の爆発力は、当時の機種の中でもトップクラスの性能を誇っていました。
当時の評価
A+ART機が全盛を極めていた時代に、絶大な人気を誇る「サクラ大戦」というキラーコンテンツを引っ提げて登場。瞬く間に全国のホールを席巻する大ヒットを記録しました。特に、ヒロインとの親密度でART当否が決まる「デートタイム」は、キャラクターの魅力を最大限に引き出した画期的なシステムとして絶賛されました。原作ファンはもちろん、純粋なパチスロファンからもその完成度の高さを支持され、長期にわたってホールの主役として君臨。「萌えスロ」の枠を超えた、5号機を代表する不朽の名作として、多くのプレイヤーの記憶に深く刻まれています。
筐体

©RED イラスト/松原秀典
リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.2% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 101.3% |
| 4 | 104.9% |
| 5 | 110.0% |
| 6 | 115.0% |
パチスロ装甲騎兵ボトムズ
- 導入時期:2011/3
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
「最低野郎(ボトムズ)」の名に恥じない高SPEC-ART
本機は、原作の持つハードな世界観を、非常にスリリングなゲーム性で表現したA+ART機です。出玉の心臓部となるART「アサルトコンバット」は、1ゲームあたり約1.5枚という高い純増性能を誇ります。このハイスペックなARTをいかに継続させ、ボーナスと絡めて出玉の波を築けるかという、まさにプレイヤーのヒキと覚悟が試される一台でした。 -
継続か否か、運命を分ける「バトルパート」
ART「アサルトコンバット」は、ゲーム数を消化する「ラウンドパート」と、継続を賭けた「バトルパート」の2部構成になっています。ラウンドパート中に蓄積したダメージが、バトルパートでの勝利期待度を左右するという、自力感と戦略性が融合したゲーム性でした。強敵との手に汗握る攻防を制し、継続を勝ち取った瞬間の興奮は、この機種ならではの醍醐味です。 -
ARTへの鍵を握る「ワイズマンミッション」
ARTへの主な突入契機は、ボーナス終了後に移行するチャンスゾーン「ワイズマンミッション」です。このミッション中にART当選を告知できれば、晴れてARTへの道が開かれます。ボーナスを引く喜びと、その後のチャンスゾーンを成功させられるかという二重の期待感が、プレイヤーを常に飽きさせないゲームフローを形成していました。
当時の評価
「交響詩篇エウレカセブン」や「蒼天の拳」といった大ヒットART機を次々と生み出してきたサミーが、その流れを汲んで世に送り出した一台として、多くのコアなスロットファンから注目を集めました。そのゲーム性は非常に波が荒く、大きな勝ちと負けが紙一重という、まさに「最低野郎(ボトムズ)スペック」を体現していました。この挑戦的な仕様はプレイヤーを選ぶ一面もありましたが、原作の持つ無骨でハードな世界観を愛するファンや、一撃の夢を求めるプレイヤーからは熱狂的に支持されました。5号機ART黄金期の最後期を飾るにふさわしい、鋭利で刺激的な名機として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.1% |
| 2 | 99.0% |
| 3 | 101.5% |
| 4 | 104.3% |
| 5 | 108.4% |
| 6 | 112.0% |
パチスロろくでなしBLUES
- 導入時期:2011/2
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
原作の「タイマン」をARTで完全再現
本機は、伝説的なヤンキー漫画「ろくでなしBLUES」の世界観を、ARTのゲーム性に見事に落とし込んでいます。出玉増加の主役となるART「ろくでなしRUSH」中は、主人公・前田太尊が原作でお馴染みの四天王たちとタイマンバトルを展開。このバトルに勝利することが、ARTのゲーム数上乗せやボーナスの鍵を握るという、原作ファンにはたまらない興奮のゲームフローでした。 -
自力で掴み取るARTへの道
ARTへの突入ルートは、ボーナス中の抽選だけでなく、通常時のレア役から突入する自力チャンスゾーン「タイマンバトルゾーン」も存在しました。ここでプレイヤーは、己のヒキで強敵を打ち破り、ARTを勝ち取るという、手に汗握る勝負を繰り広げます。この自力感の強さが、通常時の遊技に常に緊張感と期待感を与えていました。 -
最強の上乗せ特化ゾーン「輪島チャンス」
この機種における最強の出玉トリガーが、0ゲーム連でARTゲーム数を上乗せしていく特化ゾーン「輪島チャンス」です。一度突入すれば、キャラクターボイスと共に「+100G」などの大きなゲーム数が次々と加算されていく様は圧巻。この強力な一撃トリガーの存在が、プレイヤーに大逆転への夢と希望を抱かせてくれました。
当時の評価
「ろくでなしBLUES」という、特に30代以上の男性から絶大な支持を得る強力なコンテンツとのタイアップで、登場前から大きな話題となりました。ゲーム性は、ARTのゲーム数上乗せをメインとした当時の王道スタイルを踏襲しており、誰にでも分かりやすい作りが市場に好意的に受け入れられました。特に、原作の熱いタイマンバトルを再現したART中の演出は評価が高く、多くの原作ファンをパチスロの世界に引き込みました。ART機の開発競争が激化していた時代において、コンテンツの魅力と安定したゲーム性で、長期にわたりホールの主力機種の一角として活躍した人気機種です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.5% |
| 2 | 99.0% |
| 3 | 101.3% |
| 4 | 106.0% |
| 5 | 110.2% |
| 6 | 116.1% |
パチスロエイリヤンビギンズ
- 導入時期:2011/5
- Aタイプ (RT機能付き)
- HYPER BIG (約416枚)、BIG (約286枚)、REG (約104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
サミープレミアキャラ、遂に主役へ
本機は、サミーの様々な機種でプレミアキャラクターとして登場してきた「エイリヤン」が、初めて主役を務めたパチスロ機です。ゲーム性は、ボーナスのみで出玉を増やす純粋なAタイプ。複雑なARTやモード移行は一切なく、プレイヤーは「いつボーナスが告知されるか」という、パチスロ本来のシンプルで分かりやすい楽しさを追求することができました。 -
ボーナス後の期待感を繋ぐRT「コンタクトゾーン」
この機種のゲーム性にアクセントを加えているのが、全てのボーナス終了後に必ず突入する20ゲームのRT「コンタクトゾーン」です。この間はコインをほとんど減らすことなく、次のボーナスへの期待感を繋ぐことができます。特に、ボーナスが成立すればRT中に告知が発生するため、レバーオンに力が入る瞬間でした。 -
400枚BIGによる圧倒的な満足感
この機種最大の魅力は、HYPER BIG BONUSに当選した際に得られる約416枚という、まとまった出玉の塊です。ART機のように時間をかけて出玉を増やすのではなく、一度のボーナスでしっかりとした満足感が得られる仕様は、Aタイプならではの醍醐味。多彩な液晶演出や、UFO型の巨大な役物による告知が、ボーナス当選の喜びを最大限に演出してくれました。
当時の評価
ART機がホールの主役の座を完全に確立していた時代に、あえてボーナス主体のAタイプとして登場したことで、市場に新鮮な驚きをもって迎えられました。複雑なゲーム性に疲れたプレイヤーや、シンプルな告知を楽しみたい層から、「こういう台を待っていた」と強く支持されました。特に、HYPER BIG一撃の破壊力と、サミーファンにはお馴染みのエイリヤンというキャラクターの魅力がうまく融合し、安定した人気を獲得。ホールのAタイプコーナーを代表する一台として、長期にわたり活躍した名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.7% |
| 3 | 100.7% |
| 4 | 104.2% |
| 5 | 108.1% |
| 6 | 113.1% |
パチスロ快盗天使ツインエンジェル3
- 導入時期:2011/9
- A+ART搭載
- BIGボーナス2種類、MIDDLEボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
シリーズの遺伝子を受け継ぐ、新たなARTシステム
本機は、歴史的大ヒットを記録した「ツインエンジェル2」の正統後継機です。ゲーム性の根幹はA+ART機ですが、前作のゲーム数管理という概念から、「セット数ストック」という新たなシステムへと進化を遂げました。ボーナス中に発生する「エンジェルチャレンジ」で嫁フリーズを発生させることが、ARTへの王道ルートである点は健在で、シリーズの持つ自力感の楽しさを見事に継承しています。 -
出玉の鍵を握る「エンジェルセット」
出玉増加の主役となるART「エンジェルタイム」は、1セット33ゲームのセット数管理型です。ART中にボーナスを引き当てることができれば、セット数の上乗せ、通称「エンジェルセット」獲得の大きなチャンス。液晶右下に表示されるストックの数だけARTが継続するという、視覚的にも分かりやすいゲーム性が、プレイヤーに安心感と興奮を与えました。 -
究極の嫁モード「キュンキュンモード」
この機種における最大の叩きどころが、ART中の内部状態である「キュンキュンモード」です。このモードに滞在している間は、ボーナス当選時のセットストック期待度が飛躍的にアップします。いかにこのモードへ移行させ、そして滞在中にボーナスを引けるかが、大量出玉への最短ルートであり、プレイヤーを最も熱くさせる瞬間でした。
当時の評価
パチスロ史に残る大ヒット作の続編ということで、登場前からファンや業界の期待は最高潮に達していました。そのあまりにも高いハードルに対し、本機は「セット数ストック」という新たなゲーム性を提示することで見事に応え、前作を凌駕するほどのメガヒットを記録しました。キャラクターの魅力や技術介入性といったシリーズの良さはそのままに、ゲーム性を進化させたことで、既存のファンも新規のファンも満足させることに成功。「萌えスロ」というジャンルを完全に市民権を得たものへと昇華させ、シリーズの人気を不動のものとした、5号機を代表する歴史的な名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.5% |
| 3 | 100.9% |
| 4 | 104.5% |
| 5 | 108.9% |
| 6 | 113.3% |
パチスロ北斗の拳 世紀末救世主伝説
- 導入時期:2011/11
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の4号機、その興奮を5号機で完全再現
本機は、パチスロの歴史を変えた4号機「パチスロ北斗の拳」のゲーム性を、5号機のARTシステムで限りなく忠実に再現することに成功した一台です。出玉の主役は、ART「激闘乱舞(げきとうらんぶ)」。ケンシロウがラオウに敗北しない限りARTが継続するという、あの伝説の継続バトルシステムが復活。多くのプレイヤーが待ち望んだ、シンプルかつ究極の興奮がここにありました。 -
自力で勝負を決する「神拳勝舞(しんけんしょうぶ)」
この機種を象徴するのが、ART突入を賭けた自力チャンスゾーン「神拳勝舞」です。ボーナス終了後や通常時の特定役を契機に突入し、プレイヤーは貯めた「勝舞魂(しょうぶだま)」の数だけ、毎ゲームART突入を賭けたガチ抽選に挑みます。レバーオンに全ての魂を込める、この自力感溢れるシステムが、多くのプレイヤーを熱狂させました。 -
継続率と上乗せが織りなす無限の可能性
ART「激闘乱舞」は、1セット30ゲーム+継続バトルで構成され、セット継続率は最大89%にも及びます。ART中はレア役によるゲーム数の直乗せだけでなく、ボーナス成立も大量上乗せのチャンス。さらに、7G+α継続する0G連上乗せ特化ゾーン「百裂乱舞」も搭載。継続バトルによる連チャンと、多彩なゲーム数上乗せが絡み合った時の爆発力は、まさに「世紀末」級でした。
当時の評価
「初代北斗の遺伝子、完全継承」というキャッチコピーの通り、伝説的な4号機のゲーム性を見事に再現したことで、登場と同時に社会現象的なメガヒットを記録しました。複雑化が進んでいた当時のART機市場において、そのシンプルで分かりやすいゲーム性は、新規・古参を問わずあらゆる層のプレイヤーから絶大な支持を獲得。全国のホールがこの機種一色に染まるほどの圧倒的な稼働を誇り、5号機ART時代の集大成ともいえる完成度で、パチスロ史にその名を刻みました。間違いなく、5号機を代表する不滅の金字塔です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.5% |
| 3 | 100.6% |
| 4 | 104.4% |
| 5 | 109.4% |
| 6 | 115.2 |
2012年導入機種
パチスロ サクラ大戦3 ~Loop ver.~
- 導入時期:2012/1
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
「ストック」から「ループ」へ、生まれ変わったゲーム性
本機は、前年に登場した「サクラ大戦3」の演出や世界観をそのままに、出玉設計を根本から見直したスペシャルバージョンです。最大の違いは、サブタイトルにもある通り、ARTの継続システムが「セット数ストック管理」から「継続率ループ管理」へと変更された点です。最高80%でループするARTにより、前作とは異なる「終わらない連チャン」への期待感を創出しました。 -
継続率管理型ART「光武モード」
出玉増加のメインとなるARTは「光武モード」へと名称が一新されました。1セット30ゲームまたは50ゲーム、1ゲームあたり約1.4枚の純増性能を持ち、セット終盤に発生する継続バトルに勝利することで次セットへ突入します。自力でストックを貯める楽しさから、高継続率を信じてレバーを叩くヒリヒリとした楽しさへ、ゲーム性の軸足が大きく転換されました。 -
継承された「デートタイム」の興奮
シリーズの代名詞である自力チャンスゾーン「デートタイム」は、本機でも健在です。プレイヤーは好みのヒロインを選択し、デート中の成立役で好感度を上げてART突入を目指します。本機では、このデートの成功がそのまま高継続率ARTへの入り口となることもあり、ヒロインとの甘い時間の先に待つ期待感は、前作以上に大きなものとなっていました。
当時の評価
前作が業界を揺るがすトラブルに見舞われたことから、その汚名を返上すべく、満を持して投入されたリベンジモデルです。「ストック」か「ループ」かという明確な違いを打ち出したことで、前作のファンにも新鮮な気持ちで受け入れられました。市場では、安定した挙動と、ループ率管理ならではのツボにハマった時の爆発力が評価され、安心して遊技できる「サクラ大戦」として、ファンの信頼を取り戻すことに成功。長く愛されるコンテンツの力を証明した一台となりました。
筐体

©RED
リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.4% |
| 2 | 98.3% |
| 3 | 101.0% |
| 4 | 104.2% |
| 5 | 110.0% |
| 6 | 114.4% |
パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ
- 導入時期:2012/4
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約180枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
多彩な要素が絡み合う複合ARTシステム
本機の出玉性能の根幹を成すART「ブラックリベリオン」は、セット数管理、ゲーム数上乗せ、そしてループ率という、ARTの面白さを凝縮した複数のシステムで構成されています。これにより、セット継続のドキドキ感と、ゲーム数が直乗せされるサプライズ感が常に同居。単調になる瞬間がなく、どこからでも大量出玉が期待できる奥深いゲーム性を実現していました。 -
戦況を覆す2つの強力上乗せトリガー
この機種には、ARTの展開を劇的に変える2種類の強力な上乗せ特化ゾーンが存在します。一つは、継続する限り毎ゲーム上乗せが発生する「ガウェインART」。もう一つは、ARTセット開始時に突入する可能性がある0G連上乗せ「ループシステム」です。これらの強力なトリガーをいかに引き当てるかが、勝利への最大の鍵であり、プレイヤーを最も熱くさせる瞬間でした。 -
自力と戦略性が試されるゲームフロー
ARTへの道は、ボーナス中のC.C.揃いを自らの手で引き寄せたり、通常時から突入する自力チャンスゾーン「進軍ゾーン」を成功させたりと、プレイヤーのヒキが重要な役割を果たします。さらにART中には、押し順ナビの一部で「ギアス目」を狙う技術介入要素も存在。成功すれば上乗せ抽選が優遇されるなど、随所にプレイヤーの戦略や腕が試されるポイントが散りばめられていました。
当時の評価
「エウレカセブン」や「サクラ大戦3」でA+ART機の黄金時代を築いたサミーが、絶大な人気を誇る「コードギアス」というコンテンツを得て世に送り出した一台として、登場前から最高レベルの期待が寄せられていました。その期待を上回るほどの作り込まれたゲーム性と、原作の世界観を見事に再現した演出が完璧に融合し、瞬く間に全国のホールを代表するメガヒットマシンへと駆け上がりました。特に、複数の上乗せ要素が絡み合った時の爆発力は圧巻で、長期にわたり絶大な人気と稼働を誇った、5号機ART時代を締めくくるにふさわしい、完成された名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.5% |
| 3 | 101.4% |
| 4 | 106.1% |
| 5 | 109.9% |
| 6 | 116.4% |
アイドルマスターライブインスロット
- 導入時期:2012/6
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
プロデューサーとなりアイドルを育成するゲーム性
本機は、大人気ゲーム「THE IDOLM@STER」の世界観を、パチスロのシステムに見事に落とし込んだ一台です。プレイヤーはプロデューサーとなり、選択したアイドルを育成しながらボーナスやARTを目指します。アイドルのファン数が増えるほどARTへの期待度が高まるなど、原作の育成要素がパチスロのゲーム性と深くリンクしており、ファンにとってはたまらない作り込みでした。 -
「ライブ」が舞台のART「マスターラッシュ」
出玉増加の主役となるART「マスターラッシュ」は、アイドルのライブステージが舞台です。1セット30ゲーム+αで構成され、ART中はレア役やボーナスを契機にゲーム数の上乗せを目指します。ART中に流れる楽曲をプレイヤーが任意で選択できるなど、原作の魅力を最大限に活かした演出が、ART中の遊技を一層盛り上げました。 -
ボーナスとARTが織りなす出玉の波
この機種における勝利への王道パターンは、ボーナスを重ねてARTに突入させ、そのART中に再びボーナスを引き当てるという理想的なループを築くことです。ART中のボーナスは、ゲーム数の大量上乗せが期待できる最大のチャンス。さらに、ボーナスの一部は「マスターボーナス」となり、ART複数ストックが濃厚となるなど、強力な出玉トリガーも搭載されていました。
当時の評価
絶大な人気を誇る「アイドルマスター」とのタイアップということで、原作ファンを中心に登場前から非常に大きな注目を集めました。ゲーム性は、ボーナスとARTが絡み合う当時の王道スタイルを踏襲しており、誰にでも分かりやすい安心感のある作りが市場に好意的に受け入れられました。特に、自分の好きなアイドルを選んで育成するというゲーム性は、原作ファンからの評価が非常に高く、キャラクターへの愛情がそのまま遊技のモチベーションに繋がるという、新しいパチスロの楽しみ方を提示しました。強力なコンテンツ力と安定したゲーム性で、長期にわたり多くのファンに愛された名機です。
筐体

©NAMCO BANDAI Games Inc.
リール配列
機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.2% |
| 2 | 98.4% |
| 3 | 99.9% |
| 4 | 104.3% |
| 5 | 110.6% |
| 6 | 114.6% |
リングにかけろ1 ギリシア十二神編
- 導入時期:2012/9
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
原作の激闘を再現した継続バトルART
本機は、伝説のボクシング漫画「リングにかけろ」の熱い戦いを、ARTのゲーム性で忠実に再現しています。出玉増加の主役となるART「ブーメランラッシュ」は、1セット50ゲームのセット数管理型。ART終了後には、主人公・高嶺竜児がギリシア十二神の強敵たちと激闘を繰り広げる継続バトルに発展。このバトルに勝利し続ける限りARTは終わらないという、手に汗握るゲーム性が最大の魅力でした。 -
ARTへの鍵を握る「チャレンジカップ」
ARTへのメインルートは、ボーナス終了後に突入する自力チャンスゾーン「チャレンジカップ」です。ここでプレイヤーは、己のヒキでART突入を勝ち取るための戦いに挑みます。ボーナスを引く喜びと、その後のチャンスゾーンを成功させられるかという二重の期待感が、プレイヤーを常に飽きさせないゲームフローを形成していました。 -
最強の上乗せ特化ゾーン「ゼウスラッシュ」
この機種における最強の出玉トリガーが、0ゲーム連でARTのセット数を上乗せしていく特化ゾーン「ゼウスラッシュ」です。一度突入すれば、ARTストックが次々と液晶に表示されていく様は圧巻。この強力な一撃トリガーの存在が、プレイヤーに大逆転への夢と希望を抱かせてくれました。
当時の評価
「リングにかけろ」という、特に往年の少年漫画ファンから絶大な支持を得る強力なコンテンツとのタイアップで、登場前から大きな話題となりました。ゲーム性は、継続バトルとセット数ストックを主軸とした当時の王道スタイルを踏襲しており、誰にでも分かりやすい作りが市場に好意的に受け入れられました。特に、原作の必殺ブローを派手な演出で再現したART中のバトルは評価が高く、多くの原作ファンを魅了しました。ART機が成熟期を迎えた時代において、コンテンツの魅力と安定したゲーム性で、長期にわたりホールの主力機種の一角として活躍した人気機種です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.1% |
| 2 | 99.0% |
| 3 | 102.1% |
| 4 | 105.3% |
| 5 | 110.1% |
| 6 | 115.1% |
パチスロ攻殻機動隊S.A.C.
- 導入時期:2012/12
- AT搭載
- 擬似ボーナス (BIG / REG)
ゲーム性の特徴と魅力
-
純増2.8枚/G、新時代のハイスペックAT
本機は、ボーナスの概念をなくし、AT(アシストタイム)のみで出玉を増やすという、当時の新基準に則ったマシンです。その心臓部となるAT「S.A.C.モード」は、1ゲームあたり約2.8枚という圧倒的な純増性能を誇りました。このハイスピードな出玉感が、それまでのART機に慣れたプレイヤーに強烈なインパクトと新たな興奮を提供しました。 -
ゲーム数上乗せの概念を覆した「電脳HACK」
この機種を象徴するのが、ゲーム数上乗せの概念を根本から変えた「電脳HACK」というシステムです。AT中の特定役を契機に突入し、フリーズした秒数に応じて上乗せゲーム数が変動。さらに、ハッキングが複数同時に発生する「並列HACK」や、上乗せ確率が変動する「確率変動」など、多彩なパターンが用意されており、予測不能な上乗せがプレイヤーを熱狂させました。 -
多彩な上乗せ特化ゾーンによる無限の可能性
AT「S.A.C.モード」中には、「電脳HACK」以外にも複数の強力な上乗せ特化ゾーンが存在します。継続する限り毎ゲーム上乗せが発生する「電脳RUSH」や、個別のストーリーが展開される「エピソードAT」など、それぞれが大量上乗せへの大きな足がかりとなりました。これらの特化ゾーンをいかに引き当て、ループさせられるかが、勝利への最大の鍵でした。
当時の評価
AT機時代の幕開けを告げる一台として、サミーが満を持して世に送り出した戦略的マシンです。その圧倒的な出玉スピードと、「電脳HACK」という斬新な上乗せシステムは瞬く間にプレイヤーの心を掴み、全国のホールで空き台を探すのが困難なほどのメガヒットを記録しました。原作の持つスタイリッシュな世界観と、デジタルで近未来的なゲーム性が見事に融合し、多くのパチスロファンを魅了。AT機時代の新たなスタンダードを築き上げ、後の機種開発に計り知れない影響を与えた、5号機史にその名を刻む不朽の名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.1% |
| 2 | 98.1% |
| 3 | 100.5% |
| 4 | 104.1% |
| 5 | 107.1% |
| 6 | 114.3% |
2013年導入機種
パチスロ北斗の拳 転生の章
- 導入時期:2013/5
- AT搭載
- AT「闘神演舞」 純増約2.8枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
ゲーム数管理の常識を覆した「あべしシステム」
本機は、通常時のゲーム数管理に「あべしカウント」という、全く新しい概念を導入しました。プレイヤーは液晶に表示されるゲーム数ではなく、内部的に加算されていく「あべし」を貯めて、規定数に到達することでAT当選を目指します。このシステムにより、「あと何ゲームで当たるか」ではなく、「あと何あべしで当たるか」という、これまでにない期待感とゲーム性を生み出しました。 -
自らのヒキが全てを決する「神拳勝舞」
出玉増加の主役となるAT「闘神演舞」は、1セット40ゲームで構成されます。AT中は、レア役などを契機に「勝舞魂(しょうぶだま)」を貯めていき、セット終了後に突入する「神拳勝舞」でその魂を使います。貯めた魂の数だけ、AT継続を賭けた1ゲーム完結のガチバトルに挑戦できるという、己のヒキが全てを決定する究極の自力継続システムが、多くのプレイヤーを熱狂させました。 -
最強の上乗せ特化ゾーン「百裂乱舞」
この機種における最強の出玉トリガーが、7G+α継続する「勝舞魂」の上乗せ特化ゾーン「百裂乱舞」です。一度突入すれば、0ゲーム連で次々と勝舞魂がストックされていく様は圧巻。大量の魂を手に挑む「神拳勝舞」は、終わらないATへの期待感を最高潮に高めてくれる、まさに至福の瞬間でした。
当時の評価
AT機時代の黎明期に登場し、その革新的なゲーム性と圧倒的な出玉性能で、瞬く間にパチスロ市場の覇権を完全に確立した、歴史的な一台です。「あべしシステム」という全く新しいゲーム性は多くのプレイヤーに衝撃を与え、「神拳勝舞」という究極の自力継続バトルは、射幸心を極限まで煽りました。全国のホールがこの機種で埋め尽くされるという社会現象を巻き起こし、AT機の面白さと可能性を世に知らしめた、5号機史上最高傑作との呼び声も高い、不滅の金字塔です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.5% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 100.8% |
| 4 | 105.6% |
| 5 | 110.1% |
| 6 | 113.1% |
パチスロ化物語
- 導入時期:2013/9
- AT搭載
- AT「倖時間(ハッピータイム)」 純増約2.7枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
ATの常識を覆した「差枚数管理システム」
本機がパチスロ史に刻んだ最大の発明は、ATのゲーム性を「ゲーム数」ではなく「獲得枚数」で管理する「差枚数管理システム」です。AT開始時にまず「150枚」などの獲得目標枚数がセットされ、その枚数を払い出すまでATは終了しません。これにより、ベルなどの小役を引くことがATのパンクに繋がらず、むしろATを延命させるという、全く新しいゲーム性を生み出しました。 -
出玉の夢を乗せる上乗せ特化ゾーン「倍倍チャンス」
この機種における最強の出玉トリガーが、初期枚数を倍々で増やしていく上乗せ特化ゾーン「倍倍チャンス」です。AT中のレア役などを契機に突入し、「キャラクター×倍率」という独自の計算式で上乗せ枚数が決定されます。原作キャラクターの組み合わせによって期待度が変化し、大きな倍率が選択された時の興奮は、この上ないものでした。 -
自力でATを掴み取るチャンスゾーン「解呪ノ儀」
AT「倖時間」へのメインルートとなるのが、15G+α継続する自力チャンスゾーン「解呪ノ儀(かいじゅのぎ)」です。通常時のレア役から突入し、消化中の怪異絵柄揃いやレア役でAT当否がジャッジされます。どのヒロインの解呪ノ儀に突入するかで期待度が変化し、己のヒキでATを掴み取れるかどうかが決まる、手に汗握る瞬間でした。
当時の評価
AT機が市場を席巻していた時代に、「差枚数管理」という革新的なシステムを引っ提げて登場し、パチスロ業界に衝撃を与えました。原作アニメ「化物語」の持つ独特の世界観、魅力的なキャラクター、そして珠玉の楽曲群を、パチスロの演出として完璧なクオリティで再現した点も高く評価されました。斬新なゲーム性と、圧倒的なコンテンツ力が奇跡的な融合を果たし、瞬く間に全国のホールでトップクラスの人気を獲得。長期にわたって高稼働を維持し続け、5号機AT時代を代表する不朽の名作として、今なお多くのファンに愛されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.4% |
| 2 | 98.6% |
| 3 | 100.8% |
| 4 | 103.5% |
| 5 | 107.1% |
| 6 | 112.4% |
パチスロ交響詩篇エウレカセブン2
- 導入時期:2013/10
- 疑似ボーナス+AT搭載
- AT「コーラリアンモード」 純増約2.8枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の名機、AT時代に新生
本機は、5号機史にその名を刻んだ不朽の名作「エウレカセブン」の正統後継機です。初代のA+ARTというゲーム性から、純増約2.8枚/Gを誇るハイスピードAT機へと進化。初代の魂とも言える「ボーナスを引く喜び」はそのままに、AT機ならではの圧倒的な出玉スピードと多彩な上乗せ性能を融合させ、新たな時代の波に乗ることに成功しました。 -
興奮が加速する上乗せ特化ゾーン「エアリアルラッシュ」
この機種を象徴するのが、7ゲーム継続のST(スペシャルタイム)方式を採用した上乗せ特化ゾーン「エアリアルラッシュ」です。この7ゲームの間にリプレイ以外の小役を引けば、ゲーム数を上乗せし、さらにSTのゲーム数が7ゲームに再セットされます。終わらない上乗せへの期待感がレバーオンを極限まで熱くする、本機最大の見せ場でした。 -
ATとボーナスが織りなす無限の可能性
勝利への王道パターンは、ボーナスや自力チャンスゾーン「モンスーノバトル」を突破してAT「コーラリアンモード」に突入させるところから始まります。AT中はレア役によるゲーム数の直乗せに加え、ボーナス当選が大量上乗せへの最大の近道でした。AT中にボーナスを引き、そのボーナス中に更なる上乗せを勝ち取るという、初代の興奮を彷彿とさせるゲームフローがプレイヤーを熱狂させました。
当時の評価
パチスロ史上最高傑作とも謳われた初代の後継機として、登場前から業界内外の期待を一身に背負っていました。AT機ならではのスピード感と、初代のゲーム性を色濃く残したボーナスとの絡みは多くのプレイヤーに受け入れられ、瞬く間に全国のホールでトップクラスの稼働を誇るメガヒットを記録。一方で、あまりにも偉大すぎた初代と比較され、そのゲームバランスに賛否両論が巻き起こったことも事実です。しかし、それらの喧騒を飲み込むほどの圧倒的な人気と完成度で、AT機時代を代表する名機として確固たる地位を築き上げました。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.5% |
| 2 | 98.5% |
| 3 | 101.5% |
| 4 | 105.1% |
| 5 | 110.1% |
| 6 | 113.4% |
パチスロ獣王 王者の帰還
- 導入時期:2013/11
- AT搭載
- AT「サバンナチャンス」 純増約2.5枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の名機、AT時代に凱旋
本機は、4号機時代にパチスロの歴史を塗り替えた伝説的マシン「獣王」の正統後継機です。AT機として新生した本作は、純増約2.5枚/Gを誇るAT「サバンナチャンス」を搭載。あの熱狂と興奮を、AT機ならではの圧倒的なスピード感と上乗せ性能で現代に蘇らせました。 -
自力でATを掴み取る「獣チャンス」
この機種のゲームフローの核となるのが、AT突入を賭けた自力チャンスゾーン「獣チャンス」です。通常時のレア役から突入し、プレイヤーは己のヒキでAT「サバンナチャンス」を勝ち取るためのバトルに挑みます。どの獣が登場するかで期待度が変化し、勝利を掴み取った瞬間の興奮は、まさに王者の咆哮にふさわしいものでした。 -
獣たちが織りなす多彩な上乗せシステム
AT「サバンナチャンス」中は、ダチョウ、ゴリラ、ライオンといったお馴染みの獣たちが、それぞれ異なる特性を持つゲーム数上乗せを演出します。さらに、本機最強の上乗せ特化ゾーン「ビーストアタック」に突入すれば、複数の獣たちが次々とゲーム数を上乗せしていく様は圧巻。この一撃必殺のトリガーこそが、プレイヤーに万枚への夢を見させてくれる最大の魅力でした。
当時の評価
AT機全盛期という最高の舞台に、伝説の「獣王」の名を冠して登場したことで、登場前から業界の期待を一身に背負っていました。その期待に応えるかのごとく、「獣チャンス」という分かりやすい自力ゾーンと、「サバンナチャンス」中の多彩な上乗せ性能が見事に融合し、瞬く間に全国のホールを代表するメガヒットマシンへと駆け上がりました。特に、AT中の「肉」図柄が上乗せの期待感を煽るシステムは秀逸で、多くのプレイヤーを熱狂させました。AT機時代の覇権を争う一台として、長期にわたり絶大な人気と稼働を誇った、5号機を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.3% |
| 2 | 98.6% |
| 3 | 100.4% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 111.3% |
| 6 | 117.0% |
2014年導入機種
パチスロ輪廻のラグランジェ
- 導入時期:2014/1
- 疑似ボーナス+AT機
- AT「ラグランジェチャンス」 純増約2.5枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
擬似ボーナスとATが超高確率でループする新感覚
本機は、擬似ボーナスとATの連チャンで出玉を増やす、擬似ボーナス+AT機です。最大の特徴は、擬似ボーナスとATが非常に高い確率でループする「ラグランジェシステム」にあります。AT中に擬似ボーナスを引けば、ボーナス終了後に再びATへ復帰。さらに擬似ボーナス自体も約1/99(設定1)という高い確率で抽選されており、一度波に乗った際の「終わらない感」は、他の機種では味わえない独特の興奮を生み出しました。 -
ゲーム数上乗せの常識を覆した「ウォクスドライブ」
この機種を象徴するのが、ゲーム数上乗せの概念を覆した上乗せ特化ゾーン「ウォクスドライブ」です。AT中のレア役などを契機に突入し、継続する限り毎ゲーム、ゲーム数が「加算」ではなく「乗算」されていくという衝撃的なシステムでした。例えば「+10G」の次に「×2」を引けば20Gに、「×5」を引けば一気に50Gへと、ゲーム数が爆発的に増加。この予測不能な上乗せ性能が、プレイヤーを熱狂の渦に巻き込みました。 -
多彩な上乗せトリガーと自力感
AT「ラグランジェチャンス」中は、「ウォクスドライブ」以外にも複数の上乗せトリガーが存在します。レア役によるゲーム数の直乗せはもちろん、擬似ボーナス当選も大量上乗せへの大きなチャンス。さらに、AT突入時には初期ゲーム数を決定する「オープニングアタック」もあり、あらゆる場面でプレイヤーのヒキが試される、自力感の強いゲーム性でした。
当時の評価
AT機全盛の時代に、擬似ボーナス確率が非常に高いという異色のスペックで登場し、大きな注目を集めました。特に、上乗せゲーム数が「乗算」されていく「ウォクスドライブ」のインパクトは絶大で、その斬新なゲーム性は多くのプレイヤーに衝撃を与えました。原作アニメのファンだけでなく、純粋なパチスロファンからもその挑戦的なスペックとゲーム性は高く評価され、一撃の夢を秘めたマシンとして人気を獲得。AT機時代に、擬似ボーナスを絡めた新しいゲーム性の可能性を示した、個性と魅力に溢れる名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.4% |
| 2 | 98.6% |
| 3 | 101.2% |
| 4 | 105.1% |
| 5 | 110.3% |
| 6 | 115.6% |
パチスロ ロストアイランド
- 導入時期:2014/5
- AT搭載
- AT「ロストアイランドラッシュ」 純増約2.5枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
「トレジャーシステム」が紡ぐ新たな冒険
本機は、通常時のゲームフローに「トレジャーpt」という独自のポイントシステムを導入しています。プレイヤーは液晶右下に表示されるこのポイントを、レア役などを契機に貯めていき、規定ポイントに到達することでATのチャンスゾーンを目指します。常にポイントを貯めるという明確な目標があるため、通常時もダレることなく、宝探しのような感覚で遊技を楽しむことができました。 -
自力でATを掴み取る「ロストアイランドゲート」
ATへのメインルートとなるのが、15ゲーム+α継続する自力チャンスゾーン「ロストアイランドゲート」です。消化中の成立役に応じてAT当否がジャッジされ、期待度の異なる複数のステージが存在しました。己のヒキで扉をこじ開け、ATを掴み取れるかどうかが決まる、手に汗握る瞬間でした。 -
上乗せの鍵を握る「コンボアタック」
出玉増加の主役となるAT「ロストアイランドラッシュ」中は、レア役などを契機に突入する上乗せ特化ゾーン「コンボアタック」が最大の叩きどころです。継続する限り毎ゲーム上乗せが発生し、さらにコンボが繋がるほど上乗せ性能がアップしていくという、爽快感溢れる仕様でした。この「コンボアタック」でどれだけゲーム数を乗せられるかが、大量出玉への鍵を握っていました。
当時の評価
「北斗の拳 転生の章」や「獣王」といった大ヒットAT機を連発していたサミーが、完全オリジナルコンテンツとして世に送り出した一台です。ゲーム性は、「あべし」や「獣」といった既存のヒット作の要素を取り入れつつ、「トレジャーpt」という新しいアプローチを加えた、当時の王道ともいえるAT機のスタイルでした。市場では、目新しさに欠けるという厳しい評価もあった一方で、安定したゲームバランスと分かりやすさから、安心して遊べるAT機として一定の支持を得ました。強力な版権機がホールを席巻する中で、オリジナルコンテンツとして独自の存在感を示した意欲作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.3% |
| 3 | 100.9% |
| 4 | 103.6% |
| 5 | 107.3% |
| 6 | 117.1% |
パチスロ蒼天の拳2
- 導入時期:2014/6
- AT搭載
- AT「宿命の刻」 純増約2.7枚/G (差枚数管理)
ゲーム性の特徴と魅力
-
「継続バトル」から「差枚数管理」への大胆な変革
本機は、大ヒットした前作の象徴であった「継続バトル」というゲーム性を捨て、「差枚数管理」という全く新しいATシステムを搭載して新生しました。AT開始時にまず獲得枚数が決定されるため、単発終了の悔しさがなくなり、安定した出玉感を確保。この大胆なモデルチェンジが、前作とは全く異なる新しい「蒼天」の興奮を生み出しました。 -
AT中の新たな自力感「激闘乱舞in上海」
出玉増加の主役となるAT「宿命の刻」中は、レア役を引いても差枚数が直接上乗せされるわけではありません。レア役は、上乗せを賭けたバトル「激闘乱舞in上海」への突入を抽選しており、このバトルに勝利することで初めて差枚数を獲得できます。この「レア役→バトル→勝利→上乗se」という一連の流れが、AT中の遊技に常に緊張感と自力感をもたらしました。 -
上乗せの連鎖を生む「炎上」と「百裂拳チャンス」
この機種における出玉の起爆剤が、AT中に抽選される擬似ボーナス「炎上」と、最強の上乗せ特化ゾーン「百裂拳チャンス」です。「炎上」はそれ自体がまとまった差枚数上乗せとなり、さらに「百裂拳チャンス」に突入すれば、0ゲーム連で差枚数が次々と加算されていく様は圧巻。これらの強力なトリガーが、大量出玉への夢を掻き立てました。
当時の評価
メガヒットを記録した初代の後継機として、業界の期待を一身に背負って登場しました。ゲーム性の根幹が「継続バトル」から「差枚数管理」へと大きく変わった点については、初代のヒリつくような興奮を愛したファンから賛否両論が巻き起こりました。しかし、AT機としての完成度は極めて高く、安定感のある出玉設計と強力な上乗せ性能は多くのプレイヤーから支持され、瞬く間に全国のホールで主力機種の座を獲得。初代とは似て非なる新たな魅力でファンを虜にし、長期にわたって高稼働を維持した、AT機時代を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.1% |
| 2 | 98.6% |
| 3 | 101.0% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 110.6% |
| 6 | 113.7% |
2015年導入機種
パチスロ アラジン AII
- 導入時期:2015/2
- AT搭載
- AT「アラジンチャンス」 純増約2.7枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
4号機時代の伝説、AT機として完全復活
本機は、4号機時代にその圧倒的な出玉性能で一世を風靡した伝説の名機「アラジンA」の正統後継機です。AT機として新生した本作は、純増約2.7枚/Gを誇るAT「アラジンチャンス」を搭載。初代の興奮の源泉であった「単チェリー(単チェ)」の概念をAT機で見事に再現し、多くの古参プレイヤーを熱狂させました。 -
「単チェ」が全ての鍵を握るゲームフロー
この機種のゲーム性は、全てが「単チェ」という一つの役に集約されていると言っても過言ではありません。通常時は、主にレア役を契機にAT高確率状態への移行を目指し、その状態で単チェを引くことがATへの王道ルート。この「状態を上げて、単チェを待つ」というシンプルながらも奥深いゲーム性が、通常時のレバーオンに常に緊張感をもたらしました。 -
究極の上乗せループ「スーパーアラジンチャンス」
本機における最大の出玉トリガーであり、全てのプレイヤーが夢見るのが、伝説の上乗せ特化ゾーン「スーパーアラジンチャンス」です。一度突入すれば、高確率で単チェが出現し、そのたびにATセット数を上乗せしていきます。終わらない連チャンへの期待感が最高潮に達するこの至福の時間は、初代の興奮を遥かに凌駕するほどのポテンシャルを秘めていました。
当時の評価
AT機全盛時代の最後に、伝説の名機「アラジン」の名を冠して登場したことで、業界とファンの期待を一身に背負っていました。そのゲーム性は、ひたすらに「単チェ」を待つというシンプルなものであったため、単調であるという批判的な意見も聞かれましたが、それを補って余りあるほど「スーパーアラジンチャンス」突入時の爆発力は絶大でした。初代の持つ「単チェ一撃の夢」というコンセプトを、AT機という形で完璧に再現した点は高く評価され、瞬く間に全国のホールでトップクラスの人気を獲得。AT機時代の終焉を飾るにふさわしい、歴史に名を刻む名機として多くのプレイヤーの記憶に残っています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.2% |
| 2 | 98.2% |
| 3 | 100.5% |
| 4 | 104.5% |
| 5 | 110.5% |
| 6 | 119.0% |
パチスロ北斗の拳 強敵
- 導入時期:2015/8
- AT搭載
- AT「激闘乱舞」 純増約2.8枚/G (差枚数管理)
ゲーム性の特徴と魅力
-
「差枚数管理×継続バトル」新世代の北斗システム
本機は、大ヒットした「転生の章」の自力継続バトルと、「蒼天の拳2」の差枚数管理という、二つの人気システムの長所を融合させた、全く新しいゲーム性を搭載しています。AT開始時にまず初期枚数が決定される安心感と、セット継続を賭けた手に汗握るバトルの興奮を両立。これにより、安定感と一撃性が同居する、新世代の「北斗」が誕生しました。 -
自力でATを掴み取るチャンスゾーン
AT「激闘乱舞」へのメインルートは、通常時のレア役などを契機に突入する自力チャンスゾーンです。宿敵(とも)たちとのバトルに勝利すればAT確定という、シリーズ伝統の分かりやすいゲームフローを継承。どのキャラクターが登場するかで期待度が変化し、己のヒキで勝利を掴み取る瞬間が、通常時の遊技を熱くさせました。 -
継続バトルの興奮と多彩な上乗せトリガー
出玉増加の主役となるAT「激闘乱舞」は、差枚数消化後に継続バトルへと発展します。このバトルに勝利すれば、再び差枚数が上乗せされて次セットへ継続。さらに、AT中には差枚数を直乗せするレア役抽選や、本機最強の上乗せ特化ゾーン「北斗乱舞」も搭載。継続バトルによるループと、多彩な上乗せが絡み合った時の爆発力は、まさに「強敵」の名にふさわしいものでした。
当時の評価
AT機の新たな規制が導入される直前のタイミングで、サミーが「北斗」の名を冠して世に送り出した最後の高純増AT機として、登場前から業界の期待を一身に背負っていました。そのゲーム性は、歴代シリーズの良いところを集約した集大成とも言える完成度で、多くのプレイヤーから絶大な支持を獲得。瞬く間に全国のホールで主力機種の座に君臨し、長期にわたって高稼働を維持しました。一つの時代の終わりを告げると共に、その有終の美を飾った、5号機AT史に燦然と輝く最後の覇者として、多くのファンの記憶に深く刻まれています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.6% |
| 2 | 98.7% |
| 3 | 101.4% |
| 4 | 103.4% |
| 5 | 107.2% |
| 6 | 113.1% |
パチスロ ベヨネッタ
- 導入時期:2015/9
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
新基準時代の幕開けを告げるA+ART
本機は、高純増AT機の時代が終わりを告げ、純増2.0枚以下という新たな規制の中で登場した、新基準のA+ART機です。出玉増加の主役は、1ゲームあたり約1.7枚の純増を誇るART「クライマックスバトル」。ボーナスを引く喜びと、ARTが続く興奮という、パチスロ本来のゲーム性を改めて追求した一台でした。 -
継続バトルで魔女が舞うART「クライマックスバトル」
ART「クライマックスバトル」は、1セット50ゲーム+継続バトルで構成されています。ART中は、原作さながらのスタイリッシュなアクションで敵を撃破していき、セット終了後には継続を賭けたバトルに発展。このバトルに勝利し続ける限りARTは終わらないという、手に汗握るゲーム性がプレイヤーを魅了しました。 -
自らの手で継続率を上げる「Trace System」
この機種のゲーム性に深みを与えているのが、ART中にボーナスを引くことで発動する「Trace System」です。ART中のボーナスは、ただの出玉獲得の機会ではありません。ボーナス中に特定の条件をクリアすることで、ARTの継続率そのものを上昇させることが可能でした。この「ARTを自力で育てる」という感覚が、他の機種にはない独自の戦略性と興奮を生み出しました。
当時の評価
高純増AT機がホールから姿を消し始めた、パチスロ市場の大きな転換期に登場しました。派手な出玉性能に慣れたユーザーからは、そのマイルドなスペックに物足りなさを感じるという声も聞かれましたが、ボーナスとARTが絶妙に絡み合うゲーム性は、本来のパチスロの楽しさを求める層から高く評価されました。特に、原作ゲームの持つスタイリッシュな世界観や美麗なグラフィック、そして珠玉のBGMの再現度は素晴らしく、多くの原作ファンを魅了しました。新基準時代の新たなA+ART機の可能性を示した、挑戦的な意欲作として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.4% |
| 2 | 98.6% |
| 3 | 100.0% |
| 4 | 104.3% |
| 5 | 108.5% |
| 6 | 114.5% |
パチスロ 機甲戦記ドラグナー
- 導入時期:2015/10
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
「月」がARTの運命を左右するゲーム性
本機は、ボーナスとARTのループで出玉を増やす新基準のA+ART機です。ゲーム性の中心にあるのが、液晶右下に表示される「月」の状態。通常時から月の満ち欠けによってART突入の期待度が変化し、ART中は月の色が継続期待度を示唆するという、視覚的にも分かりやすく、常に月の状態に一喜一憂させられるゲーム性が最大の特徴でした。 -
ゲーム数上乗せ特化ART「ドラグナーラッシュ」
出玉増加の主役となるART「ドラグナーラッシュ」は、1セット50ゲーム、1ゲームあたり約1.5枚の純増性能を持ちます。ART中はレア役を契機にゲーム数の直乗せを目指すのが基本ルート。さらに、ART中のボーナスはゲーム数上乗せの大きなチャンスとなるだけでなく、最強の上乗せ特化ゾーンへの突入も期待できる、まさに最高の叩きどころでした。 -
最強の上乗せトリガー「フルムーンモード」
この機種における最大の出玉トリガーが、ART中の「満月」状態から突入する上乗せ特化ゾーン「フルムーンモード」です。一度突入すれば、高確率でゲーム数が上乗せされていく様は圧巻。この強力な一撃トリガーの存在が、プレイヤーに大量出玉への夢を見させてくれました。
当時の評価
高純増AT機の時代が終わり、各社が新基準のA+ART機を模索する中で登場しました。ゲーム性は、ボーナスとARTが絡み合う王道のスタイルを踏襲しつつ、「月の満ち欠け」という独創的なシステムでARTの期待感を見せるという、新しいアプローチが市場に評価されました。特に、原作アニメを知る世代からは、その懐かしさと作り込まれた演出が好評を博しました。爆発的なヒットとはならなかったものの、安定したゲームバランスと独創的なシステムで、新基準A+ART機としての完成度の高さを示した、玄人好みの名機として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.2% |
| 2 | 98.4% |
| 3 | 100.1% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 107.6% |
| 6 | 112.8% |
パチスロ鬼武者3 時空天翔
- 導入時期:2015/11
- AT搭載
- AT「時空天翔」 純増約2.8枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
高純増時代の粋を集めた最終進化形AT
本機は、高純増AT機の時代が終焉を迎える、その最後の瞬間に登場した一台です。ゲーム性の核となるAT「時空天翔」は、純増約2.8枚/Gを誇るハイスペック仕様。ATは「斬鬼」と「覚醒」という2つのパートで構成されており、斬鬼パートで仲間やアイテムを集め、覚醒パートでの上乗せに備えるという、戦略性と自力感が融合した奥深いゲーム性でした。 -
ST方式の上乗せバトル「覚醒バトル」
この機種の興奮を最高潮に高めるのが、ST(スペシャルタイム)方式を採用したゲーム数上乗せバトル「覚醒バトル」です。1セット15ゲームの間に敵を倒すことができれば、ゲーム数を上乗せし、さらにSTのゲーム数が15ゲームに再セットされます。終わらない上乗せへの期待感と、己のヒキで敵を倒す爽快感が、プレイヤーを熱狂の渦に巻き込みました。 -
最強の上乗せトリガー「信長降臨」
本機における最強の出玉トリガーが、0ゲーム連でゲーム数が上乗せされていくフリーズ演出「信長降臨」です。一度発生すれば、平均300G以上の上乗せが期待できるという、まさに一撃必殺の性能を秘めていました。この究極のトリガーの存在が、プレイヤーに常に大逆転への夢を見させてくれました。
当時の評価
「パチスロ北斗の拳 強敵」と共に、高純増AT機の時代の有終の美を飾るべくサミーが世に送り出した、戦略的マシンです。そのゲーム性は、AT機時代に培われた様々な上乗せシステムの面白さを凝縮した、まさに集大成ともいえる完成度でした。特に、ST方式と継続バトルを融合させた「覚醒バトル」は、自力感と興奮のバランスが絶妙であると市場から絶大な支持を獲得。高純増AT機の最後の一角として、長期にわたりホールで圧倒的な人気と稼働を誇った、5号機史にその名を刻む最後の名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.4% |
| 2 | 98.9% |
| 3 | 100.6% |
| 4 | 102.6% |
| 5 | 105.2% |
| 6 | 110.2% |
2016年導入機種
パチスロ偽物語
- 導入時期:2016/2
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)、REGボーナス (約40枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
大ヒット作の遺伝子を受け継ぐ「語」システム
本機は、歴史的ヒットを記録した「パチスロ化物語」の正統後継機です。ゲーム性の根幹には、前作でお馴染みの「語(かたり)」システムを継承。通常時に貯めた「語」の数に応じてART突入の期待度が変化するという、視覚的にも分かりやすいゲーム性が、プレイヤーに常に明確な目標を与えてくれました。 -
差枚数管理ART「倖時間(ハッピータイム)」の進化
出玉増加の主役となるART「倖時間(ハッピータイム)」は、前作同様「差枚数管理」システムを採用。しかし本機では、ART開始時にまず初期枚数を決定する上乗せ特化ゾーン「和解ノ儀」を経由する点が大きな進化点です。ここでプレイヤーは自らのヒキで初期枚数を勝ち取るため、ART突入時の興奮がより大きなものとなりました。 -
出玉の夢を乗せる最強トリガー「倍倍チャンス」
前作でプレイヤーを熱狂の渦に巻き込んだ、最強の上乗せ特化ゾーン「倍倍チャンス」は本機でも健在です。ART中のレア役などを契機に突入し、「キャラクター×倍率」という独自の計算式で差枚数を倍々に増やしていきます。さらに本機では、ヒロインが二人登場する新パターンも追加され、その破壊力と中毒性はさらなる進化を遂げました。
当時の評価
パチスロ史に残る大ヒット作の続編として、そして新基準A+ART時代の幕開けを告げる一台として、登場前からファンや業界の期待を一身に背負っていました。その期待に応えるかのように、前作の面白さの根幹であった「差ми数管理」と「倍倍チャンス」の魅力を損なうことなく、新基準機として完璧なバランスで再構築した点は市場から絶賛されました。原作の持つ圧倒的なコンテンツ力と、完成されたゲーム性が見事に融合し、長期にわたってホールの主役として君臨。シリーズの人気を不動のものとした、5号機を代表する不朽の名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.5% |
| 2 | 100.1% |
| 3 | 101.7% |
| 4 | 105.2% |
| 5 | 109.5% |
| 6 | 113.1% |
パチスロコードギアス 反逆のルルーシュR2
- 導入時期:2016/5
- A+ART搭載
- HYPER BIG (約250枚)、BIG (約180枚)、REG (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の名機、正統進化を遂げたゲーム性
本機は、メガヒットを記録した前作のゲーム性を色濃く継承しつつ、新基準A+ART機として正統進化した一台です。出玉の主役は、1ゲームあたり約1.4枚の純増を誇るART「ブラックリベリオンR2」。前作の面白さの根幹であった、セット数継続、ゲーム数上乗せ、そしてループシステムといった多彩な要素を完璧なバランスで融合させています。 -
自らの手で戦況を切り開く「リベリオンアタック」
この機種を象徴するのが、ART突入を賭けた自力チャンスゾーン「リベリオンアタック」です。通常時のレア役などを契機に突入し、プレイヤーは押し順当てやレア役のヒキで敵を撃破し、ARTをその手で掴み取ります。この手に汗握る自力感が、通常時の遊技に常に緊張感と達成感を与えていました。 -
最強の上乗せトリガー「ギアスバトル」
この機種における最大の出玉トリガーであり、全てのプレイヤーが夢見るのが、最強の上乗せ特化ゾーン「ギアスバトル」です。ART中の特定条件をクリアすることで突入し、継続する限り毎ゲームARTのセット数が上乗せされていきます。一度突入すれば終わらない連チャンへの期待感が最高潮に達する、まさに至福の瞬間でした。
当時の評価
パチスロ史に残る大ヒット作の続編として、そして新基準A+ART時代の筆頭として、登場前から業界とファンの期待を一身に背負っていました。そのあまりにも高いハードルに対し、本機は前作の面白さを全く損なうことなく、新基準機として完璧なバランスで再構築したことで市場から絶賛されました。原作の持つ圧倒的なコンテンツ力と、完成し尽くされたゲーム性が見事に融合し、長期にわたってホールの主役として君臨。シリーズの人気を不動のものとした、5号機を代表する不朽の名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.5% |
| 2 | 99.5% |
| 3 | 101.8% |
| 4 | 104.9% |
| 5 | 109.5% |
| 6 | 113.3% |
A-SLOT北斗の拳 将
- 導入時期:2016/6
- Aタイプ (RT機能付き)
- BIGボーナス (最大350枚)、REGボーナス (104枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
シリーズの原点回帰、純粋なAタイプ
本機は、複雑なゲーム性が主流であった「北斗の拳」シリーズにおいて、ボーナスのみで出玉を増やすという、パチスロ本来の楽しさに原点回帰した一台です。ATやARTといったシステムは一切搭載されておらず、プレイヤーは純粋に「いつボーナスが告知されるか」という、シンプルかつ明快なゲームに没頭することができました。 -
打ち手を飽きさせない3つの演出モード
この機種最大の魅力が、プレイヤーが任意で選択できる3種類の演出モードです。初代のゲーム性を踏襲した王道の「伝承モード」、完全告知がメインの「ハートモード」、そしてステップアップ演出がアツい「ジャギモード」。気分や好みに合わせて演出を切り替えられるこの機能が、単調になりがちなAタイプの遊技に深みと多様性を与え、打ち手を飽きさせませんでした。 -
BIG一撃の満足感と連チャンの期待感
BIGボーナスは、簡単な技術介入を行うことで最大350枚というまとまった出玉が獲得可能。一度のボーナスでしっかりとした満足感が得られるのは、Aタイプならではの醍醐味です。さらに、全てのボーナス終了後には20ゲームのRT「将タイム」に突入。この間にボーナスを引き当てれば、コインを減らすことなく連チャンが始まるという期待感が、遊技のヤメ時を忘れさせてくれました。
当時の評価
高純増AT機の時代が終わり、市場がAタイプへの回帰を模索し始めた絶好のタイミングで登場しました。それまでの複雑な「北斗」シリーズに疲れたファンや、シンプルなゲーム性を好む層からは、「こういう北斗こそ打ちたかった」と絶大な支持を獲得。シリーズ屈指のブランド力と、選べる演出モードによる高い打ち込み要素が評価され、全国のAタイプコーナーを代表する主力機種として、長期にわたり圧倒的な人気と稼働を誇りました。「北斗」というコンテンツの新たな可能性を示した、5号機Aタイプ史に残る名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.7% |
| 2 | 99.9% |
| 5 | 104.5% |
| 6 | 110.1% |
A-SLOT偽物語
- 導入時期:2016/6
- Aタイプ (RT機能付き)
- BIGボーナス (最大402枚)、REGボーナス (103枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
シリーズの遺伝子を継承したAタイプ
本機は、大ヒットした「化物語」「偽物語」のゲーム性を、ボーナスのみで出玉を増やす純粋なAタイプとして再構築した一台です。ARTやATといったシステムは非搭載ながら、通常時に「語(かたり)」を貯めてボーナスを目指すというシリーズ伝統のゲームフローを継承。これにより、Aタイプでありながらも常に明確な目標を持って遊技できる、新しい感覚のゲーム性を実現しました。 -
打ち手の心を掴む多彩な演出モード
プレイヤーを飽きさせない最大の工夫が、任意で選択可能な3種類の演出モードです。怪異絵柄が揃えばチャンスとなる王道の「怪異モード」、ヒロインとの会話で期待度を示唆する「会話モード」、そして告知発生でボーナス確定となるシンプルな「告知モード」。気分や好みに応じて打ち方を変えられるこの機能が、Aタイプの遊技に奥深さを与えています。 -
BIG一撃400枚の圧倒的な満足感
この機種の最大の魅力は、BIGボーナス一回で最大402枚という、まとまった出玉が獲得できる点にあります。簡単な技術介入を行うだけで、誰でもその恩恵を受けられる安心設計。さらに、全てのボーナス終了後には20ゲームのRT「倖時間(ハッピータイム)」に突入。コインを減らさずに次のボーナスへの期待を繋ぐことができ、連チャンの期待感を高めてくれました。
当時の評価
「A-SLOT北斗の拳 将」の成功で市場に再評価された「A-SLOT」シリーズの第2弾として、絶大な人気を誇る〈物語〉シリーズの名を冠して登場。登場前からファンや業界の大きな期待を集めました。その期待に応えるかのように、シリーズの面白さの根幹である「語」システムと、Aタイプの持つシンプルなボーナスの喜びが見事に融合。原作の圧倒的なコンテンツ力も相まって、長期にわたってホールのAタイプコーナーを代表する主力機種として絶大な人気を誇りました。Aタイプというジャンルの新たな可能性を切り開いた、5号機史に残る名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.3% |
| 2 | 100.0% |
| 5 | 104.6% |
| 6 | 109.7% |
パチスロ北斗の拳 修羅の国篇
- 導入時期:2016/9
- A+ART搭載
- ART「闘神演舞」 純増約2.0枚/G
ゲーム性の特徴と魅力
-
「勝舞魂」システム、A+ARTで新生
本機は、メガヒットを記録した「転生の章」のゲーム性の核であった「勝舞魂(しょうぶだま)」システムを、新基準のA+ART機として完全継承した正統後継機です。出玉の主役となるART「闘神演舞」中は、レア役やボーナスを契機に「勝舞魂」を貯め、セット継続を賭けた1ゲーム完結のガチバトルに挑みます。あのヒリつくような自力感が、ボーナスとの絡みを得て新たな次元へと進化しました。 -
ARTの主役を選べる「キャラクター選択システム」
この機種が打ち出した最大の革新が、ART開始時にプレイヤーが主人公を「ケンシロウ」「シャチ」「カイオウ」の3人から任意で選択できる点です。選んだキャラクターによって、ART中の演出はもちろん、勝舞魂の上乗せ性能や継続バトルの特性が変化。これにより、プレイヤーは自分の好みや戦略に合わせたARTを楽しむことができ、遊技の幅が格段に広がりました。 -
シリーズ最強の遺伝子「特闘(スペシャルバトル)」
本機における最強の上乗せトリガーであり、全てのプレイヤーが夢見るのが、ART中のボーナスの一部から突入する「特闘(スペシャルバトル)」です。リンやバットが応援に駆けつけ、高継続率のバトルが続く限り「勝舞魂」を上乗せし続けます。一度突入すれば大量の魂獲得が期待できるこの究極の興奮は、「北斗」シリーズが持つ一撃の夢を見事に継承していました。
当時の評価
「転生の章」というあまりにも偉大な前作の後継機として、そして新基準A+ART時代の覇権を握るべく登場したことで、業界とファンの期待を一身に背負っていました。純増枚数が下がったことへの懸念もありましたが、それを払拭するほどの完成されたゲーム性、特にARTの主人公を選べるという新要素は市場から絶賛されました。長期にわたってホールの絶対的な主役として君臨し続け、「北斗」ブランドの強さと人気の高さを改めて証明。新基準時代を代表するメガヒットマシンとして、5号機史にその名を刻む名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.9% |
| 2 | 99.0% |
| 3 | 101.2% |
| 4 | 105.4% |
| 5 | 110.1% |
| 6 | 115.1% |
2017年導入機種
パチスロ エウレカセブンAO
- 導入時期:2017/1
- A+ART搭載
- BIGボーナス2種類、REGボーナス1種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
シリーズの遺伝子を受け継ぐ新世代のA+ART
本機は、パチスロ史に名を刻む「エウレカセブン」シリーズの正統後継機です。ゲーム性の根幹は、ボーナスとARTのループで出玉を増やすA+ART。純増約1.4枚/GのART「アストラルオーシャン」を搭載し、ボーナスを引く喜びとARTが続く興奮という、シリーズ伝統の面白さを新基準時代に完全再現しました。 -
自らのヒキが未来を切り開く「クォーツアクティベートチャンス」
この機種の興奮を最高潮に高めるのが、ART中に突入するST(スペシャルタイム)方式の上乗せ特化ゾーン「クォーツアクティベートチャンス(QAC)」です。継続する限り毎ゲームARTのゲーム数を上乗せし、リプレイ以外の小役を引けばSTゲーム数が再セットされます。この終わらない上乗せへの期待感と自力感が、プレイヤーを熱狂の渦に巻き込みました。 -
ARTとボーナスが織りなす「波」
勝利への王道パターンは、ボーナスを契機にART「アストラルオーシャン」へ突入させるところから始まります。ART中は、レア役によるゲーム数の直乗せや「QAC」突入を目指しつつ、ボーナスを引き当てることが最大の目標。ART中のボーナスは、ARTストックや「QAC」突入の大きなチャンスとなり、シリーズ伝統の「波に乗る」感覚を見事に継承していました。
当時の評価
絶大な人気を誇る「エウレカセブン」シリーズの最新作として、そして新基準A+ART時代の筆頭として、登場前から業界とファンの大きな期待を集めました。あまりにも偉大だった初代や2と比較され、そのマイルドな出玉性能に賛否両論があったことは事実ですが、ゲーム性の核となる「QAC」の自力感と興奮は市場から絶賛されました。原作ファンを中心に長期にわたって安定した人気を誇り、「エウレカ」シリーズの面白さは不変であることを証明した、新基準時代を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.5% |
| 2 | 99.3% |
| 3 | 102.1% |
| 4 | 105.2% |
| 5 | 110.1% |
| 6 | 115.7% |
パチスロ牙狼‐守りし者‐
- 導入時期:2017/2
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
パチンコの覇者、A+ARTで新生
本機は、パチンコで不動の人気を誇る「牙狼」の世界観を、新基準のA+ART機として再構築した一台です。出玉増加の主役となるART「魔戒チャンス」は、1ゲームあたり約1.5枚の純増性能。ボーナスとARTが絡み合うことで、原作の持つ重厚な世界観と、パチスロならではの出玉の興奮を両立させることに成功しました。 -
自らの手で勝利を掴む「勝激決闘(しょうげきバトル)」
この機種のゲームフローの核となるのが、ART中に突入する自力上乗せバトル「勝激決闘」です。ART中に貯めた「牙狼魂」を使い、ホラーとの1ゲーム完結ガチバトルに挑みます。勝利すればゲーム数の直乗せや、強力な上乗せ特化ゾーンへの突入が確定。この己のヒキが全てを決定するシステムが、ART中の遊技に常に緊張感と達成感をもたらしました。 -
最強の上乗せトリガー「心滅乱舞」
本機における最大の出玉トリガーであり、全てのプレイヤーが夢見るのが、最強の上乗せ特化ゾーン「心滅乱舞」です。一度突入すれば、0ゲーム連で「牙狼魂」が次々とストックされていく様は圧巻。大量の魂を手に挑む「勝激決闘」は、終わらないARTへの期待感を最高潮に高めてくれる、まさに至福の瞬間でした。
当時の評価
パチンコで絶大なブランド力を誇る「牙狼」が、満を持してサミーから登場するということで、登場前から業界とファンの期待を一身に背負っていました。ゲーム性は、新基準A+ART機の王道ともいえる安定した作りでありながら、「勝激決闘」という自力感の強いバトルシステムが、多くのプレイヤーから高く評価されました。コンテンツの持つ力と、作り込まれたゲームバランスが見事に融合し、長期にわたってホールの主力機種の一角として絶大な人気を誇った、新基準時代を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.9% |
| 2 | 99.0% |
| 3 | 100.6% |
| 4 | 104.0% |
| 5 | 108.0% |
| 6 | 112.7% |
パチスロ宇宙戦艦ヤマト2199
- 導入時期:2017/2
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
ヤマトの旅路をARTで再現したゲーム性
本機は、不朽の名作アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の壮大な物語を、A+ARTのゲーム性で見事に表現しています。出玉増加の主役となるART「イスカンダルロード」は、原作さながらにイスカンダルへの旅路がモチーフ。ARTのゲーム数が「残り距離」として表示され、これをゼロにすることができれば、強力な恩恵が待っているという、明確な目標がプレイヤーの心を熱くさせました。 -
ARTへの鍵を握るボーナス中のミッション
ARTへのメインルートは、主にボーナスを経由します。ボーナス中は、ただ枚数を獲得するだけでなく、ART突入を賭けたミッションが展開。このミッションをクリアすることでARTへの道が開かれます。さらに、通常時のレア役から突入する自力チャンスゾーン「ワープチャンス」も搭載されており、あらゆる場面からイスカンダルへの航海が始まる期待感がありました。 -
一撃必殺の最強トリガー「波動砲チャレンジ」
この機種における最大の出玉トリガーであり、全てのプレイヤーが夢見るのが、最強の上乗せ特化ゾーン「波動砲チャレンジ」です。一度突入すれば、0ゲーム連でARTゲーム数が次々と上乗せされていく様は圧巻。一撃で数千ゲームの上乗せも夢ではない、まさにヤマトの切り札たるにふさわしい破壊力を秘めていました。
当時の評価
新基準A+ART機が市場の主役となっていた時代に、国民的な知名度を誇る「宇宙戦艦ヤマト」の名を冠して登場したことで、登場前から業界とファンの大きな期待を集めました。その期待に応えるかのように、原作の壮大な物語をARTのゲーム性に見事に落とし込んだ作り込みは、多くの原作ファンから絶賛されました。特に、「波動砲チャレンジ」がもたらす一撃の夢は、多くのプレイヤーの射幸心を刺激。コンテンツの力と、作り込まれたゲームバランスが見事に融合し、長期にわたってホールの主力機種の一角として絶大な人気を誇った、新基準時代を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.8% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 100.3% |
| 4 | 104.6% |
| 5 | 108.1% |
| 6 | 112.0% |
パチスロ攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG
- 導入時期:2017/3
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)、REGボーナス (約48枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の名機、A+ARTで新生
本機は、AT機時代に一世を風靡した「パチスロ攻殻機動隊S.A.C.」の正統後継機です。ゲーム性の根幹を新基準のA+ARTへと転換し、純増約1.4枚/GのART「S.A.C.モード」を搭載。ボーナスを引く喜びと、ARTが続く興奮という、パチスロ本来のゲーム性を追求しつつ、初代の持つスタイリッシュな世界観とゲーム性を見事に継承しました。 -
ゲーム数上乗せの興奮「電脳HACK」再び
初代でプレイヤーを熱狂させた、ゲーム数上乗せの概念を覆した「電脳HACK」は本機でも健在です。ART中の特定役を契機に突入し、秒数や確率に応じてゲーム数が上乗せされる予測不能な興奮はそのままに、新たなパターンも追加。さらに、上乗せ性能が大幅にアップする「電脳RUSH」も搭載されており、初代にも引けを取らない上乗せ性能を実現しています。 -
ARTとボーナスが織りなす無限の可能性
勝利への王道パターンは、ボーナスや自力チャンスゾーンを成功させてART「S.A.C.モード」に突入させるところから始まります。ART中は、レア役によるゲーム数の直乗せや「電脳HACK」突入を目指しつつ、ボーナスを引き当てることが最大の目標。ART中のボーナスは、ARTストックや「電脳HACK」突入の大きなチャンスとなり、無限ループへの期待感を高めてくれました。
当時の評価
5号機史に残る大ヒット作の続編として、そして新基準A+ART時代の筆頭として、登場前から業界とファンの期待を一身に背負っていました。純増枚数が下がったことへの懸念もありましたが、それを払拭するほどの完成されたゲーム性、特に初代の魂とも言える「電脳HACK」の興奮を損なわずに再現した点は市場から絶賛されました。原作の持つ圧倒的なコンテンツ力と、完成されたゲーム性が見事に融合し、長期にわたってホールの主力機種として絶大な人気を誇った、新基準時代を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.8% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 101.2% |
| 4 | 104.9% |
| 5 | 108.3% |
| 6 | 111.8% |
パチスロ獣王 王者の覚醒
- 導入時期:2017/4
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
伝説の名機、A+ARTで覚醒
本機は、AT機時代に一世を風靡した「獣王 王者の帰還」の正統後継機です。ゲーム性の根幹を新基準のA+ARTへと転換し、純増約1.4枚(ボーナス込みで約2.0枚)のART「サバンナチャンス」を搭載。ボーナスを引く喜びと、ARTが続く興奮という、パチスロ本来のゲーム性を追求しつつ、獣王シリーズの持つ荒々しい興奮を見事に継承しました。 -
「獣」を狩り尽くす新感覚ART
出玉増加の主役となるART「サバンナチャンス」は、単なるゲーム数消化ではありません。ART開始時に決定された「獣」を、プレイヤーが自らのヒキで「狩る」ことで、ゲーム数の上乗せや特化ゾーンへの道が開かれます。この「獣を狩り尽くすまで終わらない」という新しいゲーム性が、ART中の遊技に常に明確な目標と狩猟本能をくすぐる興奮を与えていました。 -
覚醒した獣たちが織りなす上乗せの連鎖
ART中は、ダチョウ・ゴリラ・ライオンといったお馴染みの獣たちが、それぞれ特性の異なる上乗せを演出。さらに、本機最強の上乗せ特化ゾーンである「覚醒ラッシュ」や、シリーズの代名詞とも言える「ビーストアタック」も搭載。一度覚醒した獣たちの力は、まさに圧巻の一言。これらの強力なトリガーが絡み合った時の爆発力は、新基準機とは思えないほどのポテンシャルを秘めていました。
当時の評価
偉大な前作の後継機として、そして新基準A+ART時代の覇権を握るべく登場したことで、業界とファンの期待を一身に背負っていました。純増枚数が下がったことへの懸念もありましたが、それを払拭するほどの完成されたゲーム性、特に「獣を狩る」という斬新なARTシステムは市場から絶賛されました。長期にわたってホールの絶対的な主役として君臨し続け、「獣王」ブランドの強さと人気を改めて証明。新基準時代を代表するメガヒットマシンとして、5号機史にその名を刻む名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.0% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 101.0% |
| 4 | 105.4% |
| 5 | 109.6% |
| 6 | 116.0% |
パチスロサクラ大戦~熱き血潮に~
- 導入時期:2017/5
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
シリーズの原点回帰、継続バトルART
本機は、シリーズの原点である「サクラ大戦1・2」の世界観を舞台に、ゲーム性を一新したA+ART機です。出玉増加の主役となるART「帝撃ラッシュ」は、1ゲームあたり約1.5枚の純増性能を持つ継続バトル方式。ART終了後に発生する「帝撃チャンス」で敵を撃破し続ける限りARTは終わらないという、手に汗握るゲーム性がプレイヤーを魅了しました。 -
自力で戦況を切り開く「撃破ストック」システム
この機種のゲーム性に深みを与えているのが、ART中に貯めることができる「撃破ストック」です。ART中のレア役などを契機にストックを獲得し、継続バトル「帝撃チャンス」で敵の体力(撃破pt)を0にできなかった場合に、このストックを消費して継続させることが可能でした。この「保険」を自力で貯めていく戦略性が、ART中の遊技に常に明確な目標と達成感を与えていました。 -
伝説の上乗せ特化ゾーン「デートタイム」復活
シリーズの代名詞とも言える「デートタイム」が、本機では最強の上乗せ特化ゾーンとして復活。ART中のボーナスの一部などから突入し、継続する限り毎ゲームARTのゲーム数が上乗せされます。ヒロインとの甘い時間の先に待つ大量上乗せへの期待感は、シリーズファンにとって最高の瞬間でした。
当時の評価
絶大な人気を誇る「サクラ大戦」シリーズの最新作として、そして新基準A+ART時代の主力機として、登場前から業界とファンの大きな期待を集めました。ARTの継続システムに「撃破ストック」という新しい自力要素を持ち込んだ点は市場から評価され、原作ファンを中心に長期にわたって安定した人気を獲得。メガヒットを記録した「サクラ大戦3」とは異なるアプローチで、シリーズの新たな魅力を提示した、新基準時代を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.9% |
| 2 | 98.8% |
| 3 | 100.7% |
| 4 | 103.7% |
| 5 | 107.8% |
| 6 | 111.5% |
パチスロツインエンジェルBREAK
- 導入時期:2017/6
- A+ART搭載
- BIGボーナス4種類、MIDDLEボーナス2種類
ゲーム性の特徴と魅力
-
世代交代を果たした新たなツインエンジェル
本機は、5号機を代表するメガヒットシリーズ「ツインエンジェル」の正統後継機です。主人公が一新され、新たな物語が展開。ゲーム性の根幹は、ボーナスとARTのループで出玉を増やすA+ARTですが、純増約0.8枚/GのART「エンジェルタイム」と、純増約1.0枚/Gの上位ART「ブレイクタイム」という、2段階のARTシステムへと進化を遂げました。 -
自力でARTを掴み取るボーナス中のミッション
ARTへのメインルートは、主にボーナス中のミッションクリアとなります。BIGボーナス中は「エンジェルチャンス」が発生し、技術介入を成功させて嫁フリーズを発生させることができればART確定。MIDDLEボーナス中は「ぷっちゅんチャレンジ」が発生し、最終ゲームのレバーオンに全ての力が込められます。このシリーズ伝統の自力感が、ボーナス中の遊技を常にエキサイティングなものにしていました。 -
上位ARTが全ての鍵を握る「BREAK」システム
この機種における最大の叩きどころが、ART「エンジェルタイム」中に特殊リプレイを引くことで突入する、上位ART「ブレイクタイム」です。一度突入すれば、ARTの純増性能がアップするだけでなく、ボーナス当選時の恩恵も大幅に向上。いかにこの「ブレイクタイム」に突入させ、その状態を維持しながらボーナスを引けるかが、大量出玉への唯一無二のルートでした。
当時の評価
パチスロ史に残る大ヒットシリーズの続編として、そして新基準A+ART時代の筆頭として、登場前から業界とファンの期待を一身に背負っていました。純増枚数が大幅に抑えられたスペックに、当初は戸惑いの声も聞かれましたが、それを補って余りあるほどの完成されたゲームバランスと、シリーズ伝統の打ち込み要素の深さが市場から絶賛されました。キャラクターの魅力も相まって、長期にわたってホールの主役として君臨。シリーズの人気を次世代へと繋いだ、5号機を代表する不朽の名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.7% |
| 2 | 98.5% |
| 3 | 101.1% |
| 4 | 105.0% |
| 5 | 108.5% |
| 6 | 112.4% |
A-SLOT エイリヤンエボリューション
- 導入時期:2017/7
- Aタイプ (RT機能付き)
- HYPER BIG (最大350枚)、BIG (最大259枚)、REG (最大103枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
サミープレミアキャラ、A-SLOTで進化
本機は、サミーのプレミアキャラ「エイリヤン」を主役にしたA-SLOTシリーズの第3弾です。ゲーム性は、ボーナスのみで出玉を増やす純粋なAタイプ。複雑なシステムは一切なく、プレイヤーはいつボーナスが告知されるかという、パチスロ本来のシンプルで奥深い楽しさを追求できます。 -
技術介入が興奮を呼ぶボーナスシステム
この機種のゲーム性に深みを与えているのが、ボーナス中の技術介入要素です。HYPER BIG中は、一度だけ13枚役を獲得し、その後は逆押しで消化するだけで最大枚数を獲得可能。一方、ノーマルBIG中は、予告音発生時に左リール中段に赤7をビタ押しすることで、RTのゲーム数を上乗せする抽選を受けられます。この「己の腕でRTを育てる」という感覚が、ボーナス中の遊技をよりエキサイティングなものにしていました。 -
多彩な演出とRTによる連チャンの期待感
通常時は、UFO役物によるインパクト抜群の告知から、多彩な液晶演出まで、プレイヤーを飽きさせない工夫が満載です。そして全てのボーナス終了後には、RT「エイリヤンRT」に突入。このRT中にボーナスを引き当てることができれば、コインを減らすことなく連チャンが始まるという期待感が、遊技のヤメ時を忘れさせてくれました。
当時の評価
「A-SLOT」シリーズの成功を受け、満を持して登場した本機は、Aタイプファンから大きな期待を寄せられていました。特に、BIG中のビタ押しでRTゲーム数を上乗せできるという、適度な技術介入要素は「腕に覚えのある」プレイヤーから絶賛され、ゲームの奥深さを高める要素として高く評価されました。シリーズ屈指のブランド力と、作り込まれたゲームバランスが見事に融合し、全国のAタイプコーナーを代表する主力機種として、長期にわたり圧倒的な人気と稼働を誇りました。Aタイプというジャンルの新たな可能性を切り開いた、5号機史に残る名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 98.0% |
| 2 | 99.9% |
| 5 | 103.0% |
| 6 | 105.2% |
パチスロ北斗の拳 新伝説創造
- 導入時期:2017/9
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約150枚)
ゲーム性の特徴と魅力
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シリーズの遺伝子を受け継ぐ王道のA+ART
本機は、パチスロ「北斗の拳」シリーズの血脈を受け継ぐ、新基準のA+ART機です。出玉増加の主役となるART「激闘乱舞(げきとうらんぶ)」は、純増約1.9枚/G(ボーナス込み)の継続バトル方式。ボーナスとARTが絶妙に絡み合うことで生まれる出玉の波は、シリーズの伝統と王道の面白さをプレイヤーに再認識させてくれました。 -
自力で勝負を切り開く「宿命の刻」
ARTへのメインルートとなるのが、ボーナス後に突入する自力チャンスゾーン「宿命の刻」です。ここでは、プレイヤー自身のヒキでART突入を勝ち取るためのバトルが繰り広げられます。さらに、ART中も「宿命の刻」に突入することがあり、その際は継続率アップや特化ゾーンへの昇格を賭けた、手に汗握る勝負の刻となりました。 -
ART継続の鍵を握る「EX乱舞TURBO」
この機種における最大の叩きどころが、ARTレベルと継続率を自力で上げる最強の上乗せトリガー「EX乱舞TURBO」です。ART中の特定条件をクリアすることで突入し、継続する限りARTレベルと継続率のダブル昇格抽選が行われます。一度突入すれば、ART性能そのものを根底から書き換えるほどのポテンシャルを秘めており、まさに伝説を創造するにふさわしい瞬間でした。
当時の評価
「修羅の国篇」の大ヒットで、新基準A+ART機としての地位を不動のものとした「北斗」シリーズの最新作として、登場前から業界とファンの絶大な期待を集めました。そのゲーム性は、シリーズ伝統の継続バトルとボーナスが絡み合う王道の面白さを追求した、安定感のある作りでした。特に、ART性能そのものを叩き上げる「EX乱舞TURBO」は、自力感と興奮のバランスが絶妙であると市場から高く評価されました。シリーズの持つ圧倒的なブランド力と、作り込まれたゲームバランスが見事に融合し、長期にわたってホールの主力機種として絶大な人気を誇った、新基準時代を代表する名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.8% |
| 2 | 98.9% |
| 3 | 100.9% |
| 4 | 105.2% |
| 5 | 108.7% |
| 6 | 115.1% |
2018年導入機種
パチスロコードギアス 反逆のルルーシュR2 C.C.ver.
- 導入時期:2018/1
- Aタイプ (RT機能付き)
- BIGボーナス (最大250枚)、REGボーナス (最大103枚)
ゲーム性の特徴と魅力
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人気シリーズ、遊びやすいAタイプで登場
本機は、メガヒットを記録した「コードギアスR2」の世界観を、ボーナスとRTのみで遊技する純粋なAタイプとして再構築した一台です。複雑なARTシステムは一切なく、プレイヤーはいつボーナスが告知されるかという、パチスロ本来のシンプルで奥深い楽しさに没頭できます。ヒロインの「C.C.」に焦点を当てた演出が、新たな魅力を引き出しています。 -
無限RTへの鍵を握るボーナス中のC.C.揃い
この機種のゲーム性の中核を成すのが、ボーナス中に発生する技術介入です。BIGボーナス中に予告音が発生した際、逆押しでC.C.絵柄を揃えることができれば、ボーナス終了後に50GのRTだけでなく、さらにその先に待つ無限RTへの突入が確定します。この「己の腕で無限の可能性を掴み取る」という感覚が、ボーナス中の遊技を極限まで熱くさせました。 -
多彩な演出とRTによるループの期待感
通常時は、原作の名シーンをふんだんに使用した多彩な演出が、ボーナスへの期待感を盛り上げます。そして全てのボーナス終了後には、必ず50ゲームのRT「C.C.タイム」に突入。このRT中にボーナスを引き当てることができれば、コインを減らすことなく連チャンが始まるという期待感が、遊技のヤメ時を忘れさせてくれました。
当時の評価
A+ART機として絶大な人気を誇った前作のファンからは、そのAタイプ化に驚きの声が上がりましたが、いざ蓋を開けてみると、その完成度の高さから多くのプレイヤーに受け入れられました。特に、BIG中のC.C.揃いで無限RTが確定するという、分かりやすくも奥深い技術介入要素は絶賛され、「狙う楽しさ」を再認識させてくれました。原作の持つ圧倒的なコンテンツ力と、作り込まれたAタイプのゲーム性が見事に融合し、長期にわたってホールのAタイプコーナーを代表する主力機種として絶大な人気を誇った、シリーズの新たな可能性を示した名機です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 99.4% |
| 2 | 100.7% |
| 3 | 104.4% |
| 4 | 107.3% |
| 5 | 111.1% |
| 6 | 113.9% |
パチスロ北斗の拳 修羅の国篇 羅刹ver.
- 導入時期:2018/5
- A+ART搭載
- ART「闘神演舞」 純増約1.3枚/G (ボーナス込み約1.9枚/G)
ゲーム性の特徴と魅力
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遊びやすさを追求した新たな「修羅」
本機は、大ヒットした「北斗の拳 修羅の国篇」のゲーム性をベースに、より遊びやすいスペックへとバランス調整を施したマイナーチェンジバージョンです。ボーナス確率やART初当たり確率が軽くなったことで、前作よりも気軽にART「闘神演舞」の興奮を味わえるようになりました。純増枚数を抑えた分、ARTのループに絡むドキドキ感をより多くのプレイヤーが体感できる設計となっています。 -
継承された「勝舞魂」システムの興奮
ゲーム性の核となる「勝舞魂(しょうぶだま)」システムは、本機でも健在です。ART中は、レア役やボーナスを契機に「勝舞魂」を貯め、セット継続を賭けた1ゲーム完結のガチバトルに挑みます。この手に汗握る自力感と、勝利した時の達成感は、前作の面白さをそのまま受け継いでいます。 -
ARTの主役を選べる戦略性
前作で好評を博した、ART開始時に主人公を「ケンシロウ」「シャチ」「カイオウ」の3人から任意で選択できるシステムも搭載。選んだキャラクターによって、ART中の演出や勝舞魂の上乗せ性能が変化するため、プレイヤーは自分の好みに合わせた戦略でARTを楽しむことができます。
当時の評価
メガヒットを記録した前作の面白さはそのままに、より幅広いプレイヤーが楽しめるようにマイルドなスペックで登場したことで、市場から好意的に受け入れられました。特に、初当たりが軽くなったことで、前作ではなかなか味わえなかったART中の「特闘」やキャラクターごとの特性を体験しやすくなった点は、多くのファンに喜ばれました。ホールの主力であった前作を補完するような形で導入が進み、安定した稼働を誇りました。「北斗」シリーズの持つ奥深さと、プレイヤーのニーズに応える柔軟性を示した、優れた後継機として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 99.7% |
| 2 | 100.6% |
| 3 | 103.0% |
| 4 | 106.0% |
| 5 | 111.0% |
| 6 | 115.1% |
A-SLOT ツインエンジェルBREAK
- 導入時期:2018/8
- Aタイプ (RT機能付き)
- HYPER BIG (最大350枚)、BIG (最大207枚)、MIDDLE (最大56枚)
ゲーム性の特徴と魅力
-
人気シリーズ、Aタイプで新たな魅力をBREAK
本機は、大ヒットしたA+ART機「ツインエンジェルBREAK」の世界観を、ボーナスとRTのみで遊技する純粋なAタイプとして再構築した一台です。複雑なARTシステムはなく、プレイヤーはいつボーナスが告知されるかという、パチスロ本来のシンプルで奥深い楽しさに没頭できます。シリーズならではの、打ち込み要素満載の演出が新たな魅力を引き出しています。 -
己の腕で未来を掴むボーナス中の技術介入
この機種のゲーム性の中核を成すのが、ボーナス中に発生する技術介入です。BIGボーナス中に予告音が発生した際、指定された2コマの目押しを成功させることで、ボーナス終了後に突入するRTのゲーム数を30Gから50Gへと延長させることが可能。この「己の腕でチャンスを広げる」という感覚が、ボーナス中の遊技を極限まで熱くさせました。 -
RTとボーナスが織りなす「S-BIG」への道
全てのボーナス終了後には、必ずRT「エンジェルタイム」に突入します。このRT中にボーナスを引き当てることができれば、コインを減らすことなく連チャンが始まるだけでなく、HYPER BIG BONUS (通称S-BIG) への昇格抽選も行われます。S-BIGに当選すれば、約350枚の出玉と50GのRTが約束されるため、RT中のレバーオンは常に期待感に満ち溢れていました。
当時の評価
「A-SLOT」シリーズの成功を受け、サミーの看板コンテンツである「ツインエンジェル」が満を持して登場したことで、登場前からファンや業界の大きな期待を集めました。その期待に応えるかのように、シリーズ伝統の技術介入の楽しさと、Aタイプの持つシンプルなボーナスの喜びが見事に融合。キャラクターの圧倒的な魅力も相まって、長期にわたってホールのAタイプコーナーを代表する主力機種として絶大な人気を誇りました。Aタイプというジャンルの新たな可能性を切り開いた、5号機史に残る名作です。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割(市場予想) | 機械割(フル攻略) |
|---|---|---|
| 1 | 98.0% | 100.4% |
| 2 | 99.5% | 101.9% |
| 5 | 104.3% | 106.8% |
| 6 | 108.1% | 110.6% |
回胴黙示録カイジ4
- 導入時期:2018/12
- A+ART搭載
- BIGボーナス (約204枚)、REGボーナス (約54枚)
ゲーム性の特徴と魅力
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原作の駆け引きを再現した2パート構成ART
本機は、ボーナスとARTで出玉を増やすA+ART機です。出玉増加の主役となるART「黙示録モード」は、「カイジパート」と「美心パート」という2つのパートで構成されているのが最大の特徴。カイジパートでレア役などを契機にポイント(星)を貯め、そのポイントを使って美心パートで継続をジャッジするという、原作のギャンブルが持つ独特の駆け引きと緊張感を見事にゲーム性へと昇華させました。 -
自力で運命をこじ開けるCZ「ざわざわTIME」
ARTへのメインルートとなるのが、原作の代名詞とも言える「ざわざわ感」を再現した自力チャンスゾーン「ざわざわTIME」です。通常時のレア役から突入し、消化中の成立役によってART当否がジャッジされます。己のヒキでARTへの扉をこじ開けられるかどうかが決まる、手に汗握る瞬間でした。 -
原作ファン垂涎の多彩な上乗せ特化ゾーン
この機種における最大の出玉トリガーであり、原作ファンを熱狂させたのが、多彩な上乗せ特化ゾーンです。「限定ジャンケン」をモチーフにした「希望の船」や、パチンコ「沼」をモチーフにした「欲望の沼」など、原作の伝説的なギャンブルが強力な上乗せトリガーとして登場。これらの特化ゾーンが絡み合った時の爆発力は、まさに僥倖の一言でした。
当時の評価
5号機の規定が変更され、有利区間1500Gという新たなルールの中で登場した、5.9号機時代のA+ART機です。「カイジ」という絶大な人気を誇るコンテンツ力と、作り込まれたARTシステムは市場から高く評価されました。特に、ART中の2パート構成は戦略性が高く、打ち込みがいのあるゲーム性として多くのファンを魅了しました。旧基準機のような一撃万枚の夢は見にくくなったものの、コンテンツの魅力を最大限に引き出し、新時代のA+ART機の可能性を示した、5.9号機を代表する名機として記憶されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.5% |
| 2 | 98.7% |
| 3 | 100.2% |
| 4 | 104.1% |
| 5 | 110.0% |
| 6 | 114.1% |
2019年導入機種
A-SLOT DARTSLIVE
- 導入時期:2019/2
- Aタイプ (RT機能付き)
- SUPER BIG (最大251枚)、BIG (最大207枚)、REG (最大56枚)
ゲーム性の特徴と魅力
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A-SLOTとダーツが融合した技術介入マシン
本機は、サミーのA-SLOTシリーズと、世界的に人気の高いエレクトロニックダーツ「DARTSLIVE」が融合した、純粋なAタイプ機です。ゲーム性の核となるのは、ボーナス中に発生する技術介入。ダーツでBULLを射抜く感覚を、パチスロの目押しで再現するという、唯一無二のコンセプトが多くのプレイヤーの心を射抜きました。 -
己の腕でRTを射抜く「DARTSLIVE CHANCE」
この機種の興奮を最高潮に高めるのが、BIGボーナス中に発生する技術介入「DARTSLIVE CHANCE」です。予告音と共に表示されるターゲットに対し、左リールに3連7絵柄をビタ押しすることで、ボーナス終了後のRT突入が確定。この「己の腕でRTを掴み取る」という、ダーツさながらの緊張感と成功時の達成感が、本機最大の魅力でした。 -
RTとボーナスが織りなす無限ループへの道
全てのボーナス終了後には、RT突入の可能性があります。技術介入成功で突入するRT「DARTSLIVE TIME」は30ゲーム継続。このRT中にボーナスを引き当てることができれば、コインを減らすことなく連チャンが始まるだけでなく、さらなるRTへの期待も繋がります。お馴染みのサウンドエフェクトと共に訪れるボーナスループは、まさに至福の瞬間でした。
当時の評価
「A-SLOT」シリーズでAタイプの復権を牽引してきたサミーが、新たに「技術介入」というテーマを前面に押し出して世に送り出した一台です。その挑戦的なゲーム性は、特にビタ押しに自信のある上級者や、パチスロ本来の「狙う楽しさ」を求める層から絶大な支持を獲得。ダーツファンという新たな客層の開拓にも成功しました。万人が楽しめる大衆機というよりは、「玄人好みのマシン」としての地位を確立し、技術介入Aタイプというジャンルに新たな金字塔を打ち立てた名機として、高く評価されています。
筐体

リール配列

機械割
| 設定 | 機械割 |
|---|---|
| 1 | 97.7% |
| 2 | 99.7% |
| 5 | 103.0% |
| 6 | 106.0% |
©Sammy