『大都技研』5号機全機種一覧

パチスロメーカー『大都技研』が発売した5号機パチスロ全機種を掲載。

発売年月順に筐体画像とリール配列、そしてボーナス（ART・AT）確率や機械割を掲載しております。

2007年導入機種

シェイクII（シェイク2）

• 導入時期：2007/6
• Aタイプ (RT機能付き)
• BIG BONUS: 最大465枚の払い出しで終了（純増約400枚）、REG BONUS: 12G消化または4回の入賞で終了（純増約50枚）

ゲーム性の特徴と魅力

• ボーナスと小役の絶妙な絡み
  本機はボーナスのみで出玉を増やすオーソドックスなAタイプですが、その魅力は小役との同時当選システムに集約されています。 特に重要なのが15枚役の「サボハニ」図柄で、ボーナスのメイン契機となっています。 このサボハニをいかに引けるか、そしてそこからボーナスに繋げられるかが勝負の鍵を握っており、常に期待感を持ってレバーを叩けるゲーム性です。

• 新感覚演出「スゴビ」と選べるチャンスステージ
  サボハニ揃いなどから突入する5ゲーム間のプチRTは、本機最大の特徴である立体液晶演出「スゴビ」で展開されます。 このチャンスステージは、初代の演出を再現した「SHAKEステージ」、完全告知の「VJステージ」、カウントダウンがアツい「LIVEステージ」の3種類からプレイヤーが任意で選択可能。 自分の好きな演出でボーナス当否の瞬間を楽しめる、画期的なシステムでした。

• BIG1回約400枚の出玉性能と多彩な楽曲
  BIG BONUSは1回で約400枚もの出玉が獲得できる、当時としてはトップクラスの性能を誇ります。 さらにBIG中は、当選契機となったチャンスステージと選択キャラクターの組み合わせでBGMが変化し、全10パターンもの楽曲が楽しめました。 高い出玉性能と、気分を盛り上げるクールなサウンドが融合し、多くのプレイヤーを魅了しました。

当時の評価

2007年に登場した「シェイク2」は、4号機時代の人気機種「シェイク」の後継機、そして大都技研初の5号機として大きな注目を集めました。 BIG1回で約400枚という高い出玉性能と、革新的な立体液晶演出「スゴビ」が話題を呼び、多くのファンを獲得。 特に、チャンスステージを自分で選べる斬新なゲーム性や、豊富なBIG中BGMは高く評価されました。 一方で、ボーナス確率がやや重めであることや、ゲーム性がサボハニ役に大きく依存している点から、評価が分かれる側面もありました。 しかし、その中毒性の高いゲーム性は根強い人気を誇り、5号機初期の名機として記憶しているファンは今なお多い一台です。

機械割

2008年導入機種

新・吉宗

• 導入時期：2008/1
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約200枚、REG BONUS: 純増約50枚、ART「極大盤振舞」: 1セット80G（純増約1.7枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ゲーム性が異なる3種類のBIG BONUS
  本機のボーナスは、純増約200枚のBIGと約50枚のREGの2種類を搭載。特にBIGは、ARTの告知タイプが異なる3種類（吉宗BIG：チャンス告知、爺BIG：完全告知、姫BIG：最終告知）から選択可能です。プレイヤーが自分の好きな演出バランスでART突入の当否を楽しめる、伝統かつ人気のシステムを継承しています。

• ゲーム数上乗せ型ART「極大盤振舞」
  ART「極大盤振舞」は1セット80ゲーム、1ゲームあたり約1.7枚の純増が見込めるゲーム数上乗せタイプです。ART中はレア役によるゲーム数の直乗せや、ボーナス当選、そして上乗せ特化ゾーンへの突入抽選が行われます。いかにARTを長く継続させ、その間にボーナスや特化ゾーンを絡めて出玉の波を作るかが攻略の鍵となります。

• 強力な上乗SEVENラッシュ乗せトリガー「万両乱舞」と「将軍RUSH」
  出玉を爆発させるための強力なトリガーとして、2種類の上乗せ特化ゾーンを搭載しています。 「万両乱舞」は7ゲーム継続し、毎ゲーム成立役に応じてゲーム数を上乗せします。そして最強のトリガーが「将軍RUSH」で、5ゲーム間7が揃い続ける限りゲーム数を上乗せし続けるという圧巻の性能を誇り、一撃で大量のゲーム数を獲得することも夢ではありませんでした。

当時の評価

2013年に登場した「新・吉宗」は、4号機時代に社会現象を巻き起こした伝説的ヒット機種「吉宗」の正統後継機として、ファンの絶大な期待を背負ってホールデビューしました。初代のゲーム性を踏襲しつつも、A+ART機として生まれ変わったスペックは賛否両論を呼びました。特に、ART中の上乗せ性能や特化ゾーン「将軍RUSH」の破壊力は高く評価され、一撃の夢を求めるプレイヤーから熱い支持を受けました。初代ほどの爆発的な人気とはならなかったものの、その高いポテンシャルと「吉宗」というビッグネームのブランド力で、多くのホールで長期間にわたり主力機種の一つとして活躍しました。

機械割

爺サマー

• 導入時期：2008/7
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約54枚、ART「G-SPLASH」: 1セット50G（純増約1.5枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ボーナスとARTが絡み合う王道スペック
  本機は、純増約204枚のBIGと約54枚のREG、そして1セット50GのART「G-SPLASH」で出玉を増やす、当時の王道スペックです。ART中にボーナスを引くことが大量出玉獲得への最短ルートであり、いかにARTを継続させつつ、タイミング良くボーナスを引けるかという、シンプルながら奥深いゲーム性が魅力でした。

• ART継続の鍵を握る「G-WAVE」
  ART「G-SPLASH」は、セット数ストックと継続ループによって連チャンを目指します。ART終了後に突入する5ゲームの引き戻しゾーン「G-WAVE」は非常に重要なポイントで、ここでのレア役やボーナスはART引き戻しの期待大。最後まで諦めずにレバーを叩ける、自力感の強いシステムがプレイヤーの心を熱くさせました。

• 爺が叫ぶ！上乗せ特化ゾーン「キーンラッシュ」
  ART中のボーナスの一部など、特定の条件をクリアすると突入するのが上乗せ特化ゾーン「キーンラッシュ」です。この間は爺が代名詞の「キーン！」という叫びと共に、リールアクションや停止音でゲーム数を上乗せしていきます。継続率管理となっており、一度突入すれば大量上乗せも夢ではない、本機最強の出玉トリガーです。

当時の評価

2010年に登場した「爺サマー」は、「吉宗」や「押忍！番長」でおなじみの人気キャラクター「爺」を主役に抜擢したスピンオフ機として話題を呼びました。南国を舞台にした明るくコミカルな世界観と、軽快なサウンドが多くのプレイヤーに受け入れられました。スペック面では、A+ART機としてのバランスの良さが評価され、遊びやすさと一撃のポテンシャルを両立。大都技研の強力なキャラクターコンテンツの魅力を改めて示す一台となり、長期にわたって安定した人気を保ち、多くのホールのバラエティコーナーを盛り上げました。

機械割

パチスロ24‐TWENTY FOUR‐

• 導入時期：2008/9

筐体

リール配列

機械割

2009年導入機種

忍魂

• 導入時期：2009/1
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約54枚、ART「月光ノ刻」: 1セット50G（純増約1.4枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 疾走感あふれるART「月光ノ刻」
  本機の出玉増加の主軸となるART「月光ノ刻」は、1セット50G、純増約1.4枚のセット数管理型です。ART中は疾走感あふれる演出と共に、レア役やボーナスでセット数の上乗せを目指します。特にBIG BONUS中の赤7揃いはARTストック確定となるため、いかにART中にボーナスを絡められるかが出玉の鍵を握る、A+ART機の王道とも言えるゲーム性です。

• 継続期待度を示唆するART中のステージ
  ART中は滞在ステージによってセットストックの期待度が変化します。「楓ステージ」が基本となり、「楓＆舞ステージ」ならチャンス、「疾風ステージ」に移行すれば高継続、または大量ストックの期待度が飛躍的にアップします。ステージ昇格を願いながら消化するARTは、常に期待感と緊張感が持続する作りになっています。

• 最強の上乗せトリガー「烈闘ノ刻」
  ART中のボーナスの一部などから突入する「烈闘ノ刻」は、1セット10G継続するSTタイプの上乗せ特化ゾーンです。消化中のベルやレア役でARTのセット数を上乗せし、さらに残りゲーム数を10Gに再セット。ループするたびに大量ストックのチャンスが膨らむ、本機最強のプレミアムトリガーでした。

当時の評価

2009年末に登場した「忍魂」は、大都技研のオリジナルコンテンツとしてリリースされ、その完成度の高さから多くのプレイヤーの支持を集めました。バランスの取れたA+ARTスペックと、疾走感あふれるART「月光ノ刻」の爽快感が評価され、長期にわたってホールの主力機種として活躍。特に、BIG BONUS中に選択できる「楓」の楽曲は絶大な人気を誇り、この曲を聴くために打っていたプレイヤーも少なくありませんでした。分かりやすいゲーム性の中に「烈闘ノ刻」という一撃の夢も秘めており、初心者から上級者まで幅広い層に愛された5号機を代表する名機の一つです。

機械割

デコトラの鷲

• 導入時期：2009/9
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約48枚、ART「喧嘩祭り」: 1セット50G（純増約2.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 純増2.0枚の高速ART「喧嘩祭り」
  本機の最大の魅力は、1Gあたり純増約2.0枚という当時としては非常に高い性能を誇るART「喧嘩祭り」です。ボーナス確率は全設定共通となっており、ARTの初当たり確率に大きな設定差が設けられているのが特徴。いかにARTに突入させ、その高い出玉性能を活かして連チャンさせるかが勝負の鍵を握ります。

• 自力感がアツい「仁義なき三択」
  通常時のボーナス後などに突入する「仁義なき三択」は、ART突入を賭けた自力チャンスゾーンです。3択の押し順当てに正解することでARTが確定。まさに己のヒキが試されるこの瞬間は、本機屈指の叩きどころであり、多くのプレイヤーを熱くさせました。

• 最強上乗せ特化ゾーン「神輿ラッシュ」
  ART中の赤7揃いなどから突入する「神輿ラッシュ」は、本機最強の上乗せトリガーです。ベルの押し順当てが続く限り、毎ゲームARTのゲーム数が上乗せされていきます。一度の突入で3桁ゲーム数の上乗せも現実的で、一撃大量出玉への大きな足掛かりとなる、まさに夢のある特化ゾーンでした。

当時の評価

2012年に登場した「デコトラの鷲」は、同名の人気映画シリーズとのタイアップ機として、その独特の世界観で注目を集めました。ボーナス確率が全設定共通で、ART初当たりで設定を推測するという分かりやすいゲーム性が特徴。何より、純増2.0枚というハイスピードART「喧嘩祭り」の爽快感が高く評価され、短時間での一撃を狙うプレイヤーから熱烈な支持を受けました。「押忍！番長」や「吉宗」といった同社の看板機種ほどのメガヒットとはならなかったものの、その唯一無二のテーマと高い出玉性能で独自のポジションを確立。一部のファンからは根強く愛され続けた、記憶に残る一台です。

筐体

リール配列

機械割

2010年導入機種

鮪伝説

• 導入時期：2010/3
• Aタイプ (RT機能付き)
• BIG BONUS: 純増約400枚、REG BONUS: 純増約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

• パチンコ感覚で楽しめる「魚群」演出
  本機は、大都技研の機種としては異色の「海」をテーマにしており、パチンコでおなじみの「魚群」演出がボーナス当選の鍵を握るという、非常にシンプルで分かりやすいゲーム性が最大の特徴です。多彩な予告から魚群が発生すれば大チャンスとなり、初心者からベテランまで誰もがアツくなれる瞬間を演出しています。

• BIG1回約400枚の圧倒的な出玉感
  ボーナスのみで出玉を増やすAタイプでありながら、BIG BONUSは1回の当選で約400枚もの出玉が獲得できるパワフルな仕様です。ボーナス後にはもれなくRT「鮪チャンス」にも突入し、コインを微増させながら次のボーナスを目指すことができます。一撃の破壊力は、当時のAタイプの中でもトップクラスでした。

• シンプルなゲーム性に潜む技術介入要素
  ゲーム性はシンプルですが、BIG BONUS中には技術介入要素も存在します。特定の手順で消化することで最大枚数である約400枚を獲得できるため、プレイヤーのスキルが結果に反映される楽しみもありました。ただ待つだけでなく、自らの目押しで出玉を増やせる点が、ゲームの深みを加えていました。

当時の評価

2008年に登場した「鮪伝説」は、同社の「吉宗」や「番長」といった漢気あふれる路線とは一線を画す、海と魚群をテーマにした異色のAタイプ機として注目されました。そのパチンコライクで分かりやすいゲーム性は、特に年配層やパチスロ初心者から好評を博しました。BIG1回で得られる約400枚の出玉性能は魅力的でしたが、一方でボーナス確率が重めであるため、展開にムラが出やすいという側面も。爆発的なヒットとはならなかったものの、その親しみやすいキャラクターとシンプルなゲーム性で、ホールのバラエティコーナーにおいて独自の存在感を放ち、長く愛される一台となりました。

機械割

押忍!操

• 導入時期：2010/5
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約54枚、ART「操恵チャンス」: 1セット30G（純増約1.2枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 人気ヒロイン「操」が主役のスピンオフ機
  本機は、大人気機種「押忍！番長」のヒロインである「操」を主人公に迎えたスピンオフ作品です。ゲーム性は、ボーナスとART「操恵チャンス」のループで出玉を増やす、当時の王道ともいえるA+ARTスペック。番長シリーズのゲーム性を踏襲しつつも、操の魅力を前面に押し出した演出の数々がファンを魅了しました。

• ART継続の鍵を握る「愛ちゃんスロット」
  ART「操恵チャンス」は1セット30G、純増約1.2枚と控えめな性能ですが、その分ループしやすいのが特徴です。特にART終了後に必ず突入する5G間の引き戻しゾーン「愛ちゃんスロット」は本機の叩きどころ。ここでレア役やボーナスを引ければART引き戻しが確定となり、自力でループを掴み取るアツさを味わえました。

• 心に響く珠玉のボーカル楽曲
  本機の最大の魅力として、BIG BONUS中に聴けるボーカル楽曲を挙げるファンは少なくありません。特に新曲の「Distance」は多くのプレイヤーの心を掴み、パチスロのオリジナル楽曲としては異例の人気を博しました。魅力的な楽曲が、ボーナスを引くことの価値を何倍にも高めてくれる、音楽とゲーム性が見事に融合した一台です。

当時の評価

2010年に登場した「押忍！操」は、「押忍！番長」という絶大なブランド力を持つシリーズのスピンオフ機として、大きな期待と共にホールデビューしました。スペック面では爆発力よりも遊びやすさを重視したマイルドなA+ART機であったため、評価は賛否両論ありました。しかし、それを補って余りあるほどキャラクターと楽曲の魅力が突出しており、特に名曲「Distance」の人気は絶大で、この曲を聴きたいがために打ち続けたファンも多数存在しました。結果として、コアなファンに深く愛される機種となり、多くのホールで長期にわたりバラエティコーナーの定番として活躍しました。

機械割

ギラギラ爺サマー

• 導入時期：2010/7
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約54枚、ART「操恵チャンス」: 1セット30G（純増約1.2枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 人気ヒロイン「操」が主役のスピンオフ機
  本機は、大人気機種「押忍！番長」のヒロインである「操」を主人公に迎えたスピンオフ作品です。ゲーム性は、ボーナスとART「操恵チャンス」のループで出玉を増やす、当時の王道ともいえるA+ARTスペック。番長シリーズのゲーム性を踏襲しつつも、操の魅力を前面に押し出した演出の数々がファンを魅了しました。

• ART継続の鍵を握る「愛ちゃんスロット」
  ART「操恵チャンス」は1セット30G、純増約1.2枚と控えめな性能ですが、その分ループしやすいのが特徴です。特にART終了後に必ず突入する5G間の引き戻しゾーン「愛ちゃんスロット」は本機の叩きどころ。ここでレア役やボーナスを引ければART引き戻しが確定となり、自力でループを掴み取るアツさを味わえました。

• 心に響く珠玉のボーカル楽曲
  本機の最大の魅力として、BIG BONUS中に聴けるボーカル楽曲を挙げるファンは少なくありません。特に新曲の「Distance」は多くのプレイヤーの心を掴み、パチスロのオリジナル楽曲としては異例の人気を博しました。魅力的な楽曲が、ボーナスを引くことの価値を何倍にも高めてくれる、音楽とゲーム性が見事に融合した一台です。

当時の評価

2010年に登場した「押忍！操」は、「押忍！番長」という絶大なブランド力を持つシリーズのスピンオフ機として、大きな期待と共にホールデビューしました。スペック面では爆発力よりも遊びやすさを重視したマイルドなA+ART機であったため、評価は賛否両論ありました。しかし、それを補って余りあるほどキャラクターと楽曲の魅力が突出しており、特に名曲「Distance」の人気は絶大で、この曲を聴きたいがために打ち続けたファンも多数存在しました。結果として、コアなファンに深く愛される機種となり、多くのホールで長期にわたりバラエティコーナーの定番として活躍しました。

機械割

2011年導入機種

秘宝伝～封じられた女神～

• 導入時期：2011/2
• 疑似ボーナス+ART機
• 秘宝RUSH: 1セット50G（純増約2.2枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ART突入への王道ルート「高確率」
  本機のゲーム性は、通常時からチャンス役を契機にARTのチャンスゾーンである「高確率」へ移行させ、そこからART「秘宝RUSH」に当選させるのが基本的な流れです。高確率にはショート・ミドル・ロングの3種類の継続ゲーム数が存在し、滞在中の期待感の強弱がゲームに絶妙なアクセントを加えていました。

• 5号機に革命を起こした「ゲーム数上乗せART」
  ART「秘宝RUSH」は1セット50G、純増約2.2枚という高い出玉性能を誇ります。最大の特徴は、ART中に引いたチャンス役などでゲーム数が上乗せされていく点で、この「ゲーム数上乗せ」という概念をパチスロ市場に広く浸透させました。終わるG数を気にせず、どこまで続くか分からない期待感が多くのプレイヤーを熱狂させました。

• 上乗せが加速する「ボーナスバトル」
  ART中に突入する擬似ボーナス「ボーナスバトル」は、ARTゲーム数を大量上乗せする最大のチャンスです。バトルに勝利し続ける限りボーナスがループし、そのたびにゲーム数を上乗せしていきます。自力で継続を掴み取り、ARTをロングランさせるトリガーとなるこのシステムは、本機の出玉性能を象徴するものでした。

当時の評価

2011年に登場した「秘宝伝～封じられた女神～」は、4号機で絶大な人気を誇った「秘宝伝」の正統後継機として、ファンの大きな期待を背負ってデビューしました。蓋を開けてみれば、ART中にゲーム数を上乗せしていくという斬新なゲーム性が市場に衝撃を与え、瞬く間にホールを席巻。5号機ART時代の幕開けを告げる革命的な一台となりました。ARTの純増速度、上乗せ性能、そして「伝説モード」が絡んだ際の爆発力は凄まじく、多くのプレイヤーが一撃万枚の夢を追い求めました。その人気と影響力は計り知れず、間違いなく5号機を代表する伝説的な名機として歴史に名を刻んでいます。

機械割

政宗

• 導入時期：2011/8
• A+ART搭載
• 秘宝RUSH: 1セット50G（純増約2.2枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ゲーム数上乗せART「隻眼ノ乱」
  本機の出玉の核となるのは、1セット50G+α、純増約1.5枚のゲーム数上乗せ型ART「隻眼ノ乱」です。ART中はレア役によるゲーム数の直乗せやボーナス、そして本機最大の見せ場である上乗せ特化ゾーンへの突入抽選が行われます。どこまで続くか分からない期待感と、自力でゲーム数を伸ばしていく感覚がプレイヤーを虜にしました。

• ARTへのチャンスゾーンとなる「奥州ボーナス」
  純増約48枚のREGにあたる「奥州ボーナス」は、単なる出玉の少ないボーナスではありません。消化中にARTの突入抽選を行っており、ART当選を賭けた重要なチャンスゾーンとしての役割を担っています。ボーナスでありながら気の抜けない、手に汗握るゲーム性が見事に表現されていました。

• 7が揃い続ける最強トリガー「秀吉決戦」
  ART中の青7揃いなどから突入する「秀吉決戦」は、本機最強の上乗せ特化ゾーンです。リール上部の小リールで青7が揃い続ける限り、ゲーム数を上乗せし続けます。継続率は最大85%を誇り、一度の突入が大量ゲーム数獲得に繋がり、一撃で戦況を覆すほどの絶大なインパクトを持っていました。

当時の評価

2011年に登場した「政宗」は、独眼竜の武将・伊達政宗をモチーフにした大都技研のオリジナルコンテンツとしてリリースされました。ゲーム数上乗せ型ARTの「隻眼ノ乱」と、なんといっても最強特化ゾーン「秀吉決戦」の破壊力が多くのプレイヤーを魅了し、瞬く間に人気機種の仲間入りを果たしました。「秀吉決戦」に突入させた時の高揚感と、そこで大量上乗せを勝ち取った時の達成感は格別で、その一撃の夢を求めて多くのプレイヤーが挑みました。ゲームバランスの秀逸さも高く評価され、長期にわたってホールの主力として活躍。「押忍！番長」「秘宝伝」と並ぶ、大都技研の5号機時代を代表する名機としてファンの記憶に深く刻まれています。

機械割

押忍!番長2

• 導入時期：2011/10
• 疑似ボーナス+ART機
• BB: 純増約150枚、RB: 純増約60枚、ART「頂RUSH」: 1セット50G（純増約2.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ゲーム数管理システムの金字塔
  本機は、通常時に規定ゲーム数を消化することでボーナス（ART）に当選するという「ゲーム数管理システム」をパチスロ界の常識へと引き上げました。ゲーム数消化が近づくと発生する前兆演出に一喜一憂し、ボーナス当選の瞬間を待つというゲーム性は、多くのプレイヤーを熱狂の渦に巻き込みました。

• 出玉増加の主軸となるART「頂RUSH」
  ボーナス（BB）から突入するART「頂RUSH」は、1セット50G、純増約2.0枚という高い性能を誇ります。ART中はレア役によるゲーム数直乗せ、ボーナス当選、そして上乗せ特化ゾーンへの突入が絡み合うことで、終わらないRUSHへの期待感を創出。シンプルながらも奥深いゲームバランスが絶妙でした。

• 最強の上乗せ特化ゾーン「絶頂RUSH」
  ART中のボーナスの一部で突入する「絶頂RUSH」は、本機における最強のプレミアムトリガーです。10G+αの間、毎ゲームARTのゲーム数を上乗せし続けます。一度の突入で平均200G以上の上乗せが見込め、まさに一撃で形勢を逆転させる破壊力を秘めており、全てのプレイヤーが夢見る至福の瞬間でした。

当時の評価

2011年に登場した「押忍！番長2」は、4号機時代に社会現象を巻き起こした伝説的機種の正統後継機として、計り知れないほどの期待を背負ってホールデビューしました。そのプレッシャーをものともせず、初代のゲーム性を5号機最高峰のクオリティで再現・進化させた本作は、瞬く間に全国のホールを席巻。ゲーム数管理という新たな常識を打ち立て、ART「頂RUSH」の爽快感と「絶頂RUSH」の一撃性で、数えきれないほどのプレイヤーを虜にしました。販売台数、稼働貢献、人気、そのすべてにおいて他を圧倒し、5号機時代を語る上で絶対に欠かすことのできない、まさに王者と呼ぶにふさわしい不朽の名機です。

機械割

2012年導入機種

パイレーツワールド

• 導入時期：2012/5
• AT搭載
• パイレーツラッシュ: 1セット40G+α（純増約2.8枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ドクロを集めてARTを目指す斬新なシステム
  本機は、通常時に液晶右下の「ドクロ」を7つ集めることでARTのチャンスゾーン「スカルジャッジ」に突入するという、非常に分かりやすく斬新なゲーム性を採用しています。ドクロはレア役だけでなくリプレイの連続でも獲得できるため、常に自力でチャンスを引き寄せられる期待感が、通常時の遊技を飽きさせませんでした。

• ARTの当否をジャッジする「スカルジャッジ」
  ドクロを7つ集めると突入する「スカルジャッジ」は、ART「パイレーツラッシュ」の当否を決める運命の分かれ道です。「バトル」「トレジャーハント」といった複数の演出パターンが存在し、それぞれ期待度が異なります。己のヒキでARTを掴み取る、手に汗握る瞬間が最大の魅力でした。

• 純増2.8枚のARTと最強上乗せ「ゴールデンアタック」
  ART「パイレーツラッシュ」は1セット40G+α、1Gあたり純増約2.8枚というハイスピードATです。ART中のレア役はゲーム数上乗せやボーナス、そして本機最強の上乗せ特化ゾーン「ゴールデンアタック」のチャンスとなります。「ゴールデンアタック」はSTタイプの上乗せ演出で、継続するたびに大量ゲーム数を獲得できるため、一撃で大量出玉を狙える強力なトリガーとして搭載されていました。

当時の評価

2013年に登場した「パイレーツワールド」は、大都技研のオリジナルコンテンツとして、「ドクロを7つ集める」という斬新なゲーム性を引っ提げてホールデビューしました。純増2.8枚という高い出玉スピードを持つAT機であり、その分かりやすさから幅広い層のプレイヤーに受け入れられました。しかし、「押忍！番長２」や「秘宝伝～封じられた女神～」といった同社のメガヒット機種の後での登場だったこともあり、ホールの絶対的な主力というよりは、ユニークなゲーム性で独自のポジションを築いた機種という印象です。それでも「ゴールデンアタック」がもたらす一撃の破壊力は魅力的で、熱心なファンに長く愛された一台でした。

機械割

クレアの秘宝伝～はじまりの扉と太陽の石～

• 導入時期：2012/8
• Aタイプ
• BIG BONUS: 最大311枚、REG BONUS: 104枚

ゲーム性の特徴と魅力

• 何度でも楽しめる！選べる3つのストーリー
  本機の最大の魅力は、プレイヤーが任意で演出の異なる3つのストーリー（お宝BBQ、はじまりの物語、秘宝伝）を選択できる点にあります。気分に合わせて演出を切り替えることで、通常時を全く飽きさせない画期的なゲーム性を実現。大都技研の人気機種「秘宝伝」の演出をクレアの世界観で楽しめるモードは、多くのファンを喜ばせました。

• ボーナスのみを追求する王道Aタイプ
  ゲーム性は、ボーナスのみで出玉を増やすシンプルなAタイプです。複雑なシステムは一切なく、いついかなる時でもボーナスに当選する可能性があるという、パチスロ本来の分かりやすさと興奮を追求。多彩なチャンス目や演出法則を楽しみながら、ボーナス成立の瞬間を待つのが醍醐味です。

• 技術介入と豊富な楽曲で楽しむボーナス
  BIG BONUS中は、一度だけ特定箇所をビタ押しすることで最大枚数を獲得できる技術介入要素が存在します。また、BIGを特定回数引くごとに新たな楽曲が解放されていくお楽しみ要素も搭載。ただコインを増やすだけでなく、プレイヤーの腕とやり込みに応えてくれる奥深さが、多くのプレイヤーを夢中にさせました。

当時の評価

2012年に登場した「クレアの秘宝伝」は、「押忍！番長2」や「秘宝伝」といったART機で市場を席巻していた大都技研が送り出す、久々の本格Aタイプとして大きな注目を集めました。その蓋を開けてみれば、作り込まれた演出と、プレイヤーを飽きさせない画期的なストーリー選択機能、そして絶妙なボーナス確率のバランスが完璧に融合。瞬く間に全国のホールでAタイプコーナーの主役となり、空前の大ヒットを記録しました。本機の成功は、その後のパチスロ市場に多大な影響を与え、人気シリーズ「クレアの秘宝伝」の礎を築いた、5号機Aタイプを語る上で絶対に外せない金字塔的な名機です。

機械割

秘宝伝～太陽を求める者達～

• 導入時期：2012/11
• 疑似ボーナス+ART機
• 秘宝RUSH: 1セット50G（純増約1.4枚/G）

機械割

2013年導入機種

忍魂弐～烈火ノ章～

• 導入時期：2013/6
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約54枚、ART「月光ノ刻」: 1セット50G（純増約1.6枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 自力継続がアツい「継続率可変型ART」
  本機のART「月光ノ刻」は、セット数ストックではなく、ART中に獲得した「楓」の数に応じて継続期待度が変化するという、斬新な「継続率可変型」システムを採用しています。ARTの最後に発生する継続バトルで、貯めた「楓」を使って攻撃。自分のヒキがARTの連チャンに直結する、手に汗握る自力感が最大の魅力でした。

• 2種類から選べるART性能
  ART突入時には、性能の異なる2つのタイプから選択が可能です。一つは安定して楓を獲得しやすい「陽」、もう一つは獲得時の楓の数に期待が持てる波乱タイプの「陰」。その時の気分や展開に応じて戦略を変えられる、ゲーム性に深みを与えるシステムでした。

• 進化した最強上乗せ「烈闘ノ刻」
  初代から継承された最強の上乗せ特化ゾーン「烈闘ノ刻」は、本機でも健在。1セット10GのSTタイプで、消化中にベルやレア役を引けばARTセット数を上乗せし、ゲーム数を10Gに再セットします。突入時の期待感と、ループした時の興奮は本機随一の叩きどころです。

当時の評価

2013年に登場した「忍魂弐～烈火ノ章～」は、多くのファンに愛された名機「忍魂」の正統後継機として、絶大な期待を背負ってホールにデビューしました。ARTの継続システムを、従来のセット数ストックから「楓」を集めて自力で継続を勝ち取るという斬新なゲーム性に一新した点は、大きな話題を呼びました。この自力感の強いシステムは、プレイヤーの腕が試されると熱狂的な支持を集めた一方で、前作のシンプルなゲーム性を好むファンからは賛否が分かれる結果に。それでも、「忍魂」という強力なブランド力と、作り込まれた演出、そして「烈闘ノ章」の爆発力は多くのプレイヤーを魅了し、ホールの主力機種の一つとして長期にわたって活躍しました。

機械割

吉宗

• 導入時期：2013/12

機械割

2014年導入機種

ンゴロポポス～ピンチ!捕われの爺～

• 導入時期：2014/2
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約54枚、ART「ンゴRUSH」: 1セット50G（純増約1.2枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ンゴロ玉を集めてチャンスを掴む独特のゲーム性
  本機の最大の特徴は、通常時に液晶右下の「ンゴロ玉」を7つ集めることでARTのチャンスゾーン（CZ）を目指すという、非常にユニークなゲームシステムです。ンゴロ玉はレア役だけでなく、ベルの連続などでも獲得できるため、常に自力でCZを引き寄せる期待感を持って遊技することができました。

• 自力感がアツいチャンスゾーン「爺チャンス」
  ンゴロ玉を7つ集めると突入する「爺チャンス」は、15G+α継続するARTの自力CZです。消化中の成立役に応じてARTの当否がガチ抽選されており、己のヒキがARTに直結する仕様。まさに腕の見せ所であり、多くのプレイヤーがレバーに力を込めた瞬間でした。

• ボーナスと絡めて出玉を増やすART「ンゴRUSH」
  ART「ンゴRUSH」は1セット50G、純増約1.2枚のセット数管理型です。ART中にボーナスを引くことができればセット数上乗せが確定するため、いかにARTを継続させ、その間にボーナスを絡めるかが出玉増加の王道ルート。ARTとボーナスが織りなすループが出玉の波を生み出しました。

当時の評価

2010年に登場した「ンゴロポポス」は、「吉宗」シリーズでおなじみの人気キャラクター「爺」を主役に据えたスピンオフ機として注目を集めました。「ンゴロ玉を7つ集める」という斬新なゲーム性は、常に目的意識を持って通常時を消化できるとプレイヤーから好評でした。しかし、同時期に登場した同社の「押忍！番長2」などのメガヒット機種と比較すると、スペックがマイルドであったため、爆発的な人気を獲得するには至りませんでした。それでも、その独特のゲーム性とキャラクターの魅力から、一部の熱心なファンに愛され、ホールのバラエティコーナーで独自の存在感を放った一台です。

機械割

押忍!サラリーマン番長

• 導入時期：2014/8
• 疑似ボーナス+AT機
• 番長ボーナス: 40G〜100G（純増約2.8枚/G）、AT「頂RUSH」: 1セット50G+α（純増約2.8枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• AT機で蘇った伝統のゲーム性
  本機は、大ヒットした「押忍！番長2」のゲーム性を、純増約2.8枚のハイスピードAT機として見事に再現しています。通常時はゲーム数消化やレア役で擬似ボーナス「番長ボーナス」を目指し、ボーナス中の7揃いを契機にAT「頂RUSH」へ突入させるという、シリーズ伝統の王道フローが最大の魅力です。

• 新たな興奮を生む上乗せ特化ゾーン「頂SRUSH」
  本機から新たに搭載された「頂SRUSH（頂スラッシュ）」は、ゲーム数と漢気ポイントを同時に上乗せしていく強力な特化ゾーンです。AT中に新キャラクター「鏡慶志郎」を選択していると突入のチャンスがあり、リールが逆回転する爽快感と、ダブルで上乗せされていく興奮が多くのプレイヤーを虜にしました。

• シリーズ最強の上乗せ性能「絶頂RUSH」
  シリーズの代名詞とも言える最強の上乗せ特化ゾーン「絶頂RUSH」は本機でも健在。10G+αの間、毎ゲーム上乗せが発生し、その平均上乗せゲーム数は約300Gと破格の性能を誇ります。突入率は極めて低いものの、一度引けば大量出玉が約束される、全プレイヤーが夢見る至高のプレミアムトリガーでした。

当時の評価

2014年に登場した「押忍！サラリーマン番長」は、「押忍！番長2」の正統後継機として、業界の誰もがその動向を注目する中でホールデビューしました。AT機へとスペックを大胆に変更した点については当初賛否両論ありましたが、蓋を開けてみれば、シリーズの魂を見事に継承しつつ、AT機ならではのスピード感と新たな上乗せ要素「頂SRUSH」が完璧に融合。前作を凌駕するほどの空前の大ヒットを記録し、全国のホールをサラリーマン番長一色に染め上げました。販売台数、稼働貢献ともに他を寄せ付けない圧倒的な成績を収め、5号機AT時代の黄金期を築き上げた、間違いなく歴史に名を刻むモンスターマシンです。

機械割

2015年導入機種

吉宗～極～

• 導入時期：2015/6
• 疑似ボーナス+AT機
• BIG BONUS: 約150枚、REG BONUS: 約60枚、AT「爆走大盤振舞」: 1セット50G+α（純増約2.8枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 「俵」を貯めてチャンスを掴むゲーム性
  本機は、ゲーム数管理ではなく、液晶右側に表示される「俵」ポイントを貯めることでチャンスゾーンを目指すというゲーム性を採用しています。俵はレア役だけでなく、ベルの成立でも貯まっていくため、通常時から常に「あと少しでチャンスが来るかもしれない」という期待感を持ってレバーを叩けるのが大きな特徴です。

• 純増2.8枚のハイスピードAT「爆走大盤振舞」
  AT「爆走大盤振舞」は1セット50G、1Gあたり純増約2.8枚という、爽快感抜群のハイスピード仕様です。AT中はレア役などでゲーム数の直乗せや、擬似ボーナス、そして本機最大の見せ場である上乗せ特化ゾーンの突入を抽選。AT性能を格段に向上させる「G-スプラッシュ」といった独自システムも搭載されていました。

• シリーズ伝統の最強トリガー「将軍RUSH」
  本機最強の上乗せ特化ゾーンは、シリーズの代名詞とも言える「将軍RUSH」です。突入すれば7が揃い続ける0G連が発生し、7が揃うたびにATゲーム数を上乗せ。一度の突入が大量ゲーム数獲得に直結する、まさに一撃逆転を可能にする夢のトリガーとして君臨していました。

当時の評価

2015年に登場した「吉宗～極～」は、大人気シリーズの最新作として、純増2.8枚のハイスペックAT機としてリリースされました。「押忍！サラリーマン番長」のゲーム数管理とは一線を画し、「俵」ポイントを貯めてチャンスを掴むという、当時流行していたポイント獲得型のゲーム性を採用した点が大きな特徴です。このシステムは、自力でチャンスを呼び込める感覚が面白いと評価された一方で、ゲーム性が複雑で分かりにくいという声も聞かれ、プレイヤーによって好みが分かれました。スペックは非常に荒く、強力な上乗せ特化ゾーン「将軍RUSH」の破壊力は絶大でしたが、そこに至るまでの道のりは険しいものでした。爆発的なヒットを記録したサラリーマン番長の後継機という高いハードルもありましたが、その荒波スペックと「吉宗」というブランド力で、一撃の夢を求めるプレイヤーから熱い支持を受けた一台です。

機械割

ジャッカスチーム

• 導入時期：2015/7
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約200枚、REG BONUS: 純増約40枚、ART「ジャッカスチームタイム」: 1セット40G（純増約1.6枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ボーナスが上乗せの弾丸になる「バレットボーナス」
  本機のゲームシステムは極めて斬新です。ART中に当選したボーナスはすぐには揃えず、「バレット（弾丸）」としてストック。このストックしたボーナスを、特定の上乗せトリガーで一気に放出することでARTゲーム数を上乗せします。ボーナスが即出玉ではなく、未来の上乗せへの期待感に変わるという、唯一無二のゲーム性が最大の魅力でした。

• ARTの入り口となる「ジャッカスボーナス」
  純増約40枚のREGにあたる「ジャッカスボーナス」は、ART「ジャッカスチームタイム」突入のメイン契機です。ボーナス中に発生するミッションをクリアすることでARTが確定。また、ART中のボーナスはバレットになるため、ARTとボーナスが高次元で絡み合うゲーム性を実現しています。

• 貯めた弾丸をぶっ放す！「シュート・ザ・バレット」
  ART中にストックしたバレット（ボーナス）を放出する引き金となるのが、「シュート・ザ・バレット」です。このトリガーを引くと、貯めていたボーナスが連続で発動し、そのたびにARTゲーム数を上乗せ。バレットを貯めれば貯めるほど、一撃で大量ゲーム数を獲得できるという、他では味わえない興奮と戦略性が多くのプレイヤーを虜にしました。

当時の評価

2015年に登場した「ジャッカスチーム」は、「ボーナスを上乗せの弾丸としてストックする」という、それまでのパチスロの常識を覆す極めて独創的なゲーム性で業界に衝撃を与えました。その斬新さゆえに、ゲーム性を理解するまでに時間がかかるという側面もありましたが、一度その面白さに気づいたプレイヤーからは「天才的な発明」と熱狂的な支持を集めました。爆発的な大ヒットというよりは、その唯一無二のゲーム性が玄人プレイヤーの心を掴み、カルト的な人気を博した機種という立ち位置です。パチスロの奥深さと新たな可能性を示した、大都技研のチャレンジ精神が光る意欲作として、今なお多くのファンに語り継がれる名機です。

機械割

秘宝伝～伝説への道～

• 導入時期：2015/12
• AT搭載
• 秘宝RUSH: 1セット50G+α（純増約2.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 自力でチャンスを掴む「秘宝チャンス」
  本機は、通常時のレア役などから突入するチャンスゾーン（CZ）「秘宝チャンス」を経由してAT「秘宝RUSH」を目指すのが王道ルートです。CZは複数の種類が存在し、それぞれ期待度やゲーム性が異なります。特に「高確率」に突入すればATは目前となる、シリーズの伝統を継承したゲームフローです。

• AT期待度が可視化された「伝説ロード」
  CZ失敗後などに突入する「伝説ロード」は、本機を象
  徴する画期的なシステムです。液晶下部のピラミッドのマスが点灯し、点灯したマスに応じてAT期待度が変化。ピラミッドの頂点に近づくほど期待度が高まるという、チャンスが可視化されたゲーム性は、常に目的意識を持って通常時を打てる画期的なものでした。

• 究極の上乗せ状態「秘宝RUSH LEGEND」
  AT「秘宝RUSH」は1セット50G、純増約2.0枚のゲーム数上乗せタイプです。そして本機最強のトリガーが、ATの一部で突入する「秘宝RUSH LEGEND」。この状態中は、チャンス役での上乗せ性能が大幅にアップし、さらに転落するまで継続します。終わらない上乗せへの期待感が、プレイヤーを極限の興奮状態へと誘いました。

当時の評価

2015年に登場した「秘宝伝～伝説への道～」は、大人気シリーズのAT機としてリリースされました。最大の特徴である「伝説ロード」システムは、ATへの期待度が目に見えるという斬新さが評価された一方で、その独特なゲーム性はプレイヤーによって好みが大きく分かれました。スペックは非常に波が荒く、強力な出玉トリガーである「秘宝RUSH LEGEND」に突入させた際の爆発力は絶大でしたが、そこに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。シリーズ過去作ほどのメガヒットとはならなかったものの、その挑戦的なゲーム性は多くのスロットファンの記憶に残り、シリーズの中でも異彩を放つ一作として語られています。

機械割

2016年導入機種

まつりば!

• 導入時期：2016/2
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約200枚、REG BONUS: 純増約40枚、ART「お祭りボーナス」: 1セット30G+α（純増約2.0枚/G ※ボーナス込み）

ゲーム性の特徴と魅力

• 「まつりポイント」を貯めてARTを目指すゲーム性
  本機の通常時は、液晶右下に表示される「まつりポイント」を1000pt貯めることで、ARTのチャンスゾーン（CZ）に突入するという非常に分かりやすいゲームフローを採用しています。ポイントはレア役だけでなく、リプレイやベルでも獲得できるため、常に自力でチャンスを引き寄せる期待感を持って遊技できるのが特徴です。

• 自力継続型チャンスゾーン「おみこしちゃんす」
  ポイントMAXで突入する「おみこしちゃんす」は、10G+α継続する自力型のCZです。消化中にボーナスを引くことができればARTが確定。まさに己のヒキが試される仕様となっており、レバーONに力が入る本機屈指の叩きどころです。

• 純増2.0枚のARTと上乗せ特化ゾーン「花火たいむ」
  ART「お祭りボーナス」は1セット30G+α、ボーナス込みで純増約2.0枚のゲーム数上乗せタイプです。ART中のレア役やボーナスはゲーム数上乗せのチャンスとなり、特にSTタイプの上乗せ特化ゾーン「花火たいむ」に突入すれば、大量上乗せにも期待が持てる仕様でした。

当時の評価

2016年に登場した「まつりば!」は、出玉性能に関する規制が強化された「新基準機」時代にリリースされた大都技研のオリジナルコンテンツです。「まつりポイント」を貯めてCZを目指すという、当時流行していたポイント獲得型のゲーム性を採用し、その分かりやすさから初心者でも楽しめる一台として設計されていました。しかし、同社の「番長」や「秘宝伝」といった旧基準機の強力なART機と比較すると、スペックはかなりマイルドになっており、爆発的な出玉を求めるプレイヤーからは物足りないという声も聞かれました。結果として大ヒットには至らず、ホールの主力というよりはバラエティコーナーの一台という位置づけでしたが、その可愛らしいキャラクターと親しみやすいゲーム性で、一部のファンからは根強く支持された一台です。

機械割

バガナックルー

• 導入時期：2016/3
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約204枚、REG BONUS: 純増約54枚、ART「バガナックラッシュ」: 1セット50G（純増約1.5枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 「ラック」を貯めてボーナスを自力で掴む新感覚システム
  本機最大の特徴は、通常時にリール左の「ラック」を貯めていき、満タン（10個）になるとボーナスの自力チャンスゾーン「クライマックスジャック」に突入するという画期的なゲーム性です。ラックは小役の入賞で貯まるため、常に自分の力でボーナスを引き寄せている感覚を味わうことができ、通常時を飽きさせない作りになっていました。

• 叩きどころ満載の自力チャンスゾーン
  ラックMAXで突入する「クライマックスジャック」や、レア役から突入する「セブンズジャック」は、ボーナス当否が小役のヒキに左右される自力チャンスゾーンです。特に「セブンズジャック」中に7が揃えばARTストックも確定するなど、プレイヤーの腕が試される叩きどころが随所に用意されていました。

• ボーナスとARTのループで出玉を増やす王道スペック
  出玉増加のメインは、ボーナスと1セット50G、純増約1.5枚のART「バガナックラッシュ」のループです。ART中はレア役でゲーム数上乗せやボーナスを抽選。ART中にボーナスを引くことが出玉の鍵を握るという、A+ART機の王道ともいえるゲームバランスが魅力でした。

当時の評価

2011年に登場した「バガナックルー」は、大都技研のオリジナルコンテンツとして、「ラックを貯めてボーナスを目指す」という斬新なシステムを引っ提げてホールデビューしました。この自力感の強いゲーム性は、「やらされている感」が少なく面白いと一部のプレイヤーから高い評価を受けました。しかし、同時期に同社からリリースされた「押忍！番長2」や「秘宝伝～封じられた女神～」といった歴史的なヒット機種の影に隠れる形となり、爆発的な人気を獲得するには至りませんでした。結果として、ホールの主力機というよりは、その独特なゲーム性が光る玄人好みの機種として、バラエティコーナーで独自の存在感を放った一台として記憶されています。

機械割

秘宝伝～TheLast～

• 導入時期：2016/5
• Aタイプ (RT機能付き)
• BIG BONUS: 最大207枚、REG BONUS: 56枚、RT「秘宝クエスト」: 純増約0.4枚/G

ゲーム性の特徴と魅力

• 「ボーナス+RT」へと原点回帰したゲーム性
  本機は、高純増AT/ART機が主流だった流れから一転し、ボーナスとRTのループで出玉を増やす「A+RT」スペックへと原点回帰。ボーナス後に突入するチャンスゾーン「伝説チャレンジ」を成功させ、RT「秘宝クエスト」に突入させるのが基本的なゲームフローです。パチスロ本来のボーナスの喜びを再認識させてくれる一台でした。

• 新感覚のマップ攻略型RT「秘宝クエスト」
  本機のRT「秘宝クエスト」は、単なるゲーム数消化ではなく、RPGのようにマップを進んでいく「マップ攻略型」という斬新なシステムを採用しています。道中でアイテムを手に入れたり、仲間を増やしたりしながらモンスターと戦い、ゴールを目指します。自分のヒキで展開を切り開いていく、戦略性の高いゲーム性が多くのプレイヤーを魅了しました。

• ロングランの鍵を握るRT中のボーナス
  RT「秘宝クエスト」中にボーナスを引くことができれば、その時点でRTのセット継続が確定します。さらにボーナス後は、より有利な状況から次のセットをスタートできることも。いかにRTを継続させ、その間にボーナスを絡めて出玉の波を作り出すかという、A+RTスペックならではの絶妙なゲームバランスが醍醐味です。

当時の評価

2018年、5号機の最終章である「5.9号機」として登場した「秘宝伝～TheLast～」は、その名の通りシリーズの完結作としてリリースされました。爆発的な出玉性能を誇った前作までとは大きく異なるマイルドなA+RTスペックには、当初戸惑いの声も多く聞かれ、評価は賛否両論でした。しかし、RPG要素をふんだんに盛り込んだ戦略的なRT「秘宝クエスト」は、これまでのシリーズにはなかった新しい面白さがあると、やり込み派のプレイヤーから熱狂的な支持を集めました。爆発的なヒットとはならなかったものの、厳しい規制の中でシリーズの新たな可能性を示し、有終の美を飾った意欲作として、今なお多くのファンの記憶に深く刻まれています。

機械割

クレアの秘宝伝～眠りの塔とめざめの石～

• 導入時期：2016/8
• Aタイプ (RT機能付き)
• BIG BONUS: 最大308枚、REG BONUS: 最大104枚、RT: 純増約0.5枚/G

ゲーム性の特徴と魅力

• 「A+RT」へと進化したゲームスペック
  本機は、前作のAタイプから「A+RT」スペックへと進化を遂げました。ボーナスがコイン増加の主軸であることは変わりませんが、ボーナス後に必ず突入するRT「高確率」がゲーム性の鍵。ここで特殊リプレイを引くことで、メインRT「冒険への旅立ち」に突入するという、新たなドキドキ感が加えられました。

• RTとボーナスが絡み合う「無限の可能性」
  メインRT「冒険への旅立ち」は、ボーナスに当選するまで継続する無限RTです。コインを微増させながら次のボーナスを目指せるため、一度突入すれば大きな出玉の塊を生み出すポテンシャルを秘めています。RTとボーナスが織りなすループが、プレイヤーをかつてない興奮の渦へと巻き込みました。

• シリーズの魂を受け継ぐ多彩な演出と楽曲
  前作で絶大な支持を得た、プレイヤーが任意で演出モードやBIG中の楽曲を選択できるシステムは本機でも健在です。おなじみのキャラクターたちが繰り広げる多彩な演出は、ボーナス成立の瞬間をさらにドラマチックに彩ります。打ち込むほどに解放される楽曲もあり、やり込み要素も満載でした。

当時の評価

2016年に登場した「クレアの秘宝伝～眠りの塔とめざめの石～」は、5号機Aタイプの金字塔となった前作の正統後継機として、業界の大きな期待を背負ってデビューしました。ゲーム性をAタイプからA+RTへと変更した点については、当初ファンから賛否両論ありましたが、蓋を開けてみれば、RTが絡むことで生まれる新たなゲーム性と、ボーナスの連チャンによる出玉性能が多くのプレイヤーを魅了。前作に勝るとも劣らない大ヒットを記録し、Aタイプコーナーの絶対的王者として長期にわたり君臨しました。名機の後継作という高いハードルを見事に超え、シリーズの人気を不動のものにした傑作です。

機械割

3×3EYES～聖魔覚醒～（サザンアイズ）

• 導入時期：2016/9
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 最大251枚、REG BONUS: 最大55枚、ART「聖魔RUSH」: 1セット30G+α（純増約1.0枚/G ※ボーナス込み）

ゲーム性の特徴と魅力

• 全ての常識を覆す「大儀であったボーナス」
  本機の代名詞であり、最強のプレミアムフラグが「大儀であったボーナス」です。これはBIG BONUSの一部で成立するもので、当選した瞬間にART1000ゲーム以上が確定。5号機史上でも類を見ない、一撃で有利区間を完走させるほどの絶大な恩恵を誇り、全てのプレイヤーが夢見る究極のトリガーでした。

• 周期到達で訪れるチャンスゾーン
  通常時は、約100ゲーム周期でARTのチャンスゾーン（CZ）に突入するというゲーム性を採用しています。CZはART期待度の異なる複数のステージで構成されており、自力でARTを掴み取るゲーム性。周期が近づくにつれて高まる期待感が、通常時の遊技の大きなアクセントになっていました。

• ARTとボーナスが絡み合うA+ARTの真骨頂
  ART「聖魔RUSH」は1セット30G+α、純増約1.0枚（ボーナス込み）とマイルドな性能ですが、その真価はボーナスとのループにあります。ART中にボーナスを引くことができれば、ARTのセット継続が確定。ボーナスを絡めてARTをロング継続させ、出玉の塊を築いていくのが王道の勝ちパターンでした。

当時の評価

2017年に登場した「3×3EYES～聖魔覚醒～」は、大人気漫画とのタイアップ機として、そして何よりも「当選＝ART1000G以上」という強烈なプレミアムボーナスの存在で、発売前から大きな話題を呼びました。スペックは非常に波が荒く、通常時は周期チャンスゾーンを突破しながら、いかにボーナスを絡めてARTを伸ばすかというゲーム性。多くのプレイヤーは、その先に待つ確率約1/16384（BIG成立時）の「大儀であったボーナス」という巨大な夢を追い求めました。爆発的な大ヒットとはならなかったものの、その唯一無二の破壊力は多くのスロッターに強烈なインパクトを残し、「一撃台」として伝説的な人気を誇った、記憶に残る一台です。

機械割

SHAKEIII（シェイク3）

• 導入時期：2016/12
• 擬似ボーナス+ART機
• 擬似ボーナス: 純増約100枚、ART「SHAKE RUSH」: 1セット30G（純増約2.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ARTで蘇った新生SHAKE
  本機は、Aタイプであった前作からゲーム性を一新し、擬似ボーナスと純増約2.0枚のART「SHAKE RUSH」で出玉を増やすスペックへと生まれ変わりました。通常時は主にチャンスゾーン「VJ RUSH」を経由してARTを目指すという、王道のゲームフローを採用しています。

• ARTの鍵を握る「擬似ボーナス」
  ART「SHAKE RUSH」は1セット30Gのセット数管理型。その最大の目的は、消化中に「擬似ボーナス」を引くことです。ボーナスに当選すれば、その時点でARTのセット数上乗せが確定。ARTとボーナスを高ループさせることが、大量出玉への最短ルートとなります。

• シリーズ最強の上乗せ性能「絶頂RUSH」
  ART中のボーナスの一部で突入する「絶頂RUSH」は、本機最強の上乗せ特化ゾーンです。1セット10Gの間、全役でARTのセット数を上乗せし、継続抽選に漏れるまでループ。一度の突入が大量ストックに繋がる、まさに一撃必殺のプレミアムトリガーとして、プレイヤーの心を熱くさせました。

当時の評価

2016年に登場した「シェイクⅢ」は、多くのファンに愛された名機「シェイク2」の正統後継機として、大きな期待と共にホールデビューしました。しかし、Aタイプだった前作から擬似ボーナス+ART機へと大幅なスペック変更がなされたため、その評価はファンの間で賛否が大きく分かれました。通常時のコイン持ちが厳しく、ARTへの道のりが険しいという意見があった一方で、シリーズの代名詞であるクールな楽曲や演出、そして「絶頂RUSH」がもたらす圧倒的な一撃性能は熱狂的なファンを生み出しました。万人に愛される優等生タイプではなかったものの、その鋭く尖ったゲーム性は、打ち込むほどに味が出るスルメ台として一部のプレイヤーから絶大な支持を受け続けた、記憶に残る一台です。

機械割

2017年導入機種

押忍!番長3

• 導入時期：2017/3
• ART搭載
• 頂JOURNEY: 1セット40G+α（純増約2.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• ARTのループで出玉を増やす新時代の番長
  本機は、純増約2.0枚のART「頂JOURNEY」のみで出玉を増やすART特化タイプのスペックです。通常時は規定回数の「対決」に勝利することでARTが確定。ARTはセット数管理となっており、いかにARTをループさせ、その間にボーナス（対決勝利ストック）を絡めるかが出玉の鍵を握る、シンプルかつ奥深いゲーム性です。

• 自力でチャンスを掴む「対決」カウンター
  通常時は、ベルを引くことで液晶右下の「対決」カウンターが進んでいき、規定回数に到達すると必ず対決演出に発展します。ベルのヒキ次第で早くチャンスが訪れるため、常に自力でARTを掴み取れる期待感を持って遊技できるのが最大の魅力。このシステムが、通常時の退屈さを感じさせない作り込みに繋がっています。

• シリーズ最強の出玉トリガー「絶頂対決」
  ART中のボーナスの一部で突入する「絶頂対決」は、本機最強の上乗せ特化ゾーンです。対決に勝利し続ける限り、ARTのセット数をストック。平均5セット以上の上乗せが見込める、まさに一撃で戦況を覆すプレミアムトリガーであり、突入した際の興奮は全てのプレイヤーを虜にしました。

当時の評価

2017年、5.5号機として登場した「押忍！番長3」は、シリーズの正統後継機として、そして5号機時代の終焉が近づく中での登場ということで、業界の大きな期待を一身に背負ってデビューしました。ARTのみで出玉を増やすという大胆なスペック変更と、ベルで対決を抽選するという斬新なゲーム性は、当初こそ賛否両論ありましたが、その革新的な面白さが市場に浸透するにつれて評価は急上昇。瞬く間に全国のホールを席巻し、空前の大ヒットを記録しました。販売台数、長期にわたる稼働貢献度、そのすべてが最高峰であり、厳しい規制の中で登場したにも関わらず、5号機全体の歴史の中でもトップクラスの人気を誇るモンスターマシンとして君臨。まさに5号機の集大成と呼ぶにふさわしい不朽の名機です。

機械割

忍魂 ～暁ノ章～

• 導入時期：2017/5
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約200枚、REG BONUS: 純増約48枚、ART「月光ノ刻」: 1セット50G（純増約1.4枚/G ※ボーナス込み）

ゲーム性の特徴と魅力

• 「任務」達成でARTを目指すゲームフロー
  本機は、通常時に周期的に発生する「任務（ミッション）」をクリアすることで、ARTのチャンスゾーン（CZ）「潜入」を目指すというゲームフローを採用。任務の成否が己のヒキに左右されるため、常に自力でARTへの道を切り開いている感覚を味わえるのが大きな特徴でした。

• 月の満ち欠けが鍵を握るART「月光ノ刻」
  ART「月光ノ刻」は1セット50Gのセット数管理型。最大の特徴は、ART中に液晶右上の月が「新月」から「満月」へと満ちていくシステムです。満月に近づくほど、セット数上乗せのメイン契機である「月華乱れ打ち」の発生期待度がアップ。月の状態に一喜一憂しながら消化する、戦略性の高いARTが多くのプレイヤーを魅了しました。

• 最強の上乗せ特化ART「暁ノ刻」
  「月華乱れ打ち」の最上位パターンなど、特定の条件をクリアすると突入するのが最強ART「暁ノ刻」です。この状態中はセット継続率が大幅に優遇され、さらに「月華乱れ打ち」の性能も格段にアップします。一度突入すれば大量ストックも夢ではない、本機最強のプレミアムトリガーでした。

当時の評価

2017年に5.5号機として登場した「忍魂 ～暁ノ章～」は、多くのファンを持つ人気シリーズの最新作としてホールデビューしました。ゲーム性を、前作までの自力継続型ARTから、任務達成を経てARTを目指す周期抽選タイプへと大幅に刷新。ART中も月の満ち欠けで期待度を示唆するという、作り込まれたゲーム性は高く評価されました。しかし、同時期に登場し絶大な人気を誇った「押忍！番長3」と比較すると、ARTへの道のりが複雑でハードルが高いと感じるプレイヤーも多く、評価は賛否両論となりました。結果として前作や番長3ほどのメガヒットには至らなかったものの、その奥深いゲーム性は多くの玄人プレイヤーを唸らせ、シリーズの根強い人気を再確認させた一台です。

機械割

ケロロ軍曹

• 導入時期：2017/6
• A+ART搭載
• BIG BONUS: 純増約200枚、REG BONUS: 純増約40枚、ART「共鳴タイム」: 1セット50G+α（純増約2.0枚/G ※ボーナス込み）

ゲーム性の特徴と魅力

• 共鳴でチャンスを掴む「共鳴システム」
  本機は、通常時に液晶内のケロロ小隊5人が「共鳴」することでチャンスゾーン（CZ）やARTを目指すという、原作の世界観を活かしたユニークなゲーム性を採用しています。共鳴はレア役だけでなく、ベルやリプレイでも発生するため、常に自力でチャンスを引き寄せられる期待感が通常時の遊技を盛り上げました。

• ARTの当否を分ける多彩なチャンスゾーン
  共鳴などから突入するCZは、期待度の異なる複数の種類が存在します。特にメインとなる「ケロボールチャレンジ」は、獲得したケロボールの数だけARTの当否をガチ抽選。己のヒキがARTに直結する自力感の強いゲーム性が、多くのプレイヤーを熱くさせました。

• 純増2.0枚のARTと2種類の上乗せ特化ゾーン
  ART「共鳴タイム」は1セット50G+α、純増約2.0枚のゲーム数上乗せタイプです。ART中のレア役はゲーム数上乗せのチャンスとなり、さらに2種類の上乗せ特化ゾーン「K-RUSH」と「活G数」を搭載。特に「活G数」は、それまでに獲得したゲーム数が倍々に増えていくという、一撃の夢が詰まった強力なトリガーでした。

当時の評価

2016年に登場した「パチスロ ケロロ軍曹」は、絶大な知名度を誇る人気アニメとのタイアップ機として大きな注目を集めました。大都技研らしい作り込まれた演出と、原作の魅力を活かした「共鳴システム」は、原作ファンだけでなく多くのパチスロファンから好評でした。しかし、当時はより射幸性の高い旧基準機がまだホールで主流だったため、新基準機である本機のマイルドなスペックは、爆発力を求めるプレイヤーからは物足りないという声も聞かれました。結果としてメガヒットには至らなかったものの、その親しみやすいキャラクターとゲーム性の面白さで、ホールのバラエティコーナーにおいて独自のポジションを築き、根強いファンに愛された一台です。

筐体

リール配列

機械割

SHAKEIII SIDE-A（シェイク3サイドA）

• 導入時期：2017/7
• Aタイプ
• BIG BONUS: 純増約400枚、REG BONUS: 純増約104枚

ゲーム性の特徴と魅力

• 完全告知へと生まれ変わった新生SHAKE
  本機は、ART機であった「シェイクⅢ」のゲーム性を、ボーナスのみで出玉を増やすAタイプへと大胆にアレンジ。最大の特徴は、レバーON時にリール上部の「W GOGOランプ」が光ればボーナス確定となる、完全告知マシンである点です。シンプルながら、いつ光るか分からないドキドキ感が多くのプレイヤーを魅了しました。

• サウンドと告知パターンが融合した多彩な演出
  ただ光るだけではないのが本機の真骨頂。ボーナス当選時の一部で発生するフリーズ演出や、BGMが変化するプレミアム告知など、多彩な告知パターンを搭載しています。シリーズの代名詞であるクールなサウンドと告知ランプの光が融合し、ボーナス当選の瞬間を劇的に祝福してくれます。

• BIG1回で約400枚獲得できる圧倒的な出玉性能
  BIG BONUSは1回の当選で約400枚もの出玉が獲得できる、Aタイプとしては破格の性能を誇ります。このBIGの塊が連チャンした際の出玉スピードは、ART機にも引けを取らないほどの爽快感がありました。シンプルなゲーム性の中に、一撃の夢が詰まっているのが最大の魅力です。

当時の評価

2018年に登場した「SHAKEⅢ SIDE-A」は、ART機としてリリースされた「シェイクⅢ」の兄弟機として、そしてシリーズの原点であるAタイプスペックで登場したことで大きな注目を集めました。完全告知という分かりやすいゲーム性と、BIG1回約400枚という高い出玉性能が市場に受け入れられ、瞬く間に人気機種の仲間入りを果たしました。特に、ボーナス告知の瞬間に流れるシリーズ伝統のクールなサウンドは、多くのプレイヤーから絶大な支持を獲得。ART機であった前作の評価が賛否両論だったこともあり、Aタイプへの回帰を喜ぶファンの声も多く聞かれました。5号機末期のAタイプ市場を大いに盛り上げた名機の一つです。

機械割

政宗2

• 導入時期：2017/7
• ART搭載
• 奥州BONUS: 純増約40枚、ART「隻眼ノ乱」: 1セット50G+α（純増約2.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 自力感満載のゲーム性と進化したART
  本機は、初代のゲーム性を色濃く継承しつつ、随所に新たな要素を取り入れたART機です。ART「隻眼ノ乱」は純増約2.0枚と、初代よりも出玉スピードが大幅にアップ。通常時はレア役からのART直撃や、チャンスゾーン「愛姫演舞」を経由してARTを目指すのが王道のゲームフローとなっています。

• ARTの鍵を握る擬似ボーナス「奥州ボーナス」
  純増約40枚の擬似ボーナスである「奥州ボーナス」は、ARTへの重要な足掛かりとなるチャンスゾーンです。消化中のレア役でART突入を抽選し、BARが揃えばARTが確定。さらに金7が揃った場合は、本機最強の上乗se特化ゾーン「秀吉決戦」が確定するという、叩きどころ満載のボーナスでした。

• シリーズの代名詞たる最強トリガー「秀吉決戦」
  ART中の青7揃いの一部などから突入する「秀吉決戦」は、本機最強の上乗せ特化ゾーンです。突入すると50%～80%でループする7揃いの高確率状態となり、7が揃うたびにARTゲーム数を上乗せ。青7が揃えば最低30Gから最大300Gの上乗せとなり、一度の突入が大量出玉の引き金となる、まさにシリーズの魂を継承した究極のトリガーでした。

当時の評価

2017年に登場した「政宗2」は、根強い人気を誇った初代の正統後継機として、多くのファンの期待を背負ってホールデビューしました。蓋を開けてみれば、そのスペックは初代以上に荒々しいもので、低設定でも「秀吉決戦」を射止めることができれば万枚も狙えるほどの爆発力を秘めていました。その一方で、ARTへのメインルートの一つである「奥州ボーナス」を連続で引いてしまうと、出玉が全く伸びない厳しい展開になることも多く、その極端なゲーム性はプレイヤーによって大きく評価が分かれました。とはいえ、自力感の強いゲーム性と、「秀吉決戦」がもたらす圧倒的な興奮は多くのプレイヤーを魅了し、5号機末期を代表する荒波マシンとしてホールの主役の一角を担う人気機種となりました。

機械割

盗忍!剛衛門

• 導入時期：2017/9
• ART搭載
• 粋三昧: 初期G数変動（純増約2.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• 「盗」ポイントを貯めてARTを目指す斬新なシステム
  本機のゲーム性は、通常時に「盗目（とうめ）」と呼ばれる特殊役を引くことで「盗（ぬすみ）」ポイントを貯め、規定ポイント到達でARTを目指すという、非常にユニークなシステムを採用しています。ポイントが貯まるほどART期待度がアップしますが、特定ゲーム数ハマるとリセットされる仕様のため、常に緊張感を持って遊技できるのが大きな特徴でした。

• ゲーム数を自力で決めるART「粋三昧」
  ART「粋三昧」は、突入時に「鬼賽（おにさい）」と呼ばれるサイコロで初期ゲーム数を決定するという、自力感の強い仕様です。ART中も盗目を引くことでゲーム数上乗せや、上乗せ特化ゾーンのチャンスとなります。己のヒキがARTのゲーム数に直結する、手に汗握るゲーム性が多くのプレイヤーを熱くさせました。

• 一撃万枚も夢ではない最強トリガー「絶景RUSH」
  ART中の盗目の一部などから突入する「絶景RUSH」は、本機最強の上乗せ特化ゾーンです。8ゲーム間、全役でゲーム数を上乗せし、その平均上乗せは約300Gと破格の性能を誇ります。この「絶景RUSH」を射止めることができれば、一撃で大量のゲーム数を獲得し、有利区間完走すら視野に入る、まさに究極のプレミアムトリガーでした。

当時の評価

2017年に登場した「盗忍！剛衛門」は、5.5号機の中でも屈指の荒波スペックで、一撃の夢を求めるプレイヤーから熱狂的な支持を集めました。「盗」ポイントを貯めるという斬新なゲーム性は、常に目的意識を持って打てると評価された一方で、ポイントがリセットされる仕様は好みが分かれました。そのスペックは極めてピーキーで、最強特化ゾーン「絶景RUSH」やART中の「盗目」のヒキ次第では、低設定でも一撃万枚を狙えるほどの凄まじい爆発力を秘めていました。そのあまりの荒さから万人に受け入れられる機種ではなかったものの、他では味わえない唯一無二の興奮と出玉性能は多くのスロッターを魅了し、5号機末期を代表する名機の一つとして記憶されています。

機械割

2018年導入機種

押忍!番長A

• 導入時期：2018/3
• Aタイプ
• BIG BONUS: 最大280枚、REG BONUS: 104枚

ゲーム性の特徴と魅力

• シリーズの魂を宿した王道Aタイプ
  本機は、ART機として絶大な人気を誇った「押忍！番長」シリーズのゲーム性を、ボーナスのみで出玉を増やすAタイプに見事に落とし込んだ一台です。シリーズおなじみの「対決演出」がボーナス当選のメインルートとなっており、いついかなる時でも対決に発展する可能性があるという、Aタイプならではのシンプルな期待感が最大の魅力です。

• 何度でも楽しめる！選べる3種類のBIG BONUS
  BIG BONUS当選時は、告知タイプの異なる3人のキャラクター（轟：チャンス告知、鏡：完全告知、雫：最終告知）から任意で選択が可能です。気分に合わせて演出を変えることで、ボーナス中も全く飽きさせない作り込みは秀逸。シリーズ伝統のシステムが、Aタイプとしてのやり込み度を格段に高めています。

• 対決演出の興奮を完全再現
  通常時の演出は、ART機さながらの「対決演出」が中心となります。対戦相手や競技の種類によってボーナス期待度が変化し、勝利すればボーナス確定。シリーズファンにはおなじみの、手に汗握る攻防がAタイプで手軽に味わえるという点が、多くのプレイヤーの心を掴みました。

当時の評価

2018年、5.9号機として登場した「押忍！番長A」は、シリーズ初のAタイプということで、発売前から大きな注目を集めました。蓋を開けてみれば、絶大な人気を誇る「番長」の世界観と、Aタイプの持つシンプルで奥深いゲーム性が見事に融合。瞬く間に全国のホールでAタイプコーナーの主役となり、空前の大ヒットを記録しました。ART機で人気だった「対決演出」をAタイプに落とし込んだゲームバランスは「天才的」とまで評され、初心者からヘビーユーザーまで幅広い層を虜にしました。5号機末期の市場を代表する、歴史的な名機の一つです。

機械割

秘宝伝 Rev.

• 導入時期：2018/5
• AT搭載
• 秘宝RUSH: 1セット30G+α（純増約5.0枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• シリーズの原点に回帰したAT特化スペック
  本機は、純増約5.0枚というハイスピードAT「秘宝RUSH」のみで出玉を増やす、AT特化タイプのスペックです。通常時は主にチャンスゾーン（CZ）である「秘宝チャンス」を経由してATを目指すという、シリーズの伝統的かつ王道のゲームフローを踏襲しており、ファンには馴染み深いゲーム性となっています。

• 自力感がアツい！選べるチャンスゾーン
  本機の叩きどころであるCZ「秘宝チャンス」は、ART期待度の異なる2種類からプレイヤーが任意で選択可能です。「ピラミッドパワー」は一発告知タイプ、「ドラゴンバトル」は成立役に応じてARTを自力で抽選するバトルタイプ。自分の好きなゲーム性でATを掴み取りにいける点が、大きな魅力でした。

• 一撃の夢が詰まった上位AT「秘宝RUSH HYPER」
  AT「秘宝RUSH」中に突入する可能性がある「秘宝RUSH HYPER」は、本機最強の上乗せ特化ゾーンです。この状態中は、チャンス役での上乗せ性能が大幅にアップし、さらに継続率も優遇。一度突入すれば大量出玉も夢ではない、まさにシリーズの魂を受け継いだ究極のプレミアムトリガーでした。

当時の評価

2018年、6号機時代の幕開けと共に登場した「秘宝伝 Rev.」は、シリーズ初の6号機として大きな注目を集めました。純増約5.0枚という高い出玉スピードを持つAT機として、シリーズ伝統の「高確率」の興奮を再現しようという意欲作でした。プレイヤーが任意で選択できるCZのゲーム性は高く評価されましたが、6号機特有の有利区間や出玉リミットといった規制の中で、かつての5号機のような一撃万枚を狙うのは難しい仕様となっていました。結果として、シリーズ過去作ほどの爆発的なヒットとはならなかったものの、6号機という新たな時代に「秘宝伝」の面白さをどう表現するかに挑戦した一台として、多くのファンの記憶に残っています。

機械割

クレアの秘宝伝～女神の夢と魔法の遺跡～

• 導入時期：2018/8
• AT搭載
• 秘宝ラッシュ: 1セット30G（純増約3.5枚/G）

ゲーム性の特徴と魅力

• シリーズ初のATスペックで新たな冒険へ
  本機は、A+RTタイプだった前作までからゲーム性を一新し、純増約3.5枚のAT「秘宝ラッシュ」で出玉を増やすスペックへと生まれ変わりました。通常時は主にチャンスゾーン（CZ）である「高確率」を経由してATを目指すという、シリーズファンには馴染み深い王道のゲームフローを採用しています。

• 自力で掴み取るチャンスゾーン「高確率」
  通常時のレア役などから突入する「高確率」は、15ゲーム継続するATの自力チャンスゾーンです。消化中の成立役に応じてATの当否がガチ抽選されており、己のヒキがATに直結する仕様。シリーズ伝統の手に汗握る興奮が、AT機として見事に再現されています。

• 大冒険への鍵を握る「クレア高確率」
  AT「秘宝ラッシュ」は1セット30Gのセット継続タイプ。その継続ジャッジの役割を担うのが、AT終了後に突入する「クレア高確率」です。ここを突破することでATがループしていくため、本機における最大の叩きどころ。ボーナスを絡めて「超高確率」へ昇格させることが、ロング継続への近道でした。

当時の評価

2020年に6号機として登場した「クレアの秘宝伝～女神の夢と魔法の遺跡～」は、A+RT機として絶大な人気を誇ったシリーズ初のAT機ということで、大きな注目を集めました。シリーズ伝統の「高確率」の自力感をAT機で再現したゲーム性は高く評価され、可愛らしいキャラクターと作り込まれた演出は多くのファンを魅了しました。しかし、6号機の規制の中で作られたAT機であったため、A+RT機ならではのボーナスとRTが絶妙に絡み合うゲーム性を好んでいたファンからは、物足りなさを指摘する声も聞かれました。結果として、過去作ほどのメガヒットとはならなかったものの、シリーズの新たな可能性に挑戦し、6号機時代にクレアの灯を繋いだ重要な一作として記憶されています。

機械割

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